Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

エッジテクノロジー株式会社 (4268)

エッジテクノロジーはAIアルゴリズム事業を展開。AIソリューションサービスが売上の93.0%を占める。独自フリーランスAI人材データベースと、設立時より蓄積したAIプロジェクト管理・実装ノウハウを競争優位性とする。リカーリング型顧客が売上高の85.9%を占め、平均契約月数32カ月と高い粘着性を持つビジネスモデルを構築。国内AIビジネス市場拡大と国策「Society 5.0」によるAI需要増を成長ドライバーとする。 [本社]東京都千代田区 [創業]2014年 [上場]2022年

1. 事業概要と競争優位性

エッジテクノロジーは「テクノロジーで世界中の人々を幸せに」を企業理念に、AIアルゴリズム事業を単一セグメントで展開する。主力はAIソリューションサービスであり、2024年4月期の売上構成比は93.0%を占める。AI教育サービス、AIプロダクトサービスも提供し、AIソリューションサービスで創出されたAI人材データベースを基盤に、AI教育サービス「AIジョブカレ」やAIプロダクト「GeAIne」を展開、シナジー創出を図る。

競争優位性は、独自に構築したフリーランスのAI人材データベースと、設立時より蓄積したAIプロジェクト管理・推進ノウハウ、AIアルゴリズム実装ノウハウに集約される。実務経験豊富なフリーランスを多数擁し、顧客の多様なビジネス課題に対し、当社社員とフリーランスで専門チームを編成、AIアルゴリズムの実装から運用までを一気通貫で支援する。このデータベースは「BIGDATA NAVI」等を通じて拡大し、多種多様なAIプロジェクトに対応可能な柔軟性と、迅速なチーム拡張によるスケーラビリティを提供する。

ビジネスモデルの質は高く、AIソリューションサービスはリカーリング型顧客を収益基盤とする。2024年4月期のリカーリング売上構成比率は85.9%に達し、リカーリング型顧客の平均契約月数は32カ月と高い粘着性を示す。取引継続により顧客単価が増加する傾向にあり、リカーリング型顧客の平均売上単価は19,530千円、通常顧客は3,999千円である。顧客基盤は分散され、トップ顧客の売上比率は15.0%程度に留まる。高度な専門知識を要するAI領域でのノウハウ蓄積とフリーランスAI人材データベースの構築・維持が参入障壁となる。

2. 沿革ハイライト

2014年5月、エッジコンサルティング株式会社として設立され、AIアルゴリズム事業を開始。フリーランス向けAI案件情報サイト「BIGDATA NAVI」の運営も開始する。2017年にはAI教育講座「AIジョブカレ」とAI営業支援システム「GeAIne」を開発・販売開始。「AIジョブカレ」は2018年にJDLA認定プログラムとなり、経済産業省や厚生労働省の認定講座となる。2020年1月にエッジテクノロジー株式会社に社名変更。2022年2月には東証マザーズ市場に上場し、同年4月にはグロース市場へ移行した。

3. 収益・成長

国内AIビジネス市場は、2021年度の1兆1,608億円から2027年度には1兆9,787億円へと成長すると予測され、AI領域は今後さらなる成長が見込まれる。少子高齢化に伴う労働人口減少や「Society 5.0」実現に向けたAI活用は国策であり、AIアルゴリズム需要は中長期的に拡大する見込みである。AI人材の需給ギャップも2018年の3.4万人から2025年には8.8万人まで拡大する見込みである。

成長ドライバーとして、主力AIソリューションサービスの成長を重視する。リカーリング型顧客の横展開と通常顧客の新規開拓を強化する。最先端AI技術への対応、技術力向上、自社プロダクト開発、自社サービスへの適用にも継続的に取り組む。売上総利益を重要な経営指標とし、組織強化・パートナーシップ強化により「月次稼働人員数」と「1稼働人員あたりの平均粗利」の最大化を図る。

4. 財務健全性

2024年4月期末時点の財務状況は、現金及び現金同等物が654,964千円、有利子負債が17,816千円であり、実質無借金経営に近い状態を維持する。総資産981,411千円に対し、純資産は675,672千円であり、自己資本比率は約68.8%と高い水準を保つ。設備投資は主にパソコン購入による少額(4,943千円)に留まる。

5. 株主還元

提供された財務データには、年間配当金に関する記載がない。

6. 注目ポイント

AI人材需給ギャップ拡大市場における独自AI人材データベースを核としたビジネスモデルが最大の注目点である。このデータベースは、高度な専門性を要するAI領域における多様な顧客ニーズへの対応力と、迅速なチーム編成によるスケーラビリティを提供する強みを持つ。高い収益安定性(リカーリング比率85.9%)と顧客単価増加の傾向は持続的な成長を支える。一方で、AI関連市場の技術革新の速さや競合多数、AI人材の継続的確保が課題であり、当社は最先端技術への対応、データベース拡充、内部管理体制強化で課題に対応する。国策としてのAI活用推進や国内AIビジネス市場の成長予測は、当社の事業拡大にとって追い風となる。

出典: 有価証券報告書 (2024-04) doc_id=S100U309 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 2.9B 2.7B 2.2B
営業利益 101M 245M
純利益 67M 171M 137M
EPS 6.3 16.2 13.6
BPS 62.9 56.8 40.9

大株主

株主名持株比率
住 本 幸 士0.65%
島 田 雄 太0.03%
JPモルガン証券株式会社0.01%
治 田 知 明0.01%
西 村 智 明0.01%
新 美 俊 藏0.00%
楽天証券株式会社0.00%
八 木 秀 一0.00%
廣 橋 一 晃0.00%
森 田 裕 之0.00%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2024-11-13株式会社千葉銀行 100.00%+4.39%
2024-10-30株式会社千葉銀行 95.61%+95.61%
2024-10-24住本 幸士 0.00%(65.40%)
2024-09-10住本 幸士 65.40%--
2024-08-29住本 幸士 65.40%--
2024-08-28住本 幸士 65.40%--
2024-07-03住本 幸士 65.40%--
2024-04-30住本 幸士 65.40%--
2024-04-26住本 幸士 65.40%(0.09%)
2024-04-25住本 幸士 65.41%(0.08%)
2023-10-04住本 幸士 65.49%(0.45%)
2023-04-24住本 幸士 65.94%(0.20%)
2023-01-23住本 幸士 66.14%(0.51%)
2023-01-23住本 幸士 66.14%--
2023-01-04住本 幸士 66.14%(0.51%)
2023-01-04住本 幸士 66.14%--
2022-03-31住本 幸士 66.65%(3.85%)
2022-02-25住本 幸士 70.50%+65.50%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2024-11-13EDINET大量保有株式会社千葉銀行大量保有 100.0%
2024-10-30EDINET大量保有株式会社千葉銀行大量保有 95.61%
2024-10-24EDINET大量保有住本 幸士変更
2024-09-10EDINET大量保有住本 幸士大量保有 65.4%
2024-08-29EDINET大量保有住本 幸士大量保有 65.4%
2024-08-28EDINET大量保有住本 幸士大量保有 65.4%
2024-07-03EDINET大量保有住本 幸士大量保有 65.4%
2024-04-30EDINET大量保有住本 幸士大量保有 65.4%
2024-04-26EDINET大量保有住本 幸士大量保有 65.4%
2024-04-25EDINET大量保有住本 幸士大量保有 65.41%
2023-10-04EDINET大量保有住本 幸士大量保有 65.49%
2023-04-24EDINET大量保有住本 幸士大量保有 65.94%
2023-01-23EDINET大量保有住本 幸士大量保有 66.14%
2023-01-23EDINET大量保有住本 幸士大量保有 66.14%
2023-01-04EDINET大量保有住本 幸士大量保有 66.14%
2023-01-04EDINET大量保有住本 幸士大量保有 66.14%
2022-03-31EDINET大量保有住本 幸士大量保有 66.65%
2022-02-25EDINET大量保有住本 幸士大量保有 70.5%