Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

JIG-SAW株式会社 (3914)

JIG-SAWは、独自のOS開発・信号制御技術を基盤に、自動検知・自動制御(A&A)をコアコンセプトとするデータコントロール事業を展開する。主力はロボット型自動運用プラットフォーム「puzzle」によるシステムマネジメントと、国内外特許取得のIoTエンジン「NEQTO」によるIoT向け各種サービス。これらは継続月額課金・サブスクリプションモデルで収益を確保し、解約率の低さを推進する。トリプル拠点での24時間365日運用体制が強み。IoT・生成AI市場の拡大を成長ドライバーとし、再生医療、自動運転、金融分野への応用、グローバル展開を推進する。 [本社]東京都中央区 [創業]2001年 [上場]2015年

1. 事業概要と競争優位性

JIG-SAWは、OS開発・信号制御技術を基盤に、自動検知&自動制御(A&A)をコアコンセプトとするデータコントロール事業を展開する。事業は単一セグメントであり、「システムマネジメント」と「IoT向け各種サービス」が主軸である。

システムマネジメントでは、独自開発のロボット型自動運用プラットフォーム「puzzle」を基盤に、各種サーバやIoTデバイス、ネットワーク機器の自動監視・運用等を提供する。収益源は初期費用と継続月額課金モデルの月額費用である。「puzzle」は既存商用ツールでは困難な自動制御機能やシステム可視化を実現するオリジナルツールであり、柔軟な機能拡張が可能である。クラウドセキュリティサービス「Safing」はSaaSモデルでマルチクラウドに対応し、「JIG-SAW PRIME」はAWSマネージドサービスプロバイダープログラム認定を取得する。運用は札幌と北米トロントのトリプル拠点体制で24時間365日行い、高い耐久性とセキュリティ、BCP対応を構築する。

IoT向け各種サービスでは、独自の基盤コア技術をベースに、IoTエンジン「NEQTO」により組込みマイクロプロセッサ向けエンジン提供からマシンの安全管理まで包括的なIoTソリューションをサブスクリプションモデルで提供する。「NEQTO」はエッジからクラウドまでIoTに必要な制御機能を統合パッケージ化し、信号制御・通信制御技術をベースに豊富な開発実績を持ち、主要技術は国内外で特許を取得する。

競争優位性(Moat)は、独自の基盤コア技術と「puzzle」「NEQTO」の国内外特許に裏打ちされた技術的優位性である。ビジネスモデルの質は、継続月額課金・サブスクリプションモデルによるストック型収益であり、高いスイッチングコストと顧客ロックイン構造を形成し、解約率の低さを推進する。参入障壁は、トリプル拠点での24時間365日運用体制を支えるインフラ投資とノウハウ蓄積である。ロードローラーにおける「業界標準の自動運転・自動操縦ソフトウエアの開発」を目指す。

2. 沿革ハイライト

2001年11月、アイピー・テレコム㈱として設立され、Linux OS開発を開始する。2008年8月、ジグソー㈱に商号変更し、運用サービス事業を開始。2014年6月、自動運用プラットフォーム「puzzle」をリリースする。2015年4月、東証マザーズ(現 グロース市場)に上場。同年6月、IoTデータコントロールサービスを提供開始。2017年1月、再生医療分野「NEW VISION」プロジェクトを開始し、関連特許を国内外で取得する。2018年7月、IoTエンジン「NEQTO」のサービス提供を開始し、関連特許を国内外で取得する。2019年1月には米国、2月にはカナダに子会社を設立しグローバル展開を加速。2024年1月、SBIセキュリティ・ソリューションズとの合弁会社SBI JIG-SAWモダナイゼーションズを設立し、金融分野のグローバル展開を推進する。

3. 収益・成長

JIG-SAWの収益モデルは、システムマネジメントの継続月額課金とIoTサービスのサブスクリプションモデルが中心であり、安定的なストック型収益基盤を形成する。

最新期の売上高は3,472,875千円、営業利益は556,625千円、純利益は478,732千円である。

成長ドライバーとして、IoT市場及び生成AI市場のさらなる拡大を予測し、「デジタルユニバースの時代」の中心に位置することを目指す。IoEやIoAといった新領域への展開を見据える。新市場・新製品開発では、再生医療分野「NEW VISION」プロジェクト、ロードローラーにおける「自動運転ローラ(ARMs)」の受注開始、IoTデータAIコントロールサービス(neqto.ai)の拡大、クラウドセキュリティサービス「Safing」やクラウド包括支援サービス「JIG-SAW PRIME」が成長を牽引する。グローバル展開も重要な成長戦略であり、米国・カナダ子会社やSBIとの合弁会社を通じて金融分野を含むグローバル市場をターゲットとする。当連結会計年度の研究開発費は208,192千円である。

4. 財務健全性

2024年12月31日時点の財務データによると、現金及び現金同等物は1,987,268千円、有利子負債は450,002千円である。総資産は4,855,417千円、純資産は3,153,557千円である。営業キャッシュ・フローは618,820千円、投資キャッシュ・フローは540,548千円であり、事業活動によるキャッシュ創出能力を持つ。当連結会計年度の設備投資総額は575,897千円であり、本社移転に伴う敷金保証金及び有形固定資産の取得が主な内容である。

5. 株主還元

提供された財務データには、年間配当(annual_dividend)の記載がない。

6. 注目ポイント

JIG-SAWは、独自の基盤コア技術と国内外特許に裏打ちされた自動検知・自動制御(A&A)技術を核に、システムマネジメントとIoTデータコントロールを展開する。継続月額課金・サブスクリプションモデルによるストック型収益は、高い顧客ロックイン効果と安定的な収益基盤を構築する。トリプル拠点での24時間365日運用体制は、大規模なインフラ投資とノウハウ蓄積を伴う参入障壁となる。IoT・生成AI市場の拡大を成長ドライバーとし、再生医療、自動運転、金融といった多様な新分野への応用展開を積極的に進める。生成AI専門部隊の組織化やIoTデータAIコントロールサービス「neqto.ai」のグローバル展開は、将来の成長ドライバーとして注目される。

出典: 有価証券報告書 (2024-12) doc_id=S100VHMW | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
15.8B 32.5倍 5.1倍 2,340.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 3.5B 3.2B 3.1B
営業利益 557M 625M 580M
純利益 479M 460M 408M
EPS 72.1 69.4 61.6
BPS 459.6 381.2 335.7

大株主

株主名持株比率
UNION BANCAIRE PRIVEE(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.17%
山川 真考0.14%
DEUTSCHE BANK AG, SINGAPORE A/C CLIENTS (TREATY)(常任代理人 株式会社みずほ銀行)0.07%
斉藤 誠0.05%
DAIWA CM SINGAPORE LTD (TRUST A/C)(常任代理人 大和証券株式会社)0.03%
田中 龍平0.02%
PBG CLIENTS SG(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ)0.02%
水谷 量材0.02%
斉藤 享子0.01%
BANK JULIUS BAER AND CO. LTD. SINGAPORE CLIENTS(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-04-22山川 真考 13.70%(0.36%)
2023-08-30山川 真考 14.06%(1.08%)
2023-02-14江見 由希子 16.26%+11.26%
2023-02-14江見 由希子 0.00%(17.21%)
2021-04-23斉藤 誠 1.42%(0.15%)
2021-04-20斉藤 誠 6.81%(0.09%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-02-02TDNetその他G-JIG-SAW2025年12月期 決算補足説明資料2,696-1.82%
2026-02-02TDNet決算G-JIG-SAW2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)2,696-1.82%
2025-11-04TDNet決算G-JIG-SAW2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)3,470+1.15%
2025-08-04TDNet決算G-JIG-SAW2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)2,743-8.31%
2025-04-22EDINET大量保有山川 真考大量保有 13.7%2,904+0.17%
2023-08-30EDINET大量保有山川 真考大量保有 14.06%
2023-02-14EDINET大量保有江見 由希子大量保有 16.26%
2023-02-14EDINET大量保有江見 由希子変更
2021-04-23EDINET大量保有斉藤 誠大量保有 1.42%
2021-04-20EDINET大量保有斉藤 誠大量保有 6.81%