Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

ULSグループ株式会社 (3798)

ULSグループは、顧客企業の競争優位性を支える戦略的IT投資領域に特化し、コンサルティング及び受託開発サービスを展開する。先端IT技術と独自のナレッジベース「ULBOK」を駆使し、顧客の意思決定を一貫して支援するビジネスモデルを構築。この高付加価値サービス領域で競合は存在しないと認識し、独自のポジションを確立する。DX需要の拡大を成長ドライバーとし、人的資本への大規模投資、M&A、先端技術の研究開発を推進する。 [本社]東京都中央区 [創業]2000年 [上場]2006年

1. 事業概要と競争優位性

ULSグループは、持株会社と連結子会社3社(ウルシステムズ、ピースミール・テクノロジー、アークウェイ)で構成され、顧客企業の競争優位性を支える戦略的IT投資領域でコンサルティング及び受託開発サービスを展開する。ウルシステムズは金融、情報通信、サービス、製造業向け、ピースミール・テクノロジーは地方自治体向け、アークウェイはサービス、製造、金融業向けにサービスを提供する。

当社グループの競争優位性は、高付加価値サービスへの特化と独自の組織知にある。顧客企業の競争優位性を支える「戦略的IT投資領域」において、デジタル・IT戦略立案支援、業務・システム変革支援、プロジェクトマネジメント支援、アジャイル開発等のサービスを展開する。この事業コンセプトに基づくコンサルティング事業の競合相手は、現在のところ存在しないと認識する。先端IT技術と独自のナレッジベース「ULBOK(ウルボック)」を駆使し、顧客本位のIT戦略立案とその実行を一貫して支援する。ULBOKは、コンサルティング過程で得られるナレッジやノウハウ、IT技術に関する知見を組織知として蓄積・適用し、組織として高品質な顧客意思決定支援体制を構築する。これは顧客にとって唯一無二のビジネスパートナーとなることを目指し、スイッチングコストを高める。最大の資産である人材への投資を最重要視し、優秀なエンジニアやコンサルタントを年間100-120名規模で継続採用し、ビジネスと先端IT技術に精通した“二刀流”人材の育成を進める。2025年3月31日現在、コンサルタントは合計610名在籍する。

2. 沿革ハイライト

2000年7月、ウルシステムズ株式会社を設立し、ナレッジベース・ソリューション事業を開始する。2003年12月、代表取締役漆原茂が筆頭株主となる。2006年2月、ジャスダック証券取引所に上場する。2010年2月、ピースミール・テクノロジー株式会社を連結子会社化する。2011年10月、株式会社イーシー・ワンと経営統合し、商号をULSグループ株式会社に変更、ウルシステムズ株式会社を連結子会社化する。2020年9月、株式会社アークウェイを子会社化する。2022年4月、東京証券取引所のスタンダード市場へ移行する。

3. 収益・成長

当社グループは、経常利益とその中長期的成長を最重要視する経営指標とする。事業ドメインである「戦略的IT投資領域」は、企業経営における戦略的IT投資の重要性増大とDXへの取り組み本格化を背景に、中長期的に堅調に拡大推移すると確信する。社会経済活動全体のデジタル化はAI等のデジタルイノベーション進展により加速し、DX需要は今後益々強くなると見込む。

成長ドライバーとして、コンサルティング事業を基軸としつつ、ソフトウェア開発や先端技術領域への積極投資を行う。Fintech、AI、クラウド、IoT等の先端IT技術の調査・研究及びその取り込み・適用を積極的に進める。研究開発活動として、人的資本を軸とした新たなコンサルティングサービス・人材育成サービスの開発、ソフトウェアアーキテクチャ・プラットフォーム構築ニーズ対応技術動向調査、AI活用検証・設計を実施する。当連結会計年度の研究開発費は125百万円である。外部企業とのアライアンスやM&A、将来有望な先端技術やシナジーの高い事業体への投資を果断に実施し、コンサルティング事業の供給能力強化と高付加価値化を実現する。人的資本への大規模投資として、優秀なエンジニアやコンサルタントを年間100-120名規模で継続採用し、“二刀流”人材の育成を進め、グループ全体で1,000名-1,500名程度での事業活動を想定する。

4. 財務健全性

当社グループは、強固な財務基盤を維持する。2025年3月31日現在、現金及び現金同等物は7,137百万円、有利子負債は0百万円であり、実質無借金経営を継続する。設備投資の所要資金は自己資金で賄う。総資産は13,570百万円、純資産は10,479百万円である。

5. 株主還元

当社グループは、日本のIT産業の健全な発展に貢献するとともに、株主・投資家へ積極的に利益還元することを経営の基本方針とする。最重要視する経営指標である経常利益の中長期的成長を追求し、利益配分の源泉を確保する。2025年3月期の年間配当金は60円である。

6. 注目ポイント

当社グループは、顧客企業の競争優位性を支える「戦略的IT投資領域」というニッチかつ高付加価値な市場に特化し、独自の「ULBOK」と優秀な人材を競争優位性の源泉とする。競合不在と認識するこの領域で、DX需要の拡大を背景に持続的な成長を目指す。人的資本への大規模投資、先端技術の研究開発、M&A戦略を通じて、事業拡大と高付加価値化を推進する方針である。無借金経営と潤沢なキャッシュを背景に、今後の成長投資を積極的に実行する余地を持つ。一方で、IT技術の急速な進歩への対応、優秀な人材の確保と育成、大規模プロジェクトのリスク管理体制の強化、代表取締役への依存度は、持続的成長に向けた重要な課題である。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W1JI | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
3.1B 1.7倍 0.3倍 0.1% 499.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 13.2B 10.4B 8.5B
営業利益 2.6B 1.8B 1.7B
純利益 1.6B 1.1B 1.2B
EPS 297.4 205.8 224.6
BPS 1,780.2 1,526.9 1,365.6

大株主

株主名持株比率
漆原 茂0.46%
高橋 敬一0.05%
株式会社インテック0.04%
ULSグループ従業員持株会0.04%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.03%
JP MORGAN CHASE BANK 385632 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.02%
GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)0.02%
野村信託銀行株式会社(投信口)0.02%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.02%
NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE NON TREATY CLIENTS ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店)0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-04-25高橋敬一 5.14%(0.06%)
2022-08-03ユービーエス・エイ・ジー 4.99%(0.02%)
2022-04-21ユービーエス・エイ・ジー 5.01%+0.01%
2022-04-06ユービーエス・エイ・ジー 5.00%(0.02%)
2022-03-23ユービーエス・エイ・ジー 5.02%(4.97%)
2022-03-04ユービーエス・エイ・ジー 9.99%+4.63%
2022-02-24TIS株式会社 4.82%(1.03%)
2022-02-16TIS株式会社 7.30%+7.30%
2022-02-16TIS株式会社 7.25%(0.05%)
2022-02-16TIS株式会社 6.05%(1.20%)
2022-02-16TIS株式会社 6.01%(0.04%)
2022-02-16TIS株式会社 6.00%(0.01%)
2022-02-16TIS株式会社 5.85%(0.15%)
2022-02-16TIS株式会社 4.82%(1.03%)
2022-02-10ユービーエス・エイ・ジー 5.36%(4.64%)
2022-02-09ユービーエス・エイ・ジー 10.00%--
2022-02-07ユービーエス・エイ・ジー 10.00%+2.44%
2022-02-04ユービーエス・エイ・ジー 7.56%+2.56%
2022-01-20ユービーエス・エイ・ジー 5.00%--
2022-01-07ユービーエス・エイ・ジー 5.00%+1.00%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2025-11-07TDNet決算ULSグループ2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)699-6.15%
2025-08-27TDNet業績修正ULSグループ株式分割、定款の一部変更及び配当予想の修正並びに新株予約権の権利行使価額の調整に関するお知らせ7,310+2.46%
2025-04-25EDINET大量保有高橋敬一大量保有 5.14%4,760+4.20%
2022-08-03EDINET大量保有ユービーエス・エイ・ジー大量保有 4.99%
2022-04-21EDINET大量保有ユービーエス・エイ・ジー大量保有 5.01%
2022-04-06EDINET大量保有ユービーエス・エイ・ジー大量保有 5.0%
2022-03-23EDINET大量保有ユービーエス・エイ・ジー大量保有 5.02%
2022-03-04EDINET大量保有ユービーエス・エイ・ジー大量保有 9.99%
2022-02-24EDINET大量保有TIS株式会社大量保有 4.82%
2022-02-16EDINET大量保有TIS株式会社大量保有 7.3%
2022-02-16EDINET大量保有TIS株式会社大量保有 7.25%
2022-02-16EDINET大量保有TIS株式会社大量保有 6.05%
2022-02-16EDINET大量保有TIS株式会社大量保有 6.01%
2022-02-16EDINET大量保有TIS株式会社大量保有 6.0%
2022-02-16EDINET大量保有TIS株式会社大量保有 5.85%
2022-02-16EDINET大量保有TIS株式会社大量保有 4.82%
2022-02-10EDINET大量保有ユービーエス・エイ・ジー大量保有 5.36%
2022-02-09EDINET大量保有ユービーエス・エイ・ジー大量保有 10.0%
2022-02-07EDINET大量保有ユービーエス・エイ・ジー大量保有 10.0%
2022-02-04EDINET大量保有ユービーエス・エイ・ジー大量保有 7.56%