Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

ソーシャルワイヤー株式会社 (3929)

ソーシャルワイヤーはデジタルPR事業を展開する。インフルエンサーPR「Find Model」は1.1万人のインフルエンサーと3.6億フォロワーのリーチ、1.6万件超の実績を持つ。リリース配信「@Press」はAIと専任担当者による校正・メディア選定で1万メディアへ配信し、サブスク型も提供。クリッピング「@クリッピング」は新聞・雑誌の調査範囲が業界最多。リスクチェック「RISK EYES」は社会需要増で大幅増収。生成AI活用で競争力強化を図る。 [本社]東京都中央区 [創業]2006年 [上場]2015年

1. 事業概要と競争優位性

ソーシャルワイヤーはデジタルPR事業を主軸とし、インフルエンサーPR、リリース配信代行、クリッピング、リスクチェックの4サービスを展開する。当連結会計年度からデジタルPR事業の単一セグメントに経営資源を集中する。

インフルエンサーPR「Find Model」はInstagram中心のインフルエンサーマーケティングを提供。約1.1万人のインフルエンサーネットワーク(総リーチ数3.6億以上、2025年3月時点)と1.6万件超の実績が強みとなる。サブスク型「Find Model Circle」も提供し、収益基盤強化を図る。

リリース配信「@Press」はAIと専任担当者による校正・メディア選定で1万メディアへ最適配信する。生成AI活用による記事化率向上を追求し、親会社ジーニーからの技術提供でSEO効果を高める。サブスク型メニューも有し、広範なメディアリレーションとAI技術が強みとなる。

クリッピング「@クリッピング」は新聞・雑誌・WEB・SNSメディアの掲載調査を提供。新聞・雑誌の調査範囲は国内クリッピングサービス売上大手5社と比較して「業界最多」であり、ニッチ市場で支配的地位を確立する。

リスクチェック「RISK EYES」は、クリッピングのインフラを活用した取引先リスクチェックツールを提供し、社会需要増で大幅増収を達成する。

法的規制がなく新規参入が比較的容易なサービス分野であるが、メディアリレーション強化、専属スタッフによる顧客対応、顧客配信履歴分析、生成AI活用により競争力維持・向上を図る。

2. 沿革ハイライト

2006年9月に未来予想株式会社として設立し、2012年1月にソーシャルワイヤー株式会社に社名変更する。2008年2月にプレスリリース配信サービス「@Press」、2012年10月にクリッピングサービス「@クリッピング」、2018年5月にインフルエンサーPR「Find Model」の運営を開始する。2015年12月に東京証券取引所マザーズに株式を上場する。2023年以降、国内・海外シェアオフィス事業やクラウド翻訳事業を譲渡し、デジタルPR事業への経営資源集中を進める。2024年7月には株式会社ジーニーの子会社となり、ジーニーグループ傘下に入る。

3. 収益・成長

同社は「付加価値の追求による企業価値の向上」を経営方針とし、継続顧客数及び顧客単価を重視する高付加価値経営を推進する。中期テーマ「ソーシャル時代のPRリーダーへ」を掲げ、技術優位性確保、M&A活用による高成長、生成AI導入による生産性・効率性・利益率向上を目指す。

インフルエンサーPR市場は2024年860億円、2029年には2.1兆円に達すると予測される成長市場であり、主要な成長ドライバーとなる。サブスク型「Find Model Circle」提供やリリース配信とのクロスセル増大により、収益基盤強化を図る。「@Press」は親会社ジーニーからの技術提供でSEO効果が向上し、メディアサイト品質向上によるPV数増加と月額契約増加、インフルエンサーPRとの連携・融合を推進する。メディアリスニングサービスでは、クリッピングにSNS対応のソーシャルリスニング機能を実装し、リスクチェックは社会需要増で大幅増収を達成する。これらサービスへの生成AI活用による効率化と品質向上も成長を後押しする。M&Aを積極的に活用し、事業領域拡大と業績向上を図る方針である。

親会社ジーニーとの資本業務提携効果により、連結営業利益は期初計画に対し36%増益となった。

4. 財務健全性

2025年3月期末の現金及び現金同等物は1,411,601千円、有利子負債は194,201千円であり、ネットキャッシュポジションを維持する。総資産は2,521,321千円、純資産は1,575,456千円である。

5. 株主還元

提供テキストに株主還元に関する具体的な記載はない。

6. 注目ポイント

親会社ジーニーの子会社化(2024年7月)により、ジーニーグループからの技術提供や人材交流を通じたシナジー創出を期待する。デジタルPR事業への経営資源集中を完了し、収益率の高い事業への再編が図られた。インフルエンサーマーケティング市場の成長性、リスクチェックサービスの需要拡大を背景に、生成AIを積極的に活用したサービス強化と効率化を推進する戦略は、今後の成長性を左右する重要な要素となる。M&Aを成長戦略の柱の一つとしており、事業拡大に寄与する可能性がある。一方で、新規参入の容易性、AI技術革新対応、システム障害、情報管理、メディア・インフルエンサー関係維持、新規事業・M&Aの不確実性といった事業リスクも存在する。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
3.8B 19.2倍 2.4倍 317.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 2.9B 3.7B 4.8B
営業利益 137M -3M -212M
純利益 170M -146M -877M
EPS 16.5 -24.5 -146.8
BPS 131.8 13.1 32.9

大株主

株主名持株比率
株式会社ジーニー0.49%
矢田 峰之0.10%
佐藤 幹雄0.03%
ユナイテッド株式会社0.03%
加藤 順彦 (常任代理人 みずほ銀行 決済営業部)0.03%
庄子 素史0.01%
吉岡 裕之0.01%
山田 栄作0.01%
荻巣 知子0.01%
藤原 直美(戸籍名:川副 直美)0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-02-27矢田 峰之 58.31%(0.55%)
2026-02-26矢田 峰之 58.31%(0.55%)
2024-07-03矢田 峰之 58.86%+37.89%
2024-07-03株式会社ジーニー 58.86%+55.86%
2024-07-02株式会社ジーニー 58.86%+55.86%
2024-05-01矢田 峰之 20.97%--
2024-03-21ユナイテッド株式会社 5.18%(1.95%)
2024-03-14ユナイテッド株式会社 5.18%(1.95%)
2023-11-16矢田 峰之 20.97%(0.81%)
2023-09-22矢田 峰之 20.97%(0.81%)
2021-04-06三井住友DSアセットマネジメント株式会社 4.18%(1.23%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-16TDNetその他G-ソーシャルワイヤ収益構造改革の実施予定に関するお知らせ307+2.61%
2026-02-27EDINET大量保有矢田 峰之大量保有 58.31%309+0.65%
2026-02-26EDINET大量保有矢田 峰之大量保有 58.31%309+0.00%
2026-02-24TDNetその他G-ソーシャルワイヤ主要株主の異動に関するお知らせ325-0.62%
2025-09-16TDNetその他G-ソーシャルワイヤ連結子会社の異動(持分法適用関連会社化)に関するお知らせ275-1.45%
2025-08-29TDNetM&AG-ソーシャルワイヤ株式会社iHackの株式取得(完全子会社化)に関するお知らせ252+15.48%
2025-08-12TDNet決算G-ソーシャルワイヤ2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)266-3.76%
2025-08-12TDNetIRG-ソーシャルワイヤ2026年3月期 第1四半期業績概要(決算説明資料)266-3.76%
2025-06-25TDNetその他G-ソーシャルワイヤ支配株主等に関する事項について240+2.08%
2024-07-03EDINET大量保有矢田 峰之大量保有 58.86%
2024-07-03EDINET大量保有株式会社ジーニー大量保有 58.86%
2024-07-02EDINET大量保有株式会社ジーニー大量保有 58.86%
2024-05-01EDINET大量保有矢田 峰之大量保有 20.97%
2024-03-21EDINET大量保有ユナイテッド株式会社大量保有 5.18%
2024-03-14EDINET大量保有ユナイテッド株式会社大量保有 5.18%
2023-11-16EDINET大量保有矢田 峰之大量保有 20.97%
2023-09-22EDINET大量保有矢田 峰之大量保有 20.97%
2021-04-06EDINET大量保有三井住友DSアセットマネジメント株式会社大量保有 4.18%