Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社インターファクトリー (4057)

インターファクトリーは、カスタマイズ可能なクラウドコマースプラットフォーム「EBISUMART」を主力とする。システム受託開発(フロー)と運用保守(ストック)を組み合わせるビジネスモデル。クラウド型でカスタマイズ可能な拡張性、毎週更新される最新性、高セキュリティ(ISO/IEC27001、PCI-DSS準拠)による安心性を競争優位性とする。3件の特許取得で技術的優位性を持つ。大規模・BtoB向け製品を拡販。EC成長支援「EBISU GROWTH」やデータ利活用「EBISU PIM」で収益多様化し、EC市場拡大を成長ドライバーとする。 [本社]東京都千代田区富士見 [創業]2003年 [上場]2020年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社インターファクトリーは、クラウドコマースプラットフォーム事業を主軸に、ECビジネス成長支援事業、データ利活用プラットフォーム事業を展開する。

主力「EBISUMART」は、中規模から大規模EC事業者向けクラウドコマースプラットフォームである。クラウド型ASPのメリットとパッケージソフトのカスタマイズ性を両立する「拡張性」、毎週の機能追加・アップデートによる「最新性」、ISO/IEC27001認証・PCI-DSS準拠による「安心性」を特徴とする。

ビジネスモデルは、システム導入時のカスタマイズ料を受領するフロー型収益のシステム受託開発サービスと、月額利用料を受領するストック型収益のシステム運用保守サービスを組み合わせる。ストック型収益は基本料金、変動料金、オプションサービス利用料で構成される。

競争優位性(Moat)は、カスタマイズ可能なクラウド型という技術的優位性、3件の特許取得による知的財産権保護、高品質な開発・運用体制、手厚い顧客サポートである。これらは顧客のスイッチングコストを高め、参入障壁を形成する。API公開とパートナープログラム「ebisumart ecosystem」の展開により、オープンプラットフォームとしての地位確立と事業拡大を図る。

大規模顧客層向け「EBISUMART Enterprise」(2023年8月提供開始)やBtoB向け「EBISUMART BtoB」を展開し、幅広い顧客層をカバーする。

ECビジネス成長支援「EBISU GROWTH」(2024年5月期本格開始)はEC戦略立案から運用まで一気通貫で支援する。データ利活用プラットフォーム事業(同)では「EBISU PIM」(2025年2月提供開始)でEC業務効率化と商品価値最大化を支援する。

2. 沿革ハイライト

2003年6月、有限会社インターファクトリーとして創業する。2006年7月に株式会社へ組織変更する。2010年1月、「えびすマート」をクラウド型にバージョンアップし、主力事業基盤を確立する。2015年8月ISO/IEC27001認証、2017年10月PCI-DSS準拠でセキュリティ体制を強化する。2020年8月東京証券取引所マザーズに上場し、2022年4月グロース市場へ市場変更する。2023年以降は事業領域を拡大し、1月「ebisu growth」、8月「ebisu commerce」(現「EBISUMART Enterprise」)、2025年2月「EBISU PIM」の提供を開始する。2025年1月にはサービス名及びロゴの刷新を実施する。

3. 収益・成長

ビジネスモデルの質として、システム運用保守サービスがストック型収益であり、安定的な収益基盤を構築する。経営指標はシステム受託開発の受注金額及びシステム運用保守のARPU(顧客単価)であり、ARPUの積み上げにより売上高及び利益の安定的な成長を目指す。

成長ドライバーは、BtoB及びBtoCのEC市場全体の拡大である。大規模顧客層向け「EBISUMART Enterprise」やBtoB向け「EBISUMART BtoB」の拡販により既存事業市場を拡大する。また、「EBISU GROWTH」によるECビジネス成長支援、「EBISU PIM」によるデータ利活用プラットフォーム事業を新たに展開し、収益手段の多様化を図る。オープンプラットフォーム化推進、機能拡充、品質・セキュリティ対策強化、営業力強化、人材確保・育成も成長戦略の柱とする。積極的な研究開発投資と設備投資により、技術的優位性を維持・強化する。

4. 財務健全性

2025年5月期末時点の財務状況は、有利子負債370,000千円に対し、現金及び現金同等物477,307千円であり、ネットキャッシュポジションを維持する。純資産は1,181,660千円、総資産は2,113,494千円で、自己資本比率は55.9%と健全な水準を保つ。営業キャッシュフローは376,305千円を計上する。優先的に対処すべき財務上の課題はないと認識するが、今後の事業拡大に備え、営業キャッシュ・フローの改善等により財務体質の強化を図る方針である。

5. 株主還元

提供された一次情報には、株主還元に関する具体的な記載はない。

6. 注目ポイント

インターファクトリーは、成長するEC市場を背景に、主力プラットフォーム「EBISUMART」の技術的優位性(カスタマイズ可能なクラウド、毎週アップデート、高セキュリティ)と、3件の特許による知的財産権保護を競争優位性の源泉とする。ストック型収益を基盤としたビジネスモデルは安定的な収益成長に寄与する。大規模・BtoB市場への展開、ECビジネス成長支援、データ利活用プラットフォームといった新規事業の積極的な展開は、TAM拡大と収益源の多様化を促進する成長ドライバーとなる。オープンプラットフォーム戦略によるエコシステム構築も、今後の事業拡大に貢献する可能性を秘める。健全な財務体質を維持しつつ、積極的な研究開発投資と設備投資を通じて、持続的な企業価値向上を目指す。

出典: 有価証券報告書 (2025-05) doc_id=S100WK01 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
1.6B 11.7倍 1.4倍 399.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 2.9B 2.6B 2.5B
営業利益 196M -25M 53M
純利益 138M -32M 22M
EPS 34.1 -7.8 5.5
BPS 292.9 256.7 271.3

大株主

株主名持株比率
蕪木 登0.34%
株式会社ケイエイビー0.05%
蕪木 有紀0.05%
株式会社森本本店0.05%
インターファクトリー従業員持株会0.03%
兼井 聡0.02%
楽天証券株式会社0.02%
三石 祐輔0.01%
GMOクリック証券株式会社0.01%
川端 修三0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-02-10蕪木 登 43.64%(0.25%)
2023-08-30蕪木 登 43.89%(0.38%)
2023-07-13SMBC日興証券株式会社 0.01%(17.61%)
2023-07-07SMBC日興証券株式会社 17.62%(1.43%)
2023-03-06SMBC日興証券株式会社 19.05%(1.00%)
2023-02-17蕪木 登 44.27%(0.66%)
2023-02-17蕪木 登 44.27%(0.66%)
2023-02-03SMBC日興証券株式会社 20.05%(0.62%)
2023-01-16SMBC日興証券株式会社 20.67%+20.67%
2022-09-21蕪木 登 44.93%(0.17%)
2022-09-15蕪木 登 44.93%(0.17%)
2021-04-06蕪木 有紀 45.10%(3.96%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2025-08-28TDNet事業計画G-インタファクトリ事業計画及び成長可能性に関する説明資料479-1.46%
2025-02-10EDINET大量保有蕪木 登大量保有 43.64%
2023-08-30EDINET大量保有蕪木 登大量保有 43.89%
2023-07-13EDINET大量保有SMBC日興証券株式会社大量保有 0.01%
2023-07-07EDINET大量保有SMBC日興証券株式会社大量保有 17.62%
2023-03-06EDINET大量保有SMBC日興証券株式会社大量保有 19.05%
2023-02-17EDINET大量保有蕪木 登大量保有 44.27%
2023-02-17EDINET大量保有蕪木 登大量保有 44.27%
2023-02-03EDINET大量保有SMBC日興証券株式会社大量保有 20.05%
2023-01-16EDINET大量保有SMBC日興証券株式会社大量保有 20.67%
2022-09-21EDINET大量保有蕪木 登大量保有 44.93%
2022-09-15EDINET大量保有蕪木 登大量保有 44.93%
2021-04-06EDINET大量保有蕪木 有紀大量保有 45.1%