Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社ココナラ (4176)

ココナラは、個人の知識・スキル・経験を売買する「ココナラスキルマーケット」を主軸に事業展開する。120万人超のスキル登録者数と約100万件の出品サービスが強固な競争優位性であり、スキルシェア市場のカテゴリーリーダー的ポジションを確立。出品者から20%、購入者から5%の手数料を受領するビジネスモデルである。政府の副業解禁を追い風に、マーケットプレイスとエージェント事業でサービスプラットフォームの経済圏拡大を図る。

**1. 事業概要と競争優位性**

ココナラは「一人ひとりが『自分のストーリー』を生きていく世の中をつくる」をビジョンに、個人の知識・スキル・経験を売買するプラットフォームを提供する。主力の「ココナラスキルマーケット」は、多種多様なサービスをオンラインで売買するマーケットプレイスで、出品者から20%、購入者から5%の手数料を受領するビジネスモデルである。約100万件の出品サービスと120万人超のスキル登録者数が強固な競争優位性であり、スキルシェア市場のカテゴリーリーダー的ポジションを確立。日本語対応の商慣習も海外類似サービスの日本市場参入に対する障壁となる。

事業はマーケットプレイスとエージェントの2セグメントで構成される。マーケットプレイスでは「ココナラスキルマーケット」に加え、「ココナラ法律相談」や「ココナラ募集」など多様なサービスを展開。エージェントではITフリーランス向け「ココナラテック」やハイクラス人材向け「ココナラプロ」等を提供し、ココナラが契約主体となる業務委託形式で事業を推進する。

**2. 沿革ハイライト**

2011年7月創業、2012年1月設立。同年7月に「ココナラ(現・ココナラスキルマーケット)」の運営を開始した。2014年6月に株式会社ココナラへ商号変更。2016年8月には「ココナラ法律相談」をリリース。2021年3月、東京証券取引所マザーズ市場へ上場。その後も事業領域を拡大し、「ココナラテック」や「ココナラ募集」など、多角的なサービス展開を進めている。

**3. 収益・成長**

ココナラはサービスECスキル市場のパイオニアとして市場を牽引する。政府の副業解禁は、知識・スキル・経験を持つ出品者の増加と購入件数増を促す成長ドライバーである。「すべてが揃うサービスプラットフォームを確立する」方針の下、祖業で培った人材・クライアントデータベース及びプロダクト基盤を活用し、経済圏構築を進める。マーケットプレイス事業ではデータベースを活用したコンパウンド戦略でプロダクトラインナップを拡充し、エージェント事業では労働集約型に留まらず、データベースやAIを活用した成長戦略を推進。新規事業は自社オーガニックでの開発を原則としつつM&Aも積極的に活用する方針である。流通総額を重要な経営指標とし、有料購入ユーザー数及び一人当たり購入額の拡大を通じて企業規模の拡大を目指す。

**4. 財務健全性**

ココナラは継続的な利益成長と戦略領域への積極投資を掲げる。ただし、将来の事業拡大に向けた投融資やオーガニック投資においては、事業環境の変化により想定通りの成果が得られず、投下資金の一部又は全部を回収できないリスクも認識している。

**5. 株主還元**

(一次情報に記載なし)

**6. 注目ポイント**

国内シェアリングエコノミー市場、特にシェア×スキルのサービス領域は継続的な拡大が見込まれるが、市場の未成熟性や法令整備の進展、トラブル発生等の環境変化リスクも存在する。ココナラはスキルシェアサービスにおけるカテゴリーリーダー的ポジションを構築しているものの、海外大手事業者の日本市場参入や他社の新規参入による競争激化のリスクを認識している。生成AIの急速な技術進歩は、業務生産性向上や新たなビジネス創出の機会となる一方で、サービスの一部がAIにより直接代替される、又は低コストで同様の機能が提供されることで、収益機会や競争優位性が損なわれるリスクもある。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100X5W6 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
6.2B 16.1倍 2.9倍 0.0% 257.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 11.0B 9.4B 6.6B
営業利益 450M 256M 305M
純利益 360M 307M 244M
EPS 15.9 13.1 10.2
BPS 89.1 92.2

大株主

株主名持株比率
note株式会社0.10%
BBH(LUX) FOR FIDELITY FUNDS PACIFIC FUND - PACIFIC POOL (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.05%
新明 智0.05%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.05%
BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC) (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.04%
楽天証券株式会社0.03%
日本生命保険相互会社 (常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)0.02%
鈴木 歩0.02%
UBS AG LONDON A/C IPB SEGREGATED CLIENT ACCOUNT (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.02%
JPモルガン証券株式会社0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-09-05アローストリート・キャピタル・リミテッド・パートナーシップ 5.37
2025-07-07新明 智 4.59
2025-07-01note株式会社 9.13
2025-05-01南 章行
2025-04-30note株式会社 9.13
2025-04-15南 章行 9.13
2025-03-21鈴木 歩 9.8
2024-11-22フィデリティ投信株式会社 7.84
2024-09-09南 章行 9.16
2024-09-05鈴木 歩 8.97
2024-05-09ユービーエス・エイ・ジー 1.9
2024-03-25フィデリティ投信株式会社 5.48
2024-03-05南 章行 9.16
2024-03-05南 章行 9.18
2024-02-22ユービーエス・エイ・ジー 5.08
2023-08-22フィデリティ投信株式会社 6.68
2023-08-08フィデリティ投信株式会社 9.18
2023-07-05野村證券株式会社 3.88
2023-06-20野村證券株式会社 6.01
2023-06-07ウィッシュボーンマネジメント リミテッド・パートナーシップ 3.78

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2025-12-19TDNetbuyback: 譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ
2025-12-19TDNet譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ
2025-12-10TDNetbuyback: 自己株式の取得状況及び取得終了に関するお知らせ
2025-12-10TDNet自己株式の取得状況及び取得終了に関するお知らせ
2025-12-05TDNet自己株式の取得に係る事項の決定に関するお知らせ
2025-12-05TDNetbuyback: 自己株式の取得に係る事項の決定に関するお知らせ
2025-11-26TDNetbuyback: 譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ
2025-11-26TDNet譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ
2025-11-07TDNet事業計画及び成長可能性に関する事項
2025-10-17TDNet(訂正) 募集新株予約権(有償ストック・オプション及び株式報酬型ストック・オプ ション)の発行に関す
2025-10-14TDNetearnings: 2025年8月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-10-14TDNet2025年8月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-10-14TDNet2025年8月期 通期決算説明資料
2025-10-14TDNet募集新株予約権(有償ストック・オプション及び株式報酬型ストック・オプション)の発行に関するお知らせ
2025-09-05TDNetHolding change by アローストリート・キャピタル・リミテッド・パートナーシップ
2025-07-29TDNet従業員持株会の奨励金付与率引き上げに関するお知らせ
2025-07-28TDNet新サービス月額制オールインワン支援サービス『セラーサポート』の開始のお知らせ
2025-07-11TDNet2025年8月期第3四半期決算説明資料
2025-07-11TDNet2025年8月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-07-11TDNet2025年8月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ