gooddaysホールディングスは、ITセグメントと暮らしセグメントの二軸で事業を展開する。
ITセグメントは、オープンリソース株式会社が担い、流通小売業界と金融業界の顧客、及びシステム・インテグレータを通じてエンドユーザー向けにシステム開発と付随する保守サービスを提供する。自社プロダクト「Redx(リデックス)」クラウドサービス(RedxクラウドPOS / Redx店舗DX)の導入支援、ハードウェア・ライセンス販売、保守・管理を行うRedxサービスビジネスと、金融機関向け決済システム受託開発や量販店向け基幹システム開発を請負またはSEサービスで提供するユーザーソリューションビジネスで構成する。
暮らしセグメントは、グッドルーム株式会社が担い、賃貸住宅のリノベーション工事、入居者募集、入居後サポートを自社で完結する。賃貸物件に特化した設計・施工パッケージ「TOMOS」(商標登録番号5648934号)を提供するリノベーションビジネスと、集客メディア「goodroom」の運営に加え、goodroom residence(マンスリー賃貸)、goodoffice(シェアオフィス)、ワークラウンジ、グッドサウナ等の運営を行うgoodroomソリューションビジネスで構成する。
競争優位性(Moat)と参入障壁は以下の通りである。
暮らしセグメントの「TOMOS」ブランドは商標登録されており、無垢床を用いたナチュラルデザインを特徴とする。賃貸リノベーションから入居者募集、入居後サポートまでを自社で一気通貫する「One Cycleモデル」は、顧客体験の向上と効率的な運営を可能にする。集客メディア「goodroom」の運営は、顧客獲得における優位性となる。ITセグメントのシステム開発・導入は、顧客の業務プロセスに深く組み込まれるため、一度導入されるとスイッチングコストが高い。東急不動産ホールディングス、小田急電鉄、三菱地所、コクヨ、株式会社良品計画といった大手企業との多数の資本業務提携は、事業展開における信頼性、ネットワーク効果、および潜在的な顧客ロックイン構造を構築する。暮らしセグメントは宅地建物取引業免許、特定建設業許可といった法的許認可を保有し、事業運営に必要な参入障壁を形成する。両セグメントで「標準化」を推進し、サービスの均一化とオペレーションのローコスト化を図ることで、抜本的な利益率改善とストック型ビジネスの強化を目指す。
ITセグメントの源流は1987年3月設立の株式会社教学社(現オープンリソース株式会社)である。暮らしセグメントは2009年12月設立のハプティック株式会社(TOMOSブランド展開)と2013年3月設立のグッドルーム株式会社(「goodroom」運営)に始まる。2016年3月1日、これら4社を子会社とする純粋持株会社gooddaysホールディングス株式会社を設立し、グループを統合した。2019年3月、東京証券取引所マザーズに上場する。東急不動産ホールディングス、小田急電鉄、三菱地所、コクヨ、株式会社良品計画など大手企業との資本業務提携を多数実施する。2021年12月にはオープンリソース株式会社が「RedxクラウドPOS」を販売開始し、2018年10月にはハプティック株式会社が「goodroom residence」を展開した。
当社グループは「どこにもないふつう」をミッションに掲げ、暮らしとITを掛け合わせた「新しいサービスビジネス」の実現を目指す。経営戦略として「標準化」を推進し、サービスの均一化とオペレーションのローコスト化を図ることで、抜本的な利益率改善とストック型ビジネスの強化を目指す。ITセグメントではRedxサービスビジネス、暮らしセグメントではgoodroomソリューションビジネスをストック型ビジネスの対象とし、投資を強化・継続する。Redxサービスビジネスの売上割合は2024年3月期36.7%から2025年3月期37.7%へ進捗し、goodroomソリューションビジネスの売上割合は2024年3月期33.8%から2025年3月期47.1%へ進捗する。
成長ドライバーとして、ITセグメントは企業のIT投資意欲の活発化、業務プロセス効率化やDX推進、セキュリティ強化といった経営課題への対応ニーズを捉える。暮らしセグメントは、新設住宅着工戸数減少トレンド(2024年82万戸から2040年度61万戸へ減少見込み)の中で、空き家率上昇とリフォーム市場の堅調な推移(8兆円規模)を背景に、既存ストックを活用するリノベーションニーズの高まりと、新しい暮らし方・働き方へのライフスタイル変化を成長機会とする。goodroom residenceの拡大(2027年3月期で2,000室目標)を掲げる。
業績は、売上高がprior2期6,391,457千円からcurrent期8,805,273千円へ成長を続ける。営業利益はprior1期502,028千円からcurrent期605,132千円へ増加傾向にある。純利益はprior2期359,100千円、prior1期300,696千円、current期337,706千円で推移する。
総資産はprior2期3,897,727千円からcurrent期5,537,585千円へ増加傾向にある。純資産はprior2期2,420,609千円からcurrent期3,035,343千円へ推移する。現金及び現金同等物はprior2期1,494,703千円、prior1期1,078,870千円、current期1,567,787千円である。有利子負債はprior1期500,000千円、current期500,000千円と直近2期で発生する。営業活動によるキャッシュ・フローはprior1期36,361千円からcurrent期638,290千円と大幅に増加する。
年間配当はprior2期2.5円からcurrent期4.0円へ増加傾向にある。新株予約権による潜在株式数は840,960株であり、発行済株式総数6,830,760株に対する割合は12.3%となる。これらの新株予約権が行使された場合、1株当たりの株式価値が希薄化する可能性がある。
ITセグメントの「Redxサービスビジネス」と暮らしセグメントの「goodroomソリューションビジネス」におけるストック型ビジネスへの転換進捗が、今後の収益安定化と成長の鍵を握る。特にgoodroom residenceの2027年3月期2,000室拡大目標は具体的な成長戦略を示す。大手企業との提携を通じた事業シナジー創出と社会課題解決への貢献も注目される。SDGsへの取り組みとして、ITセグメントでは「ロングライフシステム」、暮らしセグメントでは既存不動産の「リノベーション」活用により脱炭素社会への貢献を目指す。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 5.6B | 16.5倍 | 1.8倍 | 0.0% | 819.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 8.8B | 7.4B | 6.4B |
| 営業利益 | 605M | 502M | 547M |
| 純利益 | 338M | 301M | 359M |
| EPS | 49.7 | 44.6 | 53.3 |
| BPS | 444.3 | 400.6 | 359.5 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| CASABLANCA株式会社 | 0.46% |
| 小倉 弘之 | 0.11% |
| 小倉 博 | 0.10% |
| 畑本 裕之 | 0.05% |
| GDHグループ社員持株会 | 0.02% |
| 株式会社カナモリコーポレーション | 0.02% |
| 上田八木短資株式会社 | 0.02% |
| 東急不動産ホールディングス株式会社 | 0.02% |
| 三菱地所株式会社 | 0.02% |
| 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 | 0.01% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2025-04-10 | 畑本 裕之 | 5.01% | +0.01% |
| 2024-10-09 | 小倉 博 | 70.58% | (3.27%) |
| 2024-10-07 | 小倉 博 | 70.58% | (3.27%) |
| 2024-03-14 | 小倉 博 | 73.85% | (0.16%) |
| 2023-11-28 | 小倉 博 | 74.01% | (1.20%) |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-26 | TDNet | 業績修正 | G-GDH | 業績予想の修正に関するお知らせ | 854 | +0.70% |
| 2026-02-26 | TDNet | 業績修正 | G-GDH | 配当予想の修正および配当方針の変更に関するお知らせ | 854 | +0.70% |
| 2026-01-22 | TDNet | その他 | G-GDH | 本社移転に関するお知らせ | 675 | -1.63% |
| 2025-08-28 | TDNet | その他 | G-GDH | 資金の借入に関するお知らせ | 721 | +1.80% |
| 2025-07-28 | TDNet | その他 | G-GDH | 上場維持基準への適合に関するお知らせ | 800 | -0.12% |
| 2025-06-19 | TDNet | その他 | G-GDH | 上場維持基準への適合に向けた計画(改善期間入り)について | 677 | +0.15% |
| 2025-04-10 | EDINET | 大量保有 | 畑本 裕之 | 大量保有 5.01% | 608 | +0.16% |
| 2024-10-09 | EDINET | 大量保有 | 小倉 博 | 大量保有 70.58% | — | — |
| 2024-10-07 | EDINET | 大量保有 | 小倉 博 | 大量保有 70.58% | — | — |
| 2024-03-14 | EDINET | 大量保有 | 小倉 博 | 大量保有 73.85% | — | — |
| 2023-11-28 | EDINET | 大量保有 | 小倉 博 | 大量保有 74.01% | — | — |