Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

大村紙業株式会社 (3953)

大村紙業は、段ボールシート、段ボールケース、ラベル等の紙器・梱包資材の製造販売を主力とする。東北から関西まで13拠点を展開し、小ロット・多品種生産・短納期を武器に地域密着型経営を推進する。これにより、多様なユーザーニーズに迅速に対応し、高い信頼を獲得する競争優位性を確立する。日本工業規格表示許可工場であり、ISO9001認証を取得する。包装設計デザイン研究所と連携し、デザイン提案による受注増を図る。無借金経営を維持する。 [本社]神奈川県茅ヶ崎市 [創業]1965年 [上場]1995年

1. 事業概要と競争優位性

大村紙業は、段ボールシート、段ボールケース、ラベル等の紙器・梱包資材の製造販売を単一セグメントで展開する。主要品目の売上高構成比は、ケースが65.5%、シートが16.8%、ラベルが3.3%(2025年3月期)を占める。

経営戦略は、小ロット・多品種生産・短納期を武器に、多様化するユーザーニーズに対応することに重点を置く。東北から関西まで13箇所の生産拠点を展開し、地域密着型の経営により迅速なサービス提供を可能にする。これにより、機動力に富んだメーカーとして高い信頼を獲得し、顧客のスイッチングコストを高め、安定的な顧客基盤を構築する競争優位性を確立する。多拠点展開、ノウハウ蓄積、地域密着型経営は新規参入障壁として機能する。品質管理体制として、日本工業規格表示許可工場であり、ISO9001認証を取得する。包装設計デザイン研究所を新設し、デザイン提案を通じて受注量の増加を図る。

2. 沿革ハイライト

大村紙業は1965年3月、神奈川県茅ヶ崎市に段ボールケース製造販売を目的として設立された。1973年に日本工業規格表示許可工場となる。1974年以降、全国に生産拠点を拡大し、1984年には段ボール原紙製造、1992年にはラベル製造を開始する。1995年2月に株式を店頭登録し、2004年12月ジャスダック上場。2001年には日東段ボールより営業権を譲受け、2006年には包装設計デザイン研究所を新設。2022年4月には東証スタンダード市場へ移行した。

3. 収益・成長

当社は企業価値増大のため、売上高経常利益率5%以上を経営目標とする。経営環境は、原材料価格高止まり、人件費・運送費の上昇、金利・為替の変動等により厳しい状況が続く。販売価格競争は激しく、原材料高騰を製品価格へ転嫁することが困難な業態である。

このような環境下、当社は「地域密着型の工場展開による迅速なサービス」の強化、データ分析活用と原価の徹底見直し、従業員教育の強化を推し進め、利益確保に努める。販売イベントや包装設計デザイン研究所と連携したデザイン提案により、受注量の増加と売上高増進を図ることを成長ドライバーとする。

2025年3月期の売上高は5,939,115千円、経常利益は283,520千円、純利益は109,789千円を計上する。

4. 財務健全性

財務状況は極めて健全である。2025年3月31日現在、有利子負債は0円であり、無借金経営を維持する。自己資本比率は2025年3月期で70.96%と高い水準を維持する。

キャッシュ・フローでは、2025年3月期に営業活動によるキャッシュ・フロー148,545千円、投資活動によるキャッシュ・フロー82,620千円を計上する。当事業年度の設備投資は、機械装置や車両運搬具の入替等により総額75百万円であった。

5. 株主還元

当社は株主への利益還元を重視する。年間配当金は、2025年3月期に50.0円、2024年3月期に30.0円、2023年3月期に10.0円と推移する。

6. 注目ポイント

大村紙業の注目ポイントは、地域密着型の多拠点展開による顧客ニーズへのきめ細やかな対応力と、小ロット・多品種・短納期戦略の確立である。これにより、顧客との強固な関係性を築き、高いスイッチングコストを創出する。包装設計デザイン研究所を通じたデザイン提案は、製品の付加価値を高め、競争激しい市場での差別化を図る重要な成長ドライバーとなる。無借金経営と高い自己資本比率による財務安定性は、厳しい経営環境下での事業継続性を担保する。原材料価格変動や販売価格競争の激化は継続的なリスク要因であり、原価見直しや効率化が重要となる。特定の人物への依存度リスクには、知識・技術継承と権限委譲で対応する。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W5XF | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
2.9B 0.6倍 0.1% 817.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 5.9B 5.7B 5.4B
営業利益 274M 342M 269M
純利益 -110M 249M 26M
EPS -30.8 69.8 7.2
BPS 1,370.2 1,429.4 1,361.5

大株主

株主名持株比率
サンオオムラ株式会社0.30%
大村 日出雄0.11%
大村 八重子0.05%
大村紙業社員持株会0.03%
大村紙業取引持株会0.03%
株式会社横浜銀行0.03%
大村 慶子0.02%
古川 正芳0.02%
株式会社みずほ銀行0.02%
牧山 光人0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-03-24大村 日出雄 45.99%(4.97%)
2024-03-25大村 日出雄 50.96%(4.97%)
2023-02-14大村 日出雄 55.93%+15.15%
2022-04-11大村 日出雄 40.78%(25.60%)
2022-03-15大村 日出雄 66.67%--
2022-03-15大村 日出雄 66.67%--
2022-03-15大村 日出雄 67.53%+0.86%
2022-03-15大村 日出雄 68.28%+0.75%
2022-03-15大村 日出雄 68.28%--
2022-03-15大村 日出雄 66.38%(1.90%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2025-08-12TDNet決算大村紙業2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)816-1.35%
2025-06-23TDNet人事大村紙業取締役会長の逝去及び役員の異動に関するお知らせ(訃報)742+0.00%
2025-06-23TDNetその他大村紙業主要株主及び支配株主等の異動に関するお知らせ742+0.00%
2025-03-24EDINET大量保有大村 日出雄大量保有 45.99%872+0.34%
2024-03-25EDINET大量保有大村 日出雄大量保有 50.96%
2023-02-14EDINET大量保有大村 日出雄大量保有 55.93%
2022-04-11EDINET大量保有大村 日出雄大量保有 40.78%
2022-03-15EDINET大量保有大村 日出雄大量保有 66.67%
2022-03-15EDINET大量保有大村 日出雄大量保有 66.67%
2022-03-15EDINET大量保有大村 日出雄大量保有 67.53%
2022-03-15EDINET大量保有大村 日出雄大量保有 68.28%
2022-03-15EDINET大量保有大村 日出雄大量保有 68.28%
2022-03-15EDINET大量保有大村 日出雄大量保有 66.38%