Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社ADEKA (4401)

ADEKAは化学品(樹脂添加剤、電子材料、環境材料)、食品(マーガリン類等)、ライフサイエンス(農薬等)、その他の4事業をグローバル展開する。樹脂添加剤の新規透明化剤「トランスパレックス」はポリプロピレンで世界最高の透明性(当社調べ)を実現し、2030年までに透明化剤世界シェアNo.1を目指す。半導体材料では最先端ALD材料を開発する。半導体材料への経営資源集中、トランスパレックス販売本格化、環境貢献製品・新規農薬のグローバル展開を成長ドライバーとする。 [本社]東京都荒川区 [創業]1917年 [上場]1949年

**1. 事業概要と競争優位性**

ADEKAは、化学品(樹脂添加剤、電子材料、環境材料)、食品(マーガリン類、プラントベースフード等)、ライフサイエンス(農薬、医薬品等)、その他の4事業をグローバル展開する。

競争優位性として、樹脂添加剤の新規透明化剤「アデカトランスパレックス」はポリプロピレンで「世界最高レベルの透明性」(2024年11月1日時点、当社調べ)を実現し、2030年までに透明化剤世界シェアNo.1を目指す。電子材料分野ではDRAMやNANDメモリの微細化・高容量化に対応する最先端ALD材料、EUVレジスト用光酸発生剤の開発を進め、業界トップ企業との共同開発も行う。ライフサイエンス分野では新規汎用性殺虫剤シベンゾキサスルフィル等の開発とグローバル展開を図る。長年のノウハウ蓄積、多岐にわたる製品群、グローバルな生産・販売拠点網、大規模な研究開発投資と設備投資が参入障壁となる。

**2. 沿革ハイライト**

1917年1月、電解ソーダ製造を目的として旭電化工業株式会社を創立する。1928年11月、農業薬品部門を分離し日本農薬株式会社を設立、2018年9月に子会社化する。1949年5月、東京証券取引所に上場する。1988年以降、シンガポール、台湾、韓国、米国、タイ、中国、欧州、インド、ブラジル等に生産・販売拠点を設立し、グローバル展開を加速する。2006年5月、株式会社ADEKAへ社名変更する。2022年4月、東京証券取引所プライム市場へ移行する。

**3. 収益・成長**

中期経営計画『ADX 2026』(2024-2026年度)では、「稼ぐ力の強化、高収益構造への転換」「環境貢献製品の拡大、及び事業構造の変革によるGHG削減」「経営基盤の強靭化」を基本戦略とする。成長ドライバーは、半導体材料事業への経営資源集中と半導体前工程・後工程への領域拡大、新規透明化剤「トランスパレックス」の販売本格化(2030年までに同製品を含む透明化剤全体の連結売上高300億円超目標)、環境貢献製品の拡大、高機能食品・新規農薬のグローバル展開である。2025年4月1日付で半導体材料本部を新設し、半導体材料開発へ経営資源を集中する体制を構築した。

**4. 財務健全性**

2025年3月期末の総資産は543,118百万円、純資産は351,776百万円である。有利子負債は63,422百万円、現金及び現金同等物は107,768百万円である。当連結会計年度の研究開発費は17,569百万円、設備投資額は18,683百万円と、将来の成長に向けた投資を積極的に行う。事業等のリスクとして、経済状況、地政学リスク、原材料価格変動、為替変動、技術競争激化、公的規制強化等が存在する。リスクマネジメント委員会、事業継続計画(BCP)の整備、サプライチェーンの強靭化、情報セキュリティ強化、コンプライアンス推進委員会等を通じて対応する。

**5. 株主還元**

2025年3月期の年間配当は100円であり、前年度の90円、前々年度の70円から増配傾向にある。

**6. 注目ポイント**

半導体材料事業への経営資源集中と組織改編は、今後の成長戦略の核となる。新規透明化剤「トランスパレックス」による樹脂添加剤事業の成長戦略と世界シェアNo.1目標は、同社の技術的優位性を示す。環境貢献製品の拡大やライフサイエンス事業における新規農薬のグローバル展開も、持続可能な社会への貢献と事業成長を両立させる。多様な事業ポートフォリオとグローバル展開によるリスク分散、強固な財務基盤と積極的な研究開発投資も注目点である。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100VYM0 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
404.7B 15.9倍 1.3倍 0.0% 3,900.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 407.1B 399.8B 403.3B
営業利益 41.0B 35.4B 32.4B
純利益 25.0B 23.0B 16.8B
EPS 245.6 224.9 163.3
BPS 2,916.3 2,791.9 2,544.3

大株主

株主名持株比率
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.11%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.08%
朝日生命保険相互会社(常任代理人)株式会社日本カストディ銀行0.04%
みずほ信託銀行株式会社退職給付信託みずほ銀行口再信託受託者株式会社日本カストディ銀行0.04%
ADEKA取引先持株会0.03%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人)株式会社みずほ銀行決済営業部0.02%
全国共済農業協同組合連合会(常任代理人)日本マスタートラスト信託銀行株式会社0.02%
農林中央金庫0.02%
日本ゼオン株式会社0.02%
THE BANK OF NEW YORK MELLON 140042(常任代理人)株式会社みずほ銀行決済営業部0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-03-23株式会社みずほ銀行 0.04%N/A
2025-12-05三井住友DSアセットマネジメント株式会社 5.02%+5.02%
2025-11-07三井住友信託銀行株式会社 5.02%+5.02%
2025-09-04三井住友信託銀行株式会社 5.00%(1.14%)
2024-07-22株式会社みずほ銀行 0.04%N/A
2023-06-21三井住友信託銀行株式会社 6.14%+0.03%
2023-02-22株式会社みずほ銀行 0.04%N/A
2022-04-06野村證券株式会社 4.50%(0.99%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-23EDINET大量保有株式会社みずほ銀行変更
2026-03-04TDNet配当・還元ADEKA自己株式の取得状況に関するお知らせ4,246+2.57%
2026-01-07TDNet配当・還元ADEKA自己株式の取得状況に関するお知らせ4,046-0.30%
2025-12-05EDINET大量保有三井住友DSアセットマネジメント株式会社大量保有 5.02%3,600+1.72%
2025-12-03TDNet配当・還元ADEKA自己株式の取得状況に関するお知らせ3,624+0.94%
2025-11-07EDINET大量保有三井住友信託銀行株式会社大量保有 5.02%3,534+0.59%
2025-10-03TDNet配当・還元ADEKA自己株式の取得状況に関するお知らせ3,340+0.18%
2025-09-04EDINET大量保有三井住友信託銀行株式会社大量保有 5.0%3,358+1.04%
2025-08-08TDNetその他ADEKA自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の買付けに関するお知らせ3,178+0.22%
2025-07-17TDNetその他ADEKA譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ2,910+0.26%
2025-06-20TDNetその他ADEKA譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ2,704-0.81%
2024-07-22EDINET大量保有株式会社みずほ銀行大量保有 0.04%
2023-06-21EDINET大量保有三井住友信託銀行株式会社大量保有 6.14%
2023-02-22EDINET大量保有株式会社みずほ銀行大量保有 0.04%
2022-04-06EDINET大量保有野村證券株式会社大量保有 4.5%