ロート製薬グループは、当社、子会社112社、関連会社19社で構成され、ヘルス&ビューティケア領域でアイケア、スキンケア、内服薬、その他製品・サービスを製造・販売する。海外売上高は連結売上高の47.0%を占め、115か国以上で展開する。
競争優位性(Moat)は、長年の技術とブランド力、OTC医薬品アイケアカテゴリーのトップメーカーとしての知見と技術力に確立する。売上の6割強を占めるスキンケア事業では、再生医療研究の知見応用や基幹技術に基づく機能性の高い商品を提供し、技術的優位性を維持する。独自の開発力を付加した開発製造受託(CDMO)事業を推進し、子会社クオリテックファーマ、ロートニッテン、自社研究所の高い技術力とコスト競争力で競争優位性と参入障壁を形成する。医薬品医療機器法等の法的規制も参入障壁となる。同社はセルフケア・セルフメディケーション領域をコア事業、プロフェッショナルメディケーション領域を成長投資事業と位置付け、Well-beingを軸に事業を展開する。
1899年2月、大阪市南区で信天堂山田安民薬房として創業、医薬品製造販売を開始する。1949年9月、ロート製薬株式会社を設立する。1961年10月、大阪証券取引所市場第二部に上場する。1988年7月のメンソレータム社買収を契機にグローバル展開を加速し、海外子会社を設立する。国内ではエムジーファーマ、クオリテックファーマ、ロートニッテン、天藤製薬を買収し、事業領域を多角化する。2016年11月、ロート幹細胞加工センターで「特定細胞加工物製造許可」を取得し、再生医療事業を本格化する。2024年6月、ユーヤンサン・インターナショナル社を買収し、グローバルでのWell-being事業を強化する。2022年4月、東京証券取引所のプライム市場へ移行する。
同社はセルフケア・セルフメディケーション領域をコア事業、プロフェッショナルメディケーション領域を成長投資事業と位置付ける。
成長ドライバーは、TAM拡大要因と新市場・新製品への対応である。OTC医薬品事業ではスイッチOTC、高齢化ニーズ、女性の健康ニーズに応えるカテゴリーに挑戦する。スキンケア事業では再生医療研究の知見を応用し、ヘアケア事業へ本格参入する。機能性食品・食品事業を「第三の柱」に育成する。医療用眼科、再生医療、開発製造受託(CDMO)事業を「成長投資事業」と位置付け、多角的なソリューション提供を目指す。
グローバル戦略の強化も成長ドライバーである。海外売上高が連結売上高の約半数を占め、アジア地域を中心に経営資源を投入し、M&Aを通じてグローバルでのWell-being事業を加速する。
研究開発への継続的な投資と技術革新も成長を牽引する。当連結会計年度の研究開発費総額は14,995百万円に上る。先端技術研究に注力し、既存領域の独創的かつ付加価値製品の開発を進める。医療分野への拡充として、難治性創傷治療システム「オートロジェルシステム」の保険適用販売開始、眼科用治療剤「ROH-001」の臨床試験、幹細胞再生医療に取り組む。国内外の連携による技術アライアンスを推進する。
デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進も重要である。デジタルヘルスケアへのシフトに対応し、D2Cプラットフォーム「Connect for Customer」を実装、B2B、B2B2Cへの拡大を図る。
2025年3月31日現在、総資産421,875百万円に対し、純資産271,440百万円を計上する。現金及び現金同等物は73,221百万円、有利子負債は24,853百万円であり、ネットキャッシュポジションを維持する。
株主への利益還元を重視し、2025年3月期の年間配当は36.0円を実施する。
ロート製薬は「Well-being」をパーパスに掲げ、セルフケア・セルフメディケーション領域での基盤を活かし、医療用眼科、再生医療、CDMOといったプロフェッショナルメディケーション領域へ積極的な成長投資を行う。グローバル展開とM&A戦略により、持続的な成長を図る。事業等のリスクとして、法的規制の変更、海外展開リスク、特定の取引先への依存、M&A含む事業投資リスク、知的財産権侵害や製品回収等のリスクが存在する。これらのリスクを認識しつつ、研究開発とDX推進によるイノベーション創出を通じて、企業価値向上を目指す。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 557.7B | 17.3倍 | 2.1倍 | 0.0% | 2,361.5円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 308.6B | 270.8B | 238.7B |
| 営業利益 | 38.9B | 40.0B | 34.0B |
| 純利益 | 31.0B | 30.9B | 26.4B |
| EPS | 136.1 | 135.6 | 115.6 |
| BPS | 1,149.3 | 1,078.0 | 916.9 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口) | 0.14% |
| ㈱日本カストディ銀行(信託口) | 0.07% |
|  STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)  | 0.05% |
| ㈲山田興産 | 0.04% |
| ㈱三菱UFJ銀行 | 0.03% |
| 山昌興産㈱ | 0.02% |
| 日本生命保険(相) | 0.02% |
| 山 田 清 子 | 0.02% |
| ALI GLOBAL TRUST PLC(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部) | 0.02% |
| ロートグループ従業員持株会 | 0.01% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2024-07-29 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ | 6.53% | (0.70%) |
| 2023-11-22 | マサチューセッツ・ファイナンシャル・サービセズ・カンパニー | 7.31% | (1.08%) |
| 2023-05-19 | マサチューセッツ・ファイナンシャル・サービセズ・カンパニー | 8.39% | (1.04%) |
| 2023-02-17 | スパークス・アセット・マネジメント株式会社 | 4.96% | (1.06%) |
| 2023-02-13 | マサチューセッツ・ファイナンシャル・サービセズ・カンパニー | 9.43% | (1.05%) |
| 2022-11-08 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ | 7.23% | (1.07%) |
| 2022-01-18 | スパークス・アセット・マネジメント株式会社 | 6.02% | (1.01%) |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-01-07 | TDNet | M&A | ロート薬 | タイを拠点とするウェルネス関連企業 Thann Oryza Co., Ltd. の 株式取得(子会社 | 2,622 | -2.15% |
| 2025-08-06 | TDNet | 決算 | ロート薬 | 2026年3月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結) | 2,156 | +14.49% |
| 2025-08-06 | TDNet | 業績修正 | ロート薬 | 業績予想の修正に関するお知らせ | 2,156 | +14.49% |
| 2025-08-06 | TDNet | IR | ロート薬 | 2026年3月期 第1四半期 決算説明会 (2025年4月~6月) | 2,156 | +14.49% |
| 2024-07-29 | EDINET | 大量保有 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グルー | 大量保有 6.53% | — | — |
| 2023-11-22 | EDINET | 大量保有 | マサチューセッツ・ファイナンシャル・サー | 大量保有 7.31% | — | — |
| 2023-05-19 | EDINET | 大量保有 | マサチューセッツ・ファイナンシャル・サー | 大量保有 8.39% | — | — |
| 2023-02-17 | EDINET | 大量保有 | スパークス・アセット・マネジメント株式会 | 大量保有 4.96% | — | — |
| 2023-02-13 | EDINET | 大量保有 | マサチューセッツ・ファイナンシャル・サー | 大量保有 9.43% | — | — |
| 2022-11-08 | EDINET | 大量保有 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グルー | 大量保有 7.23% | — | — |
| 2022-01-18 | EDINET | 大量保有 | スパークス・アセット・マネジメント株式会 | 大量保有 6.02% | — | — |