Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

データセクション株式会社 (3905)

データセクションは、自然言語処理、画像・動画解析、音声解析等のデータ分析技術を強みとし、SaaS、リサーチコンサルティング、ソリューションを展開する。主力SaaS「FollowUP」は小売店支援ツールとして海外展開を加速し、中南米で競合を子会社化する。新規事業のAIデータセンター事業では自社開発AIクラウドスタック『TAIZA』をローンチし、急成長するグローバルAI市場を成長ドライバーとする。SaaSと継続的なコンサルティングでストック型収益を構築する。 [本社]東京都渋谷区 [創業]2000年 [上場]2014年

1. 事業概要と競争優位性

データセクションは、「テクノロジーで実社会に変革をもたらし、新しい暮らしをつくりあげる」をミッションに、自然言語処理、画像・動画解析、音声解析等のデータ分析技術を強みとする。事業は「SaaS」「リサーチコンサルティング」「ソリューション」「AIデータセンター事業」で構成する。

SaaS事業では、小売店支援ツール「FollowUP」が中核サービスであり、入店客行動分析を通じて販売パフォーマンス向上を支援する。ソーシャル・ビッグデータ分析ツール「Insight Intelligence」等も提供し、ストック型収益モデルを形成する。リサーチコンサルティング事業は、アナリストによるソーシャルメディアデータ分析・コンサルティングを提供し、継続的な売上を期待できる。ソリューション事業は、顧客データとAI技術・ソーシャルメディアデータを組み合わせたシステム受託開発を行う。

新規事業のAIデータセンター事業は2024年3月に開始し、AIクラウドスタック『TAIZA』の開発・提供、AIデータセンタープラットフォーム提供、運営、投資、AI向けGPU販売を展開する。2025年3月には自社開発のAIクラウドスタック『TAIZA』を正式ローンチした。

競争優位性は、グローバルネットワーク、AI分野の知見、データ解析技術、エンジニアリング力、ソリューション力を源泉とする。自社開発AIクラウドスタック『TAIZA』は技術的優位性を確立する。SaaSモデルと継続的なコンサルティングサービスは顧客ロックイン構造を形成し、安定的な収益基盤を支える。海外子会社6社を有し、世界20か国以上へ自社プロダクトを展開するグローバルネットワークも強みである。

2. 沿革ハイライト

2000年7月、データ分析技術による実社会変革を目指し設立。2010年1月、SaaS型「Insight Intelligence」をリリース。2014年12月、東京証券取引所マザーズに上場。2018年7月、小売店支援ツール「FollowUP」の日本事業を譲受。2019年12月、Jach Technology SpAを子会社化し「FollowUP」の海外展開を開始。2021年9月には中南米の競合Inteligenxia S.A.を子会社化し、中南米での事業展開を加速する。2024年3月、AIデータセンター事業を開始し、2025年3月には自社開発AIクラウドスタック『TAIZA』を正式ローンチした。

3. 収益・成長

AI市場の急速な拡大を成長ドライバーとする。国内AIビジネス市場は2027年度に1兆9,787億円、グローバルAI市場は生成AI用途拡大と社会実装進展により加速度的な成長が見込まれる。AIデータセンター領域では、AIモデルのトレーニングに必要な計算能力が約6ヶ月毎に倍増し、AIデータセンターやAIクラウドスタックへの需要が高まる。南米スマートリテールデバイス市場は2027年までに26億6,920万米ドルに成長すると予測され、小売DX推進が需要を牽引する。国内リテールテック市場は2030年に5,553億円、流通/小売DX市場は2030年度に1,852億円と予測され、既存事業の成長余地も大きい。M&A戦略も成長ドライバーであり、事業シナジーのある企業の子会社化や業務提携を積極的に展開する。

2025年3月期の売上高は2,942,635千円、営業利益は496,001千円、純利益は654,991千円を計上する。

4. 財務健全性

2025年3月期末の総資産は4,593,971千円、純資産は2,400,153千円である。現金及び現金同等物は505,038千円、有利子負債は1,370,117千円を計上する。営業活動によるキャッシュ・フローは83,408千円、投資活動によるキャッシュ・フローは1,192,735千円である。当連結会計年度の設備投資総額は1,021百万円であり、ソフトウエア開発に927百万円を投じた。

5. 株主還元

提供された財務データには、年間の配当金(annual_dividend)の記載がない。

6. 注目ポイント

AIデータセンター事業の早期収益化を戦略的コア事業として推進し、グローバルネットワークを活用した営業活動と台湾サプライヤー等との連携を深化させる。既存事業では、技術力・開発力・提案力の強化、自社プロダクト開発、事業間シナジー、M&A・業務提携を通じて継続的な成長を図る。人材確保・育成、コーポレート・ガバナンス強化も重要課題である。

事業リスクとして、AI技術の急速な進化、顧客ニーズの変化、地政学リスク、半導体不足、為替リスク、法令規制、知的財産権、システム障害等が挙げられる。新株予約権による株式価値希薄化リスク(潜在株式数6,354,400株、発行済株式総数の35.7%)も存在する。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100W8TM | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
182.8B 103.5倍 9.8倍 0.0% 6,140.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 162.2B 33.6B 37.3B
営業利益 24.8B 3.5B 3.5B
純利益 8.7B 2.8B 1.9B
EPS 115.5 59.3
BPS 625.4

大株主

株主名持株比率
FIRST PLUS FINANCIAL HOLDINGS PTE. LTD.0.13%
KDDI株式会社0.12%
東海東京証券株式会社0.08%
INTERACTIVE BROKERS LLC0.06%
日本生命保険相互会社0.04%
CITIC SECURITIES BROKERAGE (HK) LIMITED AC CLIENT0.04%
BNP PARIBAS PARIS/2S/JASDEC/STONEX FINANCIAL INC CLIENTS/BACKTOBACK0.03%
株式会社アルム0.03%
株式会社バルクホールディングス0.03%
PHILLIP SECURITIES (HONG KONG) LIMITED0.03%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-05-29アースエレメンツ・キャピタル株式会社 20.92
2026-05-29FIRST PLUS FINANCIAL HOLDINGS  65.95
2026-03-11杉原 行洋 1.0
2026-03-11杉原 行洋 1.0
2025-11-25FIRST PLUS FINANCIAL HOLDINGS  70.6
2025-11-25アースエレメンツ・キャピタル株式会社 25.48
2025-11-13アースエレメンツ・キャピタル株式会社 17.13
2025-11-13FIRST PLUS FINANCIAL HOLDINGS  70.6
2025-10-31アースエレメンツ・キャピタル株式会社 6.31
2025-10-31FIRST PLUS FINANCIAL HOLDINGS  70.6
2025-10-31FIRST PLUS FINANCIAL HOLDINGS  70.6
2025-10-24FIRST PLUS FINANCIAL HOLDINGS  70.6
2025-10-24FIRST PLUS FINANCIAL HOLDINGS  19.91
2025-10-07日本生命保険相互会社
2025-10-06KDDI株式会社 3.7
2025-10-03杉原 行洋 21.14
2025-10-03KDDI株式会社 5.08
2025-10-03KDDI株式会社 6.17
2025-10-03KDDI株式会社 7.51
2025-10-03KDDI株式会社 9.5

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-05-29TDNetHolding change by アースエレメンツ・キャピタル株式会社
2026-05-29TDNetHolding change by FIRST PLUS FINANCIAL HOLDINGS PT
2026-05-28TDNet(訂正・数値データ訂正)「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正に関するお知らせ
2026-03-11TDNetHolding change by 杉原 行洋
2026-03-11TDNetHolding change by 杉原 行洋
2026-03-02TDNet当社に対する訴訟提起に関するお知らせ
2026-02-16TDNetearnings: 2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2026-02-16TDNet2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2026-02-16TDNet営業外費用(為替差損)の計上に関するお知らせ
2026-01-06TDNet業績予想の修正に関するお知らせ
2026-01-06TDNet(開示事項の変更)大口受注に関するお知らせ
2026-01-06TDNet(開示事項の変更)英国CUDO社との資本提携(子会社化)に向けた基本合意及び合弁会社(子会社)設立に
2026-01-06TDNetforecast_revision: 業績予想の修正に関するお知らせ
2025-12-19TDNet(開示事項の変更)大口受注に関するお知らせ
2025-12-11TDNet固定資産(NVIDIA製B300を搭載したGPUサーバー)の取得に関するお知らせ
2025-12-01TDNet(開示事項の経過)大口受注に関するお知らせ
2025-11-28TDNet業績予想の修正に関するお知らせ
2025-11-28TDNetforecast_revision: 業績予想の修正に関するお知らせ
2025-11-27TDNetその他の関係会社の異動に関するお知らせ
2025-11-25TDNetHolding change by アースエレメンツ・キャピタル株式会社