コンピューターマネージメント株式会社は、独立系ITトータルソリューションプロバイダーとして、顧客の経営課題に対し最適なシステムソリューションを提供する。当社グループは当社および連結子会社1社により構成され、システムソリューションサービスの単一セグメントで事業を展開する。事業領域は「ゼネラルソリューションサービス」、「インフラソリューションサービス」、「ERPソリューションサービス」の3つのサービスラインに区分する。
ゼネラルソリューションサービスは、金融、産業・流通、公共、医療、教育等の幅広い分野で、情報システムの企画から運用保守、BPOサービスまでを一括提供する。インフラソリューションサービスは、ITシステム基盤の設計、構築、運用、保守までの一連のサービスを提供し、AWSなどのクラウドサービス導入支援に注力する。ERPソリューションサービスは、SAP S/4HANA、GROW with SAP、mcframeを中核とした導入支援、カスタマイズ、アドオン開発、保守、運用、BPOサービスまでをワンストップで提供する。連結子会社のノックス株式会社は、オービックビジネスコンサルタントとの契約に基づき、奉行シリーズの製品販売・導入支援およびアドオン開発を主として提供する。
当社グループの競争優位性(Moat)は、以下の点に集約される。第一に「独立系」であることによる柔軟な提案力である。特定のメーカーや系列に属さず、顧客の課題に応じた最適な製品・技術の提案や他社提携が可能であり、技術的優位性およびスイッチングコストの高さに寄与する。第二に「強固な顧客基盤と安定的な収益構造」である。売上高の約7割を取引年数10年以上の顧客で構成し、特定産業の好況・不況の影響を受けにくい。また、売上の約半数を継続案件や運用・保守等が占め、安定的なストック型収益基盤を構築する。これは高いスイッチングコストと顧客ロックイン構造を示唆し、ビジネスモデルの質の高さを示す。第三に「ワンストップでのサービス提供能力」である。情報システムの企画から運用保守、BPOまで、またインフラからERPまでを包括的に手掛ける。第四に「人材への積極的な投資」とISO認証取得による強固な品質管理体制である。参入障壁としては、長年の事業活動で培われた業界知識・業務ノウハウの蓄積、および強固な顧客基盤による顧客ロックイン構造が挙げられる。市場シェアに関する「No.1」や「トップ」といった明示的な記載はないが、関西圏を中心に一定の実績と取引基盤を有する。
当社は1981年11月、大阪市西区に設立され、事務処理用ソフト開発を開始した。1984年4月に東京出張所を開設し、全国展開を開始する。2003年4月にERP事業部、2011年4月にインフラ事業部を立ち上げ、主要サービスラインを確立した。2012年3月にはノックス株式会社を100%子会社化し、事業領域を拡大する。情報セキュリティや品質マネジメントに関する国際認証を複数取得する。2020年3月に東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場し、2022年4月には東京証券取引所スタンダード市場へ移行した。
情報サービス産業はIT投資意欲が堅調に推移し、生成AI活用、DX推進、クラウドサービス導入が加速しており、業界全体として安定的な成長を見せる。当社の成長ドライバーは、この市場環境を捉えた「新たな成長分野への展開」と「既存事業分野の更なる強化」である。デジタル分野を新たな成長事業の柱と位置づけ、専門チームで先進技術の研究開発に注力する。生成AI活用やアライアンスパートナーとの連携強化、伴走型支援サービスのリリースといった取り組みを展開する。既存事業では、培った業界知識・業務ノウハウ・技術力を活かし、リソースの柔軟な活用と提案力の強化を推進する。また、「動員力の強化」も重要な成長戦略である。営業力強化による顧客基盤拡大、サービス提供力向上に加え、積極的な人材採用・育成・定着、ビジネスパートナー(BP)の増員を重点課題とする。一方で、経営上の弱みとして、首都圏における企業認知度の相対的な低さや、高付加価値案件の受注機会の限定、常駐型案件の割合の高さによる収益性向上が課題である。
当社グループは、安定的な利益の積み上げを実現しており、財務基盤は健全である。保有固定資産が少額であり、重大な評価損の発生リスクが小さい。直近の財務データ(2025年3月期)では、現金及び現金同等物が3,303,448千円に達し、有利子負債は0円である。これは無借金経営を維持し、潤沢な手元資金を有することを示す。総資産は5,136,835千円、純資産は3,580,184千円である。
当社は、株主への利益還元を重要な経営課題の一つと認識する。安定的な配当を継続し、企業価値向上と株主還元のバランスを図る方針である。直近の年間配当は50.0円(2025年3月期)である。
当社グループは、独立系ITトータルソリューションプロバイダーとしての柔軟性と、長期顧客基盤に支えられた安定的な収益構造を強みとする。DX推進やAI・クラウド活用といった市場の大きな潮流を成長機会と捉え、先進技術の研究開発やアライアンス強化を通じて新たな成長分野への展開を図る。一方で、経営上の弱みとして、首都圏での企業認知度の相対的な低さや、高付加価値案件の受注機会の限定、常駐型案件の割合の高さによる収益性向上が課題である。これらの課題への取り組み、特に首都圏での認知度向上や高付加価値案件の受注比率向上、常駐型案件の割合低減による収益性改善が今後の成長を左右する。優秀な人材の確保と育成、プロジェクトマネジメント力の強化も持続的成長のための重要課題である。無借金経営と潤沢な手元資金は、今後の戦略的投資やM&Aの余地を提供する。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 6.1B | 15.3倍 | 1.7倍 | 0.0% | 2,996.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 7.9B | 7.2B | 6.9B |
| 営業利益 | 514M | 427M | 473M |
| 純利益 | 398M | 327M | 338M |
| EPS | 195.4 | 161.0 | 166.2 |
| BPS | 1,758.5 | 1,570.6 | 1,402.7 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 有限会社シー・エム・ケー | 0.37% |
| コンピューターマネージメント社員持株会 | 0.14% |
| 株式会社UH Partners 2 | 0.07% |
| 光通信株式会社 | 0.07% |
| 株式会社UH Partners 3 | 0.04% |
| 槇田 重夫 | 0.02% |
| 竹中 英之 | 0.02% |
| 竹中 利之 | 0.02% |
| 長平 由美子 | 0.02% |
| 亀井 友廣 | 0.01% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2025-10-10 | 光通信株式会社 | 14.09% | (1.04%) |
| 2025-09-26 | 光通信株式会社 | 15.13% | (0.49%) |
| 2025-09-19 | 光通信株式会社 | 15.62% | (1.02%) |
| 2025-08-22 | 光通信株式会社 | 16.64% | (1.02%) |
| 2025-07-18 | 光通信株式会社 | 17.66% | (1.03%) |
| 2025-06-11 | 有限会社シー・エム・ケー | 35.93% | (3.19%) |
| 2025-06-02 | 有限会社シー・エム・ケー | 35.93% | (3.19%) |
| 2025-06-02 | 有限会社シー・エム・ケー | 35.93% | (3.19%) |
| 2025-04-14 | 光通信株式会社 | 18.69% | +1.05% |
| 2024-11-27 | 光通信株式会社 | 17.64% | +1.00% |
| 2024-08-21 | 光通信株式会社 | 16.64% | +1.02% |
| 2024-06-04 | 光通信株式会社 | 15.62% | +1.03% |
| 2024-01-04 | 光通信株式会社 | 14.59% | +1.16% |
| 2023-09-27 | 光通信株式会社 | 13.43% | +1.00% |
| 2023-07-06 | 光通信株式会社 | 12.43% | +1.03% |
| 2023-06-16 | 光通信株式会社 | 11.40% | +1.04% |
| 2023-03-16 | 光通信株式会社 | 10.36% | +1.05% |
| 2022-09-01 | 光通信株式会社 | 9.31% | +1.04% |
| 2022-03-14 | 光通信株式会社 | 8.27% | +1.07% |
| 2022-01-25 | 光通信株式会社 | 7.20% | +1.02% |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-16 | TDNet | 配当・還元 | Cマネージメント | 剰余金の配当(増配)に関するお知らせ | 2,978 | -0.37% |
| 2026-03-16 | TDNet | 人事 | Cマネージメント | 執行役員の異動および選任に関するお知らせ | 2,978 | -0.37% |
| 2026-02-05 | TDNet | 決算 | Cマネージメント | 令和8年3月期 第3四半期決算短信 [日本基準](連結) | 3,035 | -0.99% |
| 2025-11-25 | TDNet | IR | Cマネージメント | 2026年3月期 第2四半期決算説明資料 | 2,624 | +0.61% |
| 2025-10-10 | EDINET | 大量保有 | 光通信株式会社 | 大量保有 14.09% | 2,529 | -0.95% |
| 2025-09-26 | EDINET | 大量保有 | 光通信株式会社 | 大量保有 15.13% | 3,145 | -12.11% |
| 2025-09-19 | EDINET | 大量保有 | 光通信株式会社 | 大量保有 15.62% | 3,015 | +1.16% |
| 2025-09-16 | TDNet | その他 | Cマネージメント | 株主優待制度の継続に関するお知らせ | 2,955 | +0.88% |
| 2025-08-22 | EDINET | 大量保有 | 光通信株式会社 | 大量保有 16.64% | 2,940 | +0.24% |
| 2025-08-06 | TDNet | 決算 | Cマネージメント | 令和8年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) | 2,830 | -0.04% |
| 2025-07-18 | EDINET | 大量保有 | 光通信株式会社 | 大量保有 17.66% | 2,604 | +0.19% |
| 2025-06-11 | EDINET | 大量保有 | 有限会社シー・エム・ケー | 大量保有 35.93% | 2,500 | +0.60% |
| 2025-06-02 | EDINET | 大量保有 | 有限会社シー・エム・ケー | 大量保有 35.93% | 2,501 | +0.36% |
| 2025-06-02 | EDINET | 大量保有 | 有限会社シー・エム・ケー | 大量保有 35.93% | 2,501 | +0.36% |
| 2025-04-14 | EDINET | 大量保有 | 光通信株式会社 | 大量保有 18.69% | 1,666 | +3.24% |
| 2024-11-27 | EDINET | 大量保有 | 光通信株式会社 | 大量保有 17.64% | — | — |
| 2024-08-21 | EDINET | 大量保有 | 光通信株式会社 | 大量保有 16.64% | — | — |
| 2024-06-04 | EDINET | 大量保有 | 光通信株式会社 | 大量保有 15.62% | — | — |
| 2024-01-04 | EDINET | 大量保有 | 光通信株式会社 | 大量保有 14.59% | — | — |
| 2023-09-27 | EDINET | 大量保有 | 光通信株式会社 | 大量保有 13.43% | — | — |