Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

日本精化株式会社 (4362)

日本精化は、機能性製品(ビューティケア、ヘルスケア、ファインケミカル)と環境衛生製品を展開する精密化学品メーカー。創業100年超の歴史で培った高い研究開発力と製造技術を強みに、高付加価値な精密化学品をグローバル市場に提供する。ビューティケア分野ではサステナブル素材、ヘルスケア分野では医薬品用リン脂質の安定供給と製剤化技術、ファインケミカル分野ではペロブスカイト型太陽電池用素材の開発に注力。 [本社]大阪市 [創業]1918年 [上場]1979年

日本精化は、機能性製品と環境衛生製品の製造販売を主軸とする精密化学品メーカーである。創業100年を超える歴史の中で培った高い研究開発力と製造技術を強みに、高付加価値な製品をグローバル市場に提供している。特に、ビューティケア、ヘルスケア、ファインケミカルの各分野で独自の素材と技術を展開し、持続可能な社会の実現に貢献する製品開発に注力。安定した財務基盤と積極的な株主還元も特徴であり、オープンイノベーションを通じて新たな価値創造と事業領域の拡大を目指している。

**1. 事業概要と製品戦略**

機能性製品は、ビューティケア、ヘルスケア、ファインケミカルの3分野を中心に展開する。

ビューティケア分野では、化粧品用リン脂質素材、機能性油剤、生理活性物質をグローバルに展開。RSPO認証やNon-GMO製品、自然由来指数を高めたサステナブル対応製品の開発と拡販に注力し、海外顧客への販売を強化している。オープンイノベーション拠点「The Design & Creation Lab.」を活用し、新たな価値創造を目指す。

ヘルスケア分野では、医薬品用リン脂質、高純度コレステロール、リポソーム・リピッドナノパーティクル製剤化技術を提供。特にギリアド・サイエンシズ社向け医薬品用リン脂質の安定供給体制を維持しつつ、他海外顧客への販売も拡大している。新プラントへの生産集約によりコスト競争力を強化し、湘南ラボを中心にオープンイノベーションを推進する。

ファインケミカル分野では、工業用ウールグリース誘導体や機能性コーティング剤等も手掛けるほか、次世代太陽電池であるペロブスカイト型太陽電池用素材の研究開発と社会実装に向けた量産化技術確立に注力し、将来のコア事業育成を目指す。

環境衛生製品は、連結子会社である㈱アルボースが感染症対策商品や業務用洗浄剤を展開。濃縮タイプ等のサステナブル製品開発を加速し、病院・介護施設、フードビジネス分野での顧客獲得と差別化製品の拡販を図る。

**2. 競争優位性と成長戦略**

日本精化の競争優位性は、高付加価値な精密化学品における高い研究開発力と製造技術にある。連結売上高の2.7%を研究開発費に投じ、新製品開発や量産化技術確立を推進。特に医薬品用リン脂質では、医薬品分野に求められる高い品質と安定供給体制が強固な参入障壁となっている。高砂工場に医薬品用リン脂質製造プラントやリポソーム専用プラントを新設するなど、継続的な設備投資により生産能力とコスト競争力を強化している。

成長ドライバーは、グローバル化粧品市場の拡大とサステナブル素材への需要増、医薬品分野における製剤化技術の差別化、ペロブスカイト型太陽電池用素材といった新市場・新製品の育成、そして環境衛生分野での顧客基盤拡大である。オープンイノベーション活動を通じて、新たな価値創造と事業領域の拡大を図る。

**3. 収益状況と財務健全性**

第14次中期経営計画(2023-2026年度)を推進しており、2024年度は売上高356.6億円、営業利益49.0億円を達成。2025年度は売上高342.0億円(前年比△4.1%)、営業利益50.0億円(同2.1%増)を予想している。機能性製品セグメントが連結売上高の約8割を占め、ビューティケア、ヘルスケア分野が収益を牽引する。研究開発費は967百万円を投じている。

財務基盤は安定しており、2025年3月31日時点の総資産597.96億円に対し、純資産は490.69億円、有利子負債は11.0億円と低水準に抑えられている。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W4DF | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
63.6B 14.6倍 1.2倍 0.0% 2,505.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 35.7B 33.5B 36.8B
営業利益 4.9B 4.2B 5.1B
純利益 3.9B 3.3B 4.1B
EPS 172.1 146.4 174.4
BPS 2,140.6 2,074.1 1,984.6

大株主

株主名持株比率
太陽鉱工株式会社0.17%
日本精化企業持株会0.10%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.07%
日油株式会社0.05%
NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC  (常任代理人 香港上海銀行東京支店)0.04%
NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE IEDP AIF CLIENTS NON TREATY ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店)0.04%
日本精化従業員持株会0.03%
双日株式会社0.02%
小野薬品工業株式会社0.02%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-11-14NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC 3.81%(1.20%)
2025-04-21NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC 5.01%+2.01%
2025-01-10NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC 4.55%(0.47%)
2024-08-30太陽鉱工株式会社 16.12%--
2024-04-30太陽鉱工株式会社 16.12%+1.01%
2023-11-07NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC 5.02%+2.02%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-01-28TDNet決算日本精化2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2,933-11.83%
2025-11-14EDINET大量保有NIPPON ACTIVE VALUE 大量保有 3.81%2,695+0.71%
2025-10-31TDNet決算日本精化2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)2,486+8.89%
2025-10-31TDNet業績修正日本精化業績予想の修正に関するお知らせ2,486+8.89%
2025-10-31TDNetその他日本精化自己株式の消却に関するお知らせ2,486+8.89%
2025-09-02TDNet配当・還元日本精化自己株式取得状況および取得終了に関するお知らせ2,634-1.78%
2025-09-01TDNet配当・還元日本精化自己株式取得状況に関するお知らせ2,631+0.11%
2025-08-04TDNet配当・還元日本精化自己株式取得状況に関するお知らせ2,748-0.58%
2025-07-30TDNet決算日本精化2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2,735+0.33%
2025-07-23TDNetその他日本精化譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ2,635+1.71%
2025-07-02TDNet配当・還元日本精化自己株式取得状況に関するお知らせ2,431+1.48%
2025-04-21EDINET大量保有NIPPON ACTIVE VALUE 大量保有 5.01%2,011+3.48%
2025-01-10EDINET大量保有NIPPON ACTIVE VALUE 大量保有 4.55%
2024-08-30EDINET大量保有太陽鉱工株式会社大量保有 16.12%
2024-04-30EDINET大量保有太陽鉱工株式会社大量保有 16.12%
2023-11-07EDINET大量保有NIPPON ACTIVE VALUE 大量保有 5.02%