プレステージ・インターナショナルグループは、当社、連結子会社36社、持分法適用関連会社2社で構成され、オートモーティブ、プロパティ、グローバル、カスタマー、金融保証、IT、ソーシャル事業を展開する。損害保険会社、自動車会社、不動産管理会社等を主要クライアントとし、カスタマーコンタクト、アシスタンス、アフターサービス、決済・請求、損害調査、支払業務等のBPOサービスをグローバルに提供する。経営理念は「エンドユーザーの不便さや困ったことを解決する事業創造」であり、BPO事業における日本発世界標準企業となることを目標とする。
競争優位性(Moat)は、創業以来培ったホスピタリティと独自のノウハウに裏打ちされる。海外旅行保険の有責無責判断や米国でのクレジットカード与信審査等、専門性の高い業務ノウハウを蓄積する。ロードアシスタンスやホームアシスタンスにおける全国各地の自動車整備会社、レッカー業者、水道修理業者、電気工事業者、鍵業者等の協力会社網は高い参入障壁を形成する。グローバル事業における全世界の医療機関ネットワークも同様である。コンタクトセンター、フィールド、IT・DXの三位一体サービス提供体制を強みとし、クライアント企業へのロイヤリティを高め、スイッチングコストを高く維持する。地方BPOセンター展開と、企業内保育園設置や柔軟な人事制度による人材確保・定着ノウハウも競争力の源泉である。
ビジネスモデルは従来のストック型を維持拡大する。オートモーティブ事業のロードアシスタンスやプロパティ事業のホームアシスタンスは、固定+変動の収支構造を持ち、クライアント企業の保険契約数や管理戸数に応じた安定的な受託料を確保する。金融保証事業の家賃保証プログラムもストック型収益モデルである。
1986年10月、海外日本語アシスタント・サービスを事業として株式会社プレステージ・インターナショナルを設立する。1987年3月にニューヨーク・オフィスを開設し、グローバル展開を開始する。1988年7月には損害保険会社の海外旅行保険に関する日本語サービスの受託を開始し、1992年3月にはロードアシスタンスサービスを開始する。2001年7月、大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場に株式を上場する。2003年10月、秋田BPOセンターを開設し、地方BPO拠点展開を本格化する。2006年2月、家賃保証プログラム提供目的で株式会社オールアシスト(現プレミアライフ)を設立し、金融保証事業に参入する。2012年12月、東京証券取引所市場第二部へ上場し、2013年12月には市場第一部へ指定される。2016年12月、子会社イントラストが東証マザーズに株式を上場する。2019年4月、持株会社体制へ移行する。2022年4月、東京証券取引所の新市場区分「プライム市場」へ移行する。近年では、2024年6月に岩手BPOフォートレス、2025年4月に青森BPO三沢ブランチを開設するなど、BPO拠点の拡充を継続する。
当社グループは、少子高齢化による労働人口減少や物価高騰を背景に、企業がコア業務を含めワンストップでアウトソースする機運が高まっていることを成長機会と捉える。
成長ドライバーは、BPO市場の拡大、特にワンストップアウトソーシング需要の増加がTAM拡大を牽引する。グローバル事業の回復・拡大傾向も成長に寄与する。新市場開拓として、人的資本に頼らないサービスプラットフォーム利用型収益モデルの開発を目指し、ペット関連BPOサービス、医療費用保証、介護費用保証、養育費保証といった金融保証サービスの応用展開、自治体向けビジネスを展開する。旺盛な需要に応えるため、大規模BPOセンター(岩手BPOフォートレス等)や機動的なサテライト拠点の設置を継続し、受託能力を拡大する。AI等を活用したDX推進により工数削減と生産性向上を図り、一人あたりの利益額を3年後20%増とする目標を掲げる。海外オフショア地域でのIT・DX人材採用や同時翻訳AI活用も推進する。地方での安定した人員採用に加え、女性活躍推進や企業内保育園設置による人材確保・定着も成長を支える。中期経営計画(2025年3月期〜2027年3月期)では、2027年3月期に売上高75,000百万円、営業利益10,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益6,500百万円を目標とする。
2025年3月31日時点の連結財務状況は、総資産71,590,688千円に対し、純資産49,641,933千円を計上する。自己資本比率は約69.3%と高く、財務基盤は強固である。現金及び現金同等物は23,396,986千円を保有し、有利子負債は1,661,030千円に留まる。有利子負債比率は約3.3%と低く、無借金経営に近い状態を維持する。キャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローが7,840,754千円、投資活動によるキャッシュフローが3,869,658千円であり、営業活動で得た資金で投資活動を賄う健全な状態を示す。設備投資は全額自己資金で賄う方針である。
中期経営計画において、2027年3月期にROE15%、配当性向60%以上、総還元性向70%以上を目標とする。2025年3月期の年間配当金は24.0円である。
当社グループは、コンタクトセンター、フィールド、IT・DXの三位一体のサービス提供を強みとし、オペレーションプラットフォーム構築による価値提供を目指す。地方創生への貢献を基本戦略と位置付け、地方BPO拠点の展開、企業内保育園の設置、女子スポーツチーム「アランマーレ」の運営等を通じて、地域活性化と女性活躍を推進する。海外子会社のネットワークを活用し、海外オフショア地域でのIT・DX人材採用や開発体制拡充、同時翻訳AI活用により、グローバルでのオペレーション強化と外国人労働者の活用を促進する。内部統制の強化にも注力し、持株会社体制への移行、指名報酬委員会の設置、海外拠点のモニタリング強化等により、ガバナンス体制の強化を図る。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 87.1B | 17.7倍 | 1.9倍 | 0.0% | 677.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 63.7B | 58.7B | 54.6B |
| 営業利益 | 8.0B | 7.9B | 7.8B |
| 純利益 | 4.9B | 5.8B | 5.3B |
| EPS | 38.3 | 45.3 | 41.6 |
| BPS | 363.0 | 345.6 | 305.4 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 株式会社タマガミインターナショナル | 0.28% |
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 0.15% |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 0.06% |
| GOLDMAN, SACHS & CO. REG (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社) | 0.04% |
| NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE FIDELITY FUNDS (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部) | 0.04% |
| NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE UKUC UCITS CLIENTS NON LENDING 10PCT TREATY ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部) | 0.03% |
| 野村信託銀行株式会社(投信口) | 0.02% |
| GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社) | 0.02% |
| BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUNDS (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 0.02% |
| 光通信株式会社 | 0.02% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2025-09-19 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 | 4.89% | (0.30%) |
| 2024-04-23 | 玉上 進一 | 29.64% | +0.10% |
| 2024-04-10 | 玉上 進一 | 29.64% | +0.10% |
| 2024-04-10 | 株式会社ヴァレックス・パートナーズ | 5.16% | +0.16% |
| 2024-03-25 | FMR LLC | 9.87% | +2.05% |
| 2024-02-21 | シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社 | 4.62% | (1.45%) |
| 2024-02-07 | FMR LLC | 7.82% | +7.82% |
| 2023-12-21 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 | 5.19% | +5.19% |
| 2023-10-03 | モンドリアン・インベストメント・パートナーズ・リミテッド | 4.27% | (1.02%) |
| 2023-07-07 | 日本生命保険相互会社 | 3.71% | (1.40%) |
| 2023-06-21 | シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社 | 6.07% | +0.85% |
| 2023-06-06 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 | 4.97% | (1.10%) |
| 2023-05-22 | 日本生命保険相互会社 | 5.11% | (1.08%) |
| 2022-10-20 | モンドリアン・インベストメント・パートナーズ・リミテッド | 5.29% | (1.00%) |
| 2022-10-11 | カバウター・マネージメント・エルエルシー | 4.37% | (1.10%) |
| 2022-09-07 | カバウター・マネージメント・エルエルシー | 5.47% | (1.02%) |
| 2022-09-06 | シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社 | 5.22% | +2.22% |
| 2022-08-12 | カバウター・マネージメント・エルエルシー | 6.49% | (1.11%) |
| 2022-06-27 | モンドリアン・インベストメント・パートナーズ・リミテッド | 6.29% | +0.17% |
| 2022-05-06 | カバウター・マネージメント・エルエルシー | 7.60% | (1.00%) |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-17 | TDNet | 人事 | PI | 執行役員の人事異動に関するお知らせ | 679 | +1.33% |
| 2026-02-19 | TDNet | 配当・還元 | PI | 自己株式の取得状況及び取得終了に関するお知らせ | 670 | +0.00% |
| 2026-02-02 | TDNet | 配当・還元 | PI | 自己株式の取得状況に関するお知らせ | 674 | +1.19% |
| 2026-01-29 | TDNet | 決算 | PI | 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) | 699 | -1.00% |
| 2026-01-05 | TDNet | 配当・還元 | PI | 自己株式の取得状況に関するお知らせ | 724 | +2.21% |
| 2025-12-02 | TDNet | 配当・還元 | PI | 自己株式の取得状況に関するお知らせ | 690 | -0.29% |
| 2025-11-20 | TDNet | 人事 | PI | 執行役員の人事異動に関するお知らせ | 656 | +1.68% |
| 2025-10-29 | TDNet | 配当・還元 | PI | 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ | 612 | +8.17% |
| 2025-10-29 | TDNet | 決算 | PI | 2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結) | 612 | +8.17% |
| 2025-09-19 | EDINET | 大量保有 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント株 | 大量保有 4.89% | 677 | +0.74% |
| 2025-09-18 | TDNet | 人事 | PI | 執行役員の人事異動に関するお知らせ | 686 | -1.31% |
| 2025-09-18 | TDNet | その他 | PI | 「DX推進本部」新設に関するお知らせ | 686 | -1.31% |
| 2025-08-15 | TDNet | その他 | PI | 譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の完了に関するお知らせ | 698 | +0.86% |
| 2025-08-15 | TDNet | 配当・還元 | PI | 自己株式の取得状況及び取得終了に関するお知らせ | 698 | +0.86% |
| 2025-08-01 | TDNet | 配当・還元 | PI | 自己株式の取得状況のお知らせ | 668 | -1.65% |
| 2025-07-29 | TDNet | 決算 | PI | 2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) | 636 | +2.04% |
| 2025-07-16 | TDNet | その他 | PI | 譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ | 603 | +2.49% |
| 2025-07-02 | TDNet | 配当・還元 | PI | 自己株式の取得状況に関するお知らせ | 594 | +0.51% |
| 2024-04-23 | EDINET | 大量保有 | 玉上 進一 | 大量保有 29.64% | — | — |
| 2024-04-10 | EDINET | 大量保有 | 玉上 進一 | 大量保有 29.64% | — | — |