Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社Eストアー (4304)

Eストアーは、中小企業向けSaaS型ECシステム、大企業向けパッケージECシステム、決済、マーケティングサービスを主軸とするEC事業を展開する。大規模サイト実績を持つECシステム、高セキュリティ・スケーラビリティの決済サービスが特徴である。HOI事業ではD2Cノウハウとデータを提携企業に提供し、M&Aやプロフィットシェアモデルで共同事業を推進する。創業以来のノウハウとSaaS型収益が競争優位性。EC市場の拡大とDX推進を成長ドライバーとする。 [本社]東京都港区 [創業]1999年 [上場]2001年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社Eストアーは、EC事業とHOI(ハンズオンインキュベーション)事業を展開する。EC事業は、中小企業向けSaaS、大企業向けパッケージECシステムを提供し、大規模サイト実績を持つ。決済サービスは高セキュリティとスケーラビリティが特徴である。HOI事業は、D2Cノウハウとデータを提携企業に提供し、M&Aやプロフィットシェアモデルで共同事業を推進する。

競争優位性として、創業以来培ったECノウハウ、D2Cナレッジ、データ蓄積を挙げる。大規模サイト実績は顧客信頼と参入障壁を形成する。決済サービスにおける高セキュリティとスケーラビリティは技術的優位性を示す。ヤフー及びGoogle正規代理店、Googleショッピングパートナー契約は、主要プラットフォームとの連携によるネットワーク効果を構築する。SaaSモデルはストック型収益基盤を形成し、HOI事業のプロフィットシェアモデルは収益の質を高める。

2. 沿革ハイライト

当社は1999年2月に設立され、同年7月にショッピングカートサービス「ストアツール」の提供を開始する。2001年9月、大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場に上場する。2006年1月には「ショップサーブ」の提供を開始し、2011年9月にはGoogle AdWords Premier SME Partnerプログラムに認定される。2020年1月には株式会社コマースニジュウイチを連結子会社化し、ECシステム事業を強化する。2022年4月には東京証券取引所のスタンダード市場へ移行する。2023年3月にはショップサーブ第3世代をリリースする。2024年12月には株式会社WCA、2025年3月には株式会社SHIFFONの株式を譲渡し、事業ポートフォリオを再編する。

3. 収益・成長

国内BtoC-EC市場規模は2022年で約22.72兆円と増加傾向にあり、EC化率も9.13%と進展する。DX推進の基調も堅調であり、これらは当社グループの事業に好影響を与える経営環境である。

成長ドライバーは、EC市場拡大とDX推進を背景とした既存事業の収益拡大である。ECシステム、決済、マーケティングの総合提案を強化し、OMO施策推進やサプライチェーン最適化まで支援範囲を広げる。HOI事業では、ECに関する知見や投資資金を有効活用し、ノウハウ不足企業に対し積極的な投資を継続し、双方の成長と収益基盤拡大を目指す。ショップサーブ第3世代のリリースも成長に寄与する。

4. 財務健全性

2025年3月期末の現金及び現金同等物は4,641,845千円、有利子負債は980,077千円である。総資産は7,544,356千円、純資産は3,594,470千円であった。

有利子負債は2023年3月期末の0千円から2024年3月期末に4,556,007千円へ増加し、2025年3月期末には980,077千円へ減少した。現金及び現金同等物は、2023年3月期末の5,185,468千円から2024年3月期末に4,296,083千円へ減少し、2025年3月期末には4,641,845千円へ増加した。

5. 株主還元

株主還元として、年間配当を実施する。2023年3月期の年間配当金は50.0円、2024年3月期は53.0円であった。

6. 注目ポイント

EC市場及びインターネット広告市場では、機能・価格競争激化、大手企業参入、新ビジネスモデルによる競争優位性喪失リスクがある。データ制限、法的規制、景気変動も影響する。

特定取引先への依存度が高い。ヤフー、Google、三菱UFJニコス、JCBが重要取引先であり、契約変更や更新拒絶は事業に影響を及ぼす可能性がある。

技術革新への迅速な対応、情報セキュリティ、システムトラブル、個人情報保護のリスクが存在する。知的財産権は主要サービスで特許出願がなく、将来的なビジネスモデル特許との抵触リスクを抱える。HOI事業における投融資は、財務リスク拡大や回収不能リスクを内包する。人材確保・育成、内部管理体制の充実も課題である。代表取締役CEO石村賢一氏への依存も経営リスクである。主要事業所が東京都に集中するため、災害等による事業継続リスクも存在する。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100W81F | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
11.9B 19.4倍 0.0倍 0.0% 1,946.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 11.2B 11.2B 12.6B
営業利益 747M 1.0B 1.1B
純利益 474M 805M 463M
EPS 40M 41M
BPS 293M 275M

大株主

株主名持株比率
株式会社ユニコム0.34%
ヨ シ ダ ト モ ヒ ロ0.06%
みずほ証券株式会社0.05%
NOMURA INTERNATIONAL PLC ノムラインターナシヨナルピーエル0.05%
株式会社SBI証券0.04%
江 川 勝 明0.04%
株式会社ワンド0.03%
石 村 賢 一0.03%
東海東京証券株式会社0.02%
八 木 美 香0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-04-08石村賢一
2025-04-04株式会社JG27 74.86
2025-01-08石村賢一 37.05
2023-09-25石村賢一 36.37
2023-09-25石村賢一 36.37
2023-08-30InfleXion II Investment, Inc. 4.04
2023-08-23InfleXion II Investment, Inc. 8.43
2023-02-06石村賢一 36.37
2022-11-22FMR LLC 4.32
2022-11-01石村賢一 36.37
2022-04-14石村賢一 36.37
2021-06-07FMR LLC 5.44
2021-05-31InfleXion II Investment, Inc. 8.8
2021-05-26InfleXion II Investment, Inc. 12.43
2021-04-08株式会社Eストアー
2021-04-05石村 賢一 36.14

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2025-06-19TDNettender_offer: 当社株式の上場廃止のお知らせ
2025-06-19TDNet当社株式の上場廃止のお知らせ
2025-05-30TDNetreverse_split: 株式併合並びに単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更に係る承認決議に
2025-05-30TDNet株式併合並びに単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更に係る承認決議に関するお知らせ
2025-04-21TDNetreverse_split: 株式併合並びに単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更に関するお知らせ
2025-04-21TDNet株式併合並びに単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更に関するお知らせ
2025-04-08TDNetHolding change by 石村賢一
2025-04-04TDNetHolding change by 株式会社JG27
2025-04-02TDNettender_offer: 株式会社JG27による当社株式に対する公開買付けの結果並びに親会社及び主
2025-04-02TDNet株式会社JG27による当社株式に対する公開買付けの結果並びに親会社及び主要株主である筆頭株主の異動の
2025-03-26TDNet臨時株主総会招集のための基準日設定に関するお知らせ
2025-01-08TDNetHolding change by 石村賢一
2023-09-25TDNetHolding change by 石村賢一
2023-09-25TDNetHolding change by 石村賢一
2023-08-30TDNetHolding change by InfleXion II Investment, Inc.
2023-08-23TDNetHolding change by InfleXion II Investment, Inc.
2023-02-06TDNetHolding change by 石村賢一
2022-11-22TDNetHolding change by FMR LLC
2022-11-01TDNetHolding change by 石村賢一
2022-04-14TDNetHolding change by 石村賢一