Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

アイカ工業株式会社 (4206)

アイカ工業は、化成品と建装建材を国内外で製造・販売。メラミン化粧板やセラールで国内トップシェアを誇り、顧客ニーズを捉えた高収益ビジネスモデルを確立する。独自の化学とデザイン技術を強みに、接着・接合技術を自動車や電子材料などの非建設分野へ応用し、成長ドライバーとする。アジア市場の需要を取り込むグローバル戦略を加速しM&Aも活用。高機能・SDGs対応の研究開発を推進し、持続的成長を目指す。 [本社]愛知県名古屋市中村区 [創業]1936年 [上場]1949年

**1. 事業概要と競争優位性**

アイカ工業株式会社は、化成品と建装建材の製造及び販売を国内外のグループ各社が連携して行う。化成品事業では外装・内装仕上塗材、各種接着剤、有機微粒子等を、建装建材事業ではメラミン化粧板、化粧合板、室内用ドア、不燃化粧材等を展開する。

競争優位性として、建装建材国内事業は高い収益性を保持し、当社の収益の柱となる。顧客ニーズを捉えた高収益ビジネスモデルを確立し、そのノウハウ・技術を周辺領域に展開することで差別化を図る。特にメラミン化粧板やセラールは国内トップシェアを保持し、その技術資本・製造資本を最大限活用する。創業以来培った接着・接合技術をコアとし、化学とデザインの力で独創性のある商品を創出する技術的優位性を持つ。これらの技術蓄積、製造設備、ノウハウ、国内トップシェアによるブランド力、広範な製品ラインナップと国内外の生産・販売ネットワークが参入障壁となる。

**2. 沿革ハイライト**

1936年10月、愛知化学工業株式会社として設立。1949年5月に名古屋証券取引所に株式上場し、1960年1月にはメラミン化粧板の生産を開始した。1966年6月にアイカ工業株式会社へ改称。1974年3月のアイカインドネシア社設立を皮切りに海外展開を加速し、M&Aを積極的に活用して事業領域とグローバル拠点を拡大した。2022年4月には東京証券取引所プライム市場、名古屋証券取引所プレミア市場へ移行する。

**3. 収益・成長**

成長ドライバーは、グローバル市場での持続的成長と非建設分野への事業拡大である。連結ベースでの海外売上高比率は約5割に達し、アジア市場の経済成長を取り込むため、海外における生産・販売拠点と人材の充実を図る。M&A戦略を積極的に推進し、事業拡大と収益性向上を目指す。

また、建設需要への依存度を低減するため、創業以来培った接着・接合技術を自動車、電子材料市場などの非建設分野へ応用し、新たな市場を開拓する。建装建材分野では、壁・床・天井など現場施工型商品の開発・拡販を加速し、既存商品の用途を広げ、高収益ビジネスの拡大を図る。化成品海外ではフェノール樹脂やホットメルトなどの高付加価値商品を拡大し、建装建材海外ではハイエンド市場での差別化戦略を遂行する。SDGsに資する技術として、バイオマス原料の活用やCO2固定化技術の開発も推進する。

一方、原材料価格の高騰、為替・金利変動、中国不動産市況の停滞、国内建設市場の停滞、化成品国内の汎用品比率の高さ、化成品海外の償却負担などが課題である。

**4. 財務健全性**

2025年3月期末の現金及び現金同等物は62,450百万円、有利子負債は10,171百万円である。有利子負債が少なく、手元資金が豊富であり、財務健全性は高い水準にある。

**5. 株主還元**

2025年3月期の年間配当は126.0円である。前々期から増加傾向にある。

**6. 注目ポイント**

メラミン化粧板国内トップシェアという強固な事業基盤と、化学とデザインを融合した独創的な製品開発力が特徴である。建設市場依存からの脱却を図り、自動車や電子材料といった非建設分野への事業領域拡大を推進する。M&Aと生産拠点最適化を通じたグローバル市場での成長加速、およびSDGsに資する環境対応技術の開発も注目される。

[本社]愛知県名古屋市中村区 [創業]1936年 [上場]1949年

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100W22P | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
233.2B 11.7倍 1.1倍 4.1% 3,450.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 280.0B 251.8B 265.0B
営業利益 31.0B 29.1B 29.0B
純利益 18.6B 18.5B 18.3B
EPS 293.9 296.5 291.6
BPS 3,010.3

大株主

株主名持株比率
日本マスタートラスト 信託銀行株式会社(信託口)0.18%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.09%
アイカ工業取引先持株会0.04%
アイカ工業株式保有会0.03%
株式会社日本カストディ銀行(信託口4)0.02%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人  株式会社みずほ銀行決済営業部)0.02%
住友生命保険相互会社 (常任代理人 株式会社日本カス トディ銀行)0.02%
大日本印刷株式会社0.02%
JPモルガン証券株式会社0.01%
東邦瓦斯株式会社0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-01-22みずほ証券株式会社 0.01
2026-01-09みずほ証券株式会社 0.01
2025-09-19三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 4.99
2025-03-06野村證券株式会社 5.07
2024-10-21株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 3.85
2024-09-20インベスコ・アセット・マネジメント株式会社 4.76
2024-09-05野村證券株式会社 4.68
2024-08-19株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 5.0
2024-07-29株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 4.96
2024-06-06三井住友信託銀行株式会社 5.26
2024-05-21インベスコ・アセット・マネジメント株式会社 5.83
2024-05-07野村證券株式会社 5.08
2024-04-19インベスコ・アセット・マネジメント株式会社 7.19
2023-10-05インベスコ・アセット・マネジメント株式会社 8.23
2023-09-05野村證券株式会社 4.53
2022-09-05野村證券株式会社 5.54
2022-08-19野村證券株式会社 5.95
2022-06-21野村證券株式会社 5.32
2022-06-06野村證券株式会社 5.36
2022-05-18野村證券株式会社 5.32

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-31TDNet(開示事項の経過)インドStylam Industries Limitedへの公開買付け実施に向けた
2026-03-03TDNet役員人事に関するお知らせ
2026-02-03TDNetearnings: 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2026-02-03TDNetearnings: 2026年3月期 第3四半期決算短信補足資料
2026-02-03TDNetdividend: 配当予想の修正(増配)に関するお知らせ
2026-02-03TDNet2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2026-02-03TDNet2026年3月期 第3四半期決算短信補足資料
2026-02-03TDNet配当予想の修正(増配)に関するお知らせ
2026-01-22TDNetHolding change by みずほ証券株式会社
2026-01-09TDNetHolding change by みずほ証券株式会社
2025-12-26TDNetインドStylam Industries Limited への出資(連結子会社化)に関するお知らせ
2025-11-26TDNet2026年3月期第2四半期(中間期)決算説明会資料
2025-11-05TDNet2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-11-05TDNet2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信補足資料
2025-11-05TDNet剰余金の配当(中間配当)に関するお知らせ
2025-11-05TDNetearnings: 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-11-05TDNetearnings: 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信補足資料
2025-11-05TDNetdividend: 剰余金の配当(中間配当)に関するお知らせ
2025-10-10TDNet自己株式の取得状況及び取得終了に関するお知らせ
2025-10-10TDNetbuyback: 自己株式の取得状況及び取得終了に関するお知らせ