Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社オロ (3983)

株式会社オロは、クラウドERP「ZAC」をSaaS型で提供するクラウドソリューション事業と、デジタルマーケティング支援を行うマーケティングソリューション事業を展開する。ZACは「パラメータ設計」により多様な業種・商習慣に個別開発なしで対応し、ユーザー集合知で機能強化する。両事業で企業のデジタルシフトをトータル支援し、海外子会社を活用した海外・インバウンド支援に強みを持つ。 [本社]東京都目黒区 [創業]1999年 [上場]2017年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社オログループは、クラウドソリューション事業とマーケティングソリューション事業を展開し、企業のデジタルシフトを支援する。

クラウドソリューション事業は、クラウドERP「ZAC」及び「Reforma PSA」の開発・販売を中心とする。主力製品「ZAC」は「パラメータ設計」により多様な業種・商習慣に個別開発なしで対応し、ユーザー集合知で機能強化される。プロジェクト型ビジネス・知的労働サービス業が主なターゲットである。2023年1月1日より「ZAC」のライセンス販売形態をSaaS型契約に一本化し、中長期での収益力強化を図る。ストック型収益モデルへの移行である。

マーケティングソリューション事業は、デジタルマーケティング支援、ウェブ制作・開発を一気通貫で提供する。大規模サイト運用チームを配置し、東南アジア・中国の連結子会社を活用した海外進出・インバウンド集客支援に強みを持つ。クライアントのマーケティング戦略を実行する「エグゼキューションカンパニー」として、コミュニケーション設計と実行支援の両輪で成果を生み出す。

なお、事業等のリスクとして、当該事業分野には大きな参入障壁がないことを認識する。

2. 沿革ハイライト

1999年1月、東京都荒川区で「有限会社オロ」として創業し、統合基幹業務システムの開発・販売を開始する。2000年9月、「株式会社オロ」へ組織変更。2006年6月、SaaS対応型ERPパッケージ「ZAC Enterprise」の開発・販売を開始する。2010年1月以降、中国、マレーシア、ベトナム等に連結子会社を設立し海外展開を加速する。2017年3月、東証マザーズに上場し、2022年4月にはプライム市場へ移行する。

3. 収益・成長

当社グループは、売上収益、営業利益、親会社所有者帰属持分当期利益率(ROE)を重要な経営指標とする。2024年12月期の売上収益は7,899,305千円、営業利益は2,720,442千円、純利益は2,072,900千円を計上する。

クラウドソリューション事業の成長ドライバーは、「ZAC」のSaaS型契約一本化による中長期的な収益力強化である。国内大企業及び海外中堅・中小企業への提案活動を拡大し、2026年の海外販売開始に向け、ベトナムでのテストマーケティングや多言語・多通貨対応機能、大企業向け機能の拡充を進める。

マーケティングソリューション事業の成長ドライバーは、営業職採用による組織体制強化、ナレッジマネジメントによる「エグゼキューションカンパニー」としての認知獲得及び引合獲得である。海外拠点の営業体制を強化し、海外売上比率の向上を図る。

全社的には、DX推進、AIなどの新技術活用、グローバル化進展を成長機会と捉え、先端技術活用、海外展開強化、優秀な人材の確保・定着に注力する。

4. 財務健全性

当社グループは、有利子負債が0円であり、高い財務健全性を維持する。現金及び現金同等物は9,903,123千円(2024年12月31日現在)と潤沢に保有する。自己資本比率は約75.7%(2024年12月31日現在)と高く、安定した経営基盤を持つ。営業活動によるキャッシュフローは2,490,780千円(2024年12月期)と継続的にプラスである。

5. 株主還元

当社グループは、企業価値の継続的な拡大を重視し、成長投資やリスク許容が可能な株主資本水準の維持を基本とする。年間配当は、2022年12月期の20.0円から2024年12月期の35.0円へと増加傾向にある。

6. 注目ポイント

当社グループは、クラウドソリューションとマーケティングソリューションの両事業を展開し、企業のデジタルシフトを支援する。クラウドERP「ZAC」のSaaS型契約への一本化は、中長期的な収益安定化と成長を支えるビジネスモデルの転換である。海外子会社を活用した積極的な海外展開、特にクラウドソリューション事業の2026年海外販売開始は新たな成長ドライバーとなる。人材を最重要経営資源と位置付け、多様性推進、採用・育成体制強化、就業環境向上に注力し、持続的な成長基盤を構築する。AIなどの先端技術を取り入れ、市場の変化や顧客ニーズに対応できる競争力を維持・強化する。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100VFN4 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
33.1B 14.8倍 3.3倍 2.4% 2,046.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 2.4B 9.6B 8.3B
営業利益 812M 2.9B 2.5B
純利益 578M 2.1B 1.7B
EPS 37.2 137.8 106.0
BPS

大株主

株主名持株比率
川田 篤0.38%
日野 靖久0.17%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.07%
GOLDMAN, SACHS & CO. REG(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)0.03%
GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)0.02%
THE BANK OF NEW YORK 133652(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.02%
BBH (LUX) FOR FIDELITY FUNDS-PACIFIC POOL(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.02%
INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)0.02%
オロ従業員持株会0.01%
NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE NON TREATY CLIENTS ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部)0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-12-18株式会社ヴァレックス・パートナーズ 8.66
2025-12-05株式会社ヴァレックス・パートナーズ 7.49
2025-01-08株式会社ヴァレックス・パートナーズ 6.08
2024-06-28日野 靖久 16.78
2024-04-12日野 靖久 17.0
2024-03-11株式会社ヴァレックス・パートナーズ 5.07
2023-10-10ハイクレア・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピー 3.97
2022-11-15ハイクレア・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピー 5.01
2022-07-14日野 靖久 18.0
2022-06-22アセットマネジメントOne株式会社 0.04
2022-06-09日野 靖久 19.22
2022-06-07日野 靖久 19.22
2022-04-22アセットマネジメントOne株式会社 0.05
2021-08-25日野 靖久 18.7
2021-03-26株式会社オロ

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-04-01TDNet自己株式の取得状況に関するお知らせ
2026-03-24TDNet譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ
2026-03-24TDNetbuyback: 譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ
2026-03-13TDNet自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ
2026-03-13TDNet2026年12月期月次情報のお知らせ(2月度)
2026-03-13TDNetbuyback: 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ
2026-01-15TDNet2025年12月期月次情報のお知らせ(12月度)
2025-12-18TDNetHolding change by 株式会社ヴァレックス・パートナーズ
2025-12-11TDNet2025年12月期月次情報のお知らせ(11月度)
2025-12-05TDNetHolding change by 株式会社ヴァレックス・パートナーズ
2025-10-14TDNet2025年12月期月次情報のお知らせ(9月度)
2025-09-12TDNet自己株式の取得状況及び取得終了に関するお知らせ
2025-09-12TDNetbuyback: 自己株式の取得状況及び取得終了に関するお知らせ
2025-09-11TDNet2025年12月期月次情報のお知らせ(8月度)
2025-09-03TDNetbuyback: 自己株式の取得状況に関するお知らせ
2025-09-03TDNet自己株式の取得状況に関するお知らせ
2025-08-05TDNet自己株式の取得状況に関するお知らせ
2025-08-05TDNetbuyback: 自己株式の取得状況に関するお知らせ
2025-07-11TDNet2025年12月期月次情報のお知らせ(6月度)
2025-07-03TDNetbuyback: 自己株式の取得状況に関するお知らせ