Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

窪田製薬ホールディングス株式会社 (4596)

窪田製薬ホールディングスは、眼科医療ソリューションを提供する研究開発型ベンチャーである。独自のアクティブスティミュレーション技術によるウェアラブル近視デバイス「Kubota Glass」で成人近視抑制の可能性を世界で初めて実証した。在宅・遠隔眼科医療モニタリング機器「eyeMO」や、スターガルト病治療薬エミクススタト塩酸塩の開発も手掛ける。2050年には世界人口の半数が罹患予測される近視市場など、巨大なアンメットニーズに応える。 [本社]東京都港区 [創業]2015年 [上場]2016年

1. 事業概要と競争優位性

窪田製薬ホールディングスは、眼疾患患者の視力維持・回復に貢献する眼科医療ソリューションを提供する研究開発型ベンチャーである。2024年に研究開発拠点を日本に移管し、革新的な治療薬・医療技術の開発に取り組む。主要パイプラインは、医療機器(ウェアラブル近視デバイス、在宅・遠隔医療モニタリング機器)と低分子化合物(エミクススタト塩酸塩)に重点を置く。

医療機器では、独自のアクティブスティミュレーション技術「クボタメガネ・テクノロジー」を用いたウェアラブル近視デバイス「Kubota Glass」を開発。網膜に人工的な光刺激を与え近視の進行抑制・治療を目指すもので、成人臨床試験で近視抑制の可能性を世界で初めて実証した。台湾、米国FDAで医療機器登録を完了し、日本で販売開始、中国市場への展開も推進する。

また、超小型モバイルOCT「eyeMO」は、在宅で網膜の状態測定を可能にする遠隔眼科医療モニタリングデバイス。網膜疾患患者が自宅で検査し、医師が遠隔診断できるシステムを確立し、個別化医療と視力維持向上を目指す。主要医療機関で臨床試験を実施中である。

低分子化合物では、独自の視覚サイクルモジュレーション技術に基づくエミクススタト塩酸塩をコア開発品とし、スターガルト病及び糖尿病網膜症の治療薬として開発を進める。スターガルト病第3相臨床試験では主要評価項目未達も、特定のサブグループで萎縮病巣進行率の有意な抑制を示唆した。エミクススタト塩酸塩はFDA及びEMAからスターガルト病に対するオーファンドラッグに指定されている。

同社の競争優位性は、これらの独自技術に基づく革新的な製品開発力と、知的財産権の創造と保護を重視する戦略にある。多額の先行投資と厳格な承認審査が参入障壁となる。

対象市場は広大で、近視は2050年には世界の約半数が罹患すると予測され、特に東アジアで急増している。米国科学技術アカデミーは近視を病気と分類し、医療診断の必要性を強調。網膜疾患市場も2025年には約160億米ドルに成長すると予想される。スターガルト病は稀少疾患ながら、米国、欧州、日本で約15万人の患者が存在する。

2. 沿革ハイライト

2015年12月、アキュセラ・ジャパン株式会社(現 窪田製薬ホールディングス株式会社)を設立。翌2016年12月、東京証券取引所マザーズ市場に上場し、商号を窪田製薬ホールディングス株式会社に変更した。2017年1月にはFDAがスターガルト病に対するエミクススタト塩酸塩をオーファンドラッグに指定。同年2月には在宅・遠隔眼科医療機器の自社開発を開始した。2020年8月、ウェアラブル近視デバイス「クボタメガネ」の概念実証(POC)試験に成功。2022年6月にはKubota Glassが米国FDAにて医療機器登録を完了し、同年8月日本で販売を開始した。2024年7月、米国研究開発拠点を日本に移管している。

3. 収益・成長

同社は研究開発型ベンチャーであり、医薬品・医療機器開発には多額の先行投資が必要なビジネスモデルである。2024年12月期に13億円超の当期損失を計上し、累積損失は250億円超。パイプライン開発継続のため、今後数年間も損失計上を見込む。

成長ドライバーは、近視や網膜疾患といった対象市場(TAM)の拡大である。近視は世界的に患者数が急増し、医療ニーズが高い。Kubota Glassのグローバル展開(特に中国市場での販売網構築、次世代機開発)が期待される。

出典: 有価証券報告書 (2024-12) doc_id=S100VISG | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
5.8B 5.9倍 103.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 27M 40M
営業利益 -1.3B -1.5B -2.0B
純利益 -1.3B -1.5B -2.0B
EPS -23.6 -26.8 -40.9
BPS 17.3 39.9 51.6

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-03-18Evo Fund 16.59%(1.07%)
2026-03-16Evo Fund 17.66%(0.87%)
2026-03-12Evo Fund 18.53%(1.31%)
2026-03-11Evo Fund 1.00%(20.31%)
2026-03-10Evo Fund 1.00%(22.56%)
2026-03-09Evo Fund 1.00%(20.91%)
2026-03-05Evo Fund 1.00%(22.56%)
2026-01-13Evo Fund 23.56%+1.65%
2026-01-09Evo Fund 21.91%(1.65%)
2026-01-05Evo Fund 23.56%+20.56%
2025-12-23窪田 良 52.66%+22.09%
2025-12-23窪田 良 52.66%+22.09%
2025-10-07野村證券株式会社 2.22%(2.80%)
2025-09-19野村證券株式会社 5.02%+5.02%
2025-09-19バークレイズ・バンク・ピーエルシー 1.07%(4.63%)
2025-09-10窪田 良 26.20%(2.36%)
2025-09-10窪田 良 21.71%(4.49%)
2025-09-10窪田 良 24.58%+2.87%
2025-09-10窪田 良 30.57%+5.99%
2025-09-09窪田 良 26.20%(2.36%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-23TDNet不祥事・訂正G-窪田製薬HD(訂正)「会計監査人の異動に関するお知らせ」の一部訂正について
2026-03-19TDNet決算G-窪田製薬HD(訂正・数値データの修正)「2025 年12 月期 決算短信〔IFRS〕(連結)」の一部訂正について
2026-03-18EDINET大量保有Evo Fund大量保有 16.59%108
2026-03-18TDNet資本政策G-窪田製薬HD資本金の額の減少(減資)及びその他資本剰余金の処分に関するお知らせ108
2026-03-18TDNet人事G-窪田製薬HD役員人事に関するお知らせ108
2026-03-18TDNetその他G-窪田製薬HD会計監査人の異動に関するお知らせ108
2026-03-18TDNet資本政策G-窪田製薬HDストックオプション(新株予約権)の発行に関するお知らせ108
2026-03-18TDNet人事G-窪田製薬HD取締役に対する譲渡制限付株式報酬制度の導入に関するお知らせ108
2026-03-18TDNet資本政策G-窪田製薬HDストックオプション(新株予約権)の発行に係る付議の決定に関するお知らせ108
2026-03-18TDNet株主総会G-窪田製薬HD第11期定時株主総会の付議議案の決定に関するお知らせ108
2026-03-18TDNetその他G-窪田製薬HD台湾における「Kubota Glass」販売に関する基本合意(LOI)締結のお知らせ108
2026-03-16EDINET大量保有Evo Fund大量保有 17.66%115-5.22%
2026-03-12EDINET大量保有Evo Fund大量保有 18.53%120-3.33%
2026-03-11EDINET大量保有Evo Fund大量保有 1.0%129-6.98%
2026-03-10EDINET大量保有Evo Fund大量保有 1.0%122+5.74%
2026-03-09EDINET大量保有Evo Fund大量保有 1.0%117+4.27%
2026-03-05EDINET大量保有Evo Fund大量保有 1.0%135-10.37%
2026-03-02TDNetその他G-窪田製薬HD連結子会社におけるスターガルト病治療候補薬「エミクススタト塩酸塩」に関する Laboratoires217-23.96%
2026-02-25TDNetその他G-窪田製薬HD(開示事項の経過)連結子会社におけるスターガルト病治療候補薬「エミクススタト塩酸塩」に関するKOLと196+22.45%
2026-02-18TDNet人事G-窪田製薬HD代表取締役の役員報酬の辞退に関するお知らせ190+7.89%