**1. 事業概要と競争優位性**
株式会社ユークスは、当社および子会社2社により構成されるグループとして、家庭用ゲーム機、業務用ゲーム機、モバイル等向けコンテンツの開発・制作・販売、パチンコ・パチスロの画像開発、コンサート・イベントの企画・制作・運営を営む。グループは唯一無二の価値を創造し、驚きと感動のエンタテインメントで世界中を笑顔にすることを目標とする。ゲーム・遊技機の受託開発事業では「長年培ってきた技術力」を強みとする。ARを中心とした最先端技術の研究開発に注力し、独自のARライブシステム「ALiS ZERO®」を開発した。これはデジタル情報とアナログ情報をAR技術で重ね合わせ、機器を介さずに仮想キャラクターの存在を体感できる「双方向型の次世代ライブ用の基幹システム」である。すでに多くのバーチャルキャラクターイベントやライブで利用されており、市場における「ALiS ZERO®」の優位性維持のため研究開発を継続する。既存技術の向上と新技術の研究開発に重点を置き、表現力の向上と新しい遊びの提供を目指す。
**2. 沿革ハイライト**
1993年2月、コンピュータソフトウェアの企画、開発、製造および販売を目的としてユークス有限会社を大阪府堺市に設立する。1996年6月に株式会社ユークスへ組織変更する。2001年12月、大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場に株式を上場する。2005年11月、新日本プロレスリング株式会社を子会社化したが、2012年1月に全株式を譲渡する。2013年2月、2K Sports,Inc.と開発契約を締結したが、2023年12月に契約終了する。2016年11月、ユークスミュージック株式会社を設立する。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、スタンダード市場へ移行する。
**3. 収益・成長**
当社グループは、高収益体質を目指し経常利益の増加を目標とし、ROEを重視する。ゲーム・遊技機の受託開発事業では、長年培った技術力を強みに、新規クライアントの開拓と既存クライアントとの関係強化により安定した収益確保を図る。開発力強化のため、新卒・キャリア採用の強化および外部協力会社の拡充を行う。XR事業では、ARライブシステム「ALiS ZERO®」の顧客ニーズに合わせたカスタマイズサービスを拡充し、応用サービスの顧客獲得に努める。市場における「ALiS ZERO®」の優位性維持のため研究開発を進める。海外における販売や開発に強みを持つ会社と連携し、世界中のより多くの人に楽しんでもらえる商品を提供する環境を構築する。世界中のコンテンツホルダーとの関係強化にも取り組む。当連結会計年度における研究開発費の総額は75,519千円である。
**4. 財務健全性**
当社グループは、直近の連結会計年度(current)において、現金及び現金同等物を1,690,278千円保有し、有利子負債は0円である。前連結会計年度(prior1)では現金及び現金同等物1,183,933千円に対し有利子負債300,000千円、前々連結会計年度(prior2)では現金及び現金同等物1,888,164千円に対し有利子負債0円であった。
**5. 株主還元**
当社グループは、株主還元として年間配当を実施する。直近の連結会計年度(current)の年間配当金は10.0円、前連結会計年度(prior1)も10.0円、前々連結会計年度(prior2)は30.0円である。
**6. 注目ポイント**
当社グループは、ゲーム・遊技機受託開発で培った技術力と、独自のARライブシステム「ALiS ZERO®」を核としたXR事業の成長性を有する。「ALiS ZERO®」は次世代ライブ用の基幹システムとして実績があり、その市場優位性維持のための研究開発投資は継続的な成長ドライバーとなる。海外連携を通じたグローバル展開への意欲も注目される。優秀な人材の確保と育成は、急速な技術革新に対応し、質の高いコンテンツを開発・制作する上で極めて重要である。事業等のリスクとして、為替相場の変動、人材確保・育成、知的財産権、新技術および新型ゲーム機への対応、情報の流出、製造物責任、感染症および世界情勢の影響を認識する。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 4.3B | 16.6倍 | 1.4倍 | 0.0% | 392.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 3.3B | 4.1B | 4.3B |
| 営業利益 | 88M | 179M | 948M |
| 純利益 | 198M | -1.3B | 883M |
| EPS | 23.6 | -160.7 | 103.4 |
| BPS | 290.1 | 281.7 | 476.1 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 株式会社トラッド | 0.37% |
| 谷口 行規 | 0.09% |
| ユークス従業員持株会 | 0.03% |
| 橋木 孝志 | 0.02% |
| 天野 謙二郎 | 0.01% |
| 原 典史 | 0.01% |
| JPモルガン証券株式会社 | 0.01% |
| 佐伯 高史 | 0.01% |
| 中垣 克視 | 0.01% |
| 北澤 敏彦 | 0.01% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2024-08-16 | マッコーリー バンク リミテッド | 5.93% | -- |
| 2024-06-13 | 谷口 行規 | 35.24% | +1.12% |
| 2024-01-19 | 谷口 行規 | 34.12% | +0.10% |
| 2023-10-13 | マッコーリー バンク リミテッド | 5.93% | +1.93% |
| 2022-01-18 | 谷口 行規 | 34.02% | (0.50%) |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-13 | TDNet | 決算 | ユークス | 2026年1月期決算短信〔日本基準〕(連結) | 397 | +2.27% |
| 2026-03-13 | TDNet | その他 | ユークス | 業績予想と実績値との差異に関するお知らせ | 397 | +2.27% |
| 2025-12-10 | TDNet | 業績修正 | ユークス | 業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ | 449 | -12.03% |
| 2025-12-10 | TDNet | 決算 | ユークス | 2026年1月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) | 449 | -12.03% |
| 2025-09-10 | TDNet | 決算 | ユークス | 2026年1月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結) | 474 | -7.59% |
| 2025-08-29 | TDNet | その他 | ユークス | 株式会社アクアプラスの株式の取得(子会社化)完了に関するお知らせ | 438 | -0.46% |
| 2025-08-26 | TDNet | 配当・還元 | ユークス | 連結子会社からの配当金受領に関するお知らせ | 423 | +6.38% |
| 2025-08-04 | TDNet | その他 | ユークス | 株式会社アクアプラスの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ | 416 | +4.09% |
| 2025-06-10 | TDNet | 決算 | ユークス | 2026年1月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) | 480 | -13.12% |
| 2024-08-16 | EDINET | 大量保有 | マッコーリー バンク リミテッド | 大量保有 5.93% | — | — |
| 2024-06-13 | EDINET | 大量保有 | 谷口 行規 | 大量保有 35.24% | — | — |
| 2024-01-19 | EDINET | 大量保有 | 谷口 行規 | 大量保有 34.12% | — | — |
| 2023-10-13 | EDINET | 大量保有 | マッコーリー バンク リミテッド | 大量保有 5.93% | — | — |
| 2022-01-18 | EDINET | 大量保有 | 谷口 行規 | 大量保有 34.02% | — | — |