BRANUは「テクノロジーで建設業界をアップデートする」をビジョンに、建設業界の99%を占める中小建設企業(約48万社)の経営課題解決に特化した建設DXプラットフォーム「CAREECON Platform」を提供する。事業は単一セグメントである。
主力サービスは、①オウンドメディア構築及び建設業マッチングメディア「CAREECON」の運用、②建設業特化型統合ビジネスツール「CAREECON Plus」の提供、③建設業特化型人材獲得支援サービス「キャリコンジョブ」で構成される。
「CAREECON Plus」は、マーケティング、採用管理、施工管理、経営管理までの一連の機能を具備し、中小建設企業の業務デジタル化と生産性向上に寄与する統合型ビジネスツールである。SaaS型ストック収益モデルであり、月額利用料を収受する。広告運用サービスもストック収益型である。
競争優位性(Moat)として、建設業界特有のノウハウ蓄積と5,000社を超える累計取引実績による先行者優位性を有する。統合型ツール「CAREECON Plus」は顧客の業務プロセスに深く入り込み、高いスイッチングコストと顧客ロックイン構造を形成する。マッチングメディア「CAREECON」の登録ユーザー数(2025年10月末時点5,846ユーザー)増加は媒体価値を高め、ネットワーク効果を生み出す。AI技術(AIブログアシスタント)をサービスに実装し、新サービス開発を推進する。
参入障壁は、建設業界のビジネスノウハウ習得の難しさ、ノウハウ蓄積、顧客ロックイン構造である。市場シェアは、全国約48万社と広大な中小建設企業市場において、未開拓の市場シェアが多く残されている。
2009年8月、ブラニュー株式会社を設立し、中小建設企業向けウェブマーケティングサービスを開始する。2014年6月、マッチングメディア「CAREECON」をローンチする。2018年3月、渡辺パイプ株式会社と業務提携を開始する。2019年2月、社名をBRANU株式会社に変更する。2019年11月、SaaS型施工管理ツール「CAREECON 施工管理」をローンチする。2022年2月、「CAREECON Plus miniプラン」を提供開始し、2023年9月には集客、施工管理、採用等の各機能を統合した「CAREECON Plus Standardプラン」をサービス提供開始する。2023年11月、生成AIを「CAREECON Plus」に実装し「AIブログアシスタント」をローンチする。2025年5月、建設業特化型人材獲得支援サービス「キャリコンジョブ」をローンチする。同年12月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場する。
「CAREECON」及びオウンドメディア構築サービスで新規顧客を獲得し、「CAREECON Plus」へのクロスセル、アップセルを通じて相乗的に収益を拡大させる戦略である。「CAREECON Plus」と広告運用サービスはストック収益型であり、安定的かつ加速度的な成長に不可欠な要素である。当社はARR及びストック型サービスライセンス契約社数を重要な指標として重視する。
成長ドライバーは、中小建設企業約48万社という広大な市場規模と、生産性向上への高いニーズである。建設業界は「2024年問題」による労働時間制限や人手不足、多重下請け構造、資材高騰といった構造的課題を抱え、DX推進の需要が加速する。2025年度の建設投資は75.5兆円となる見通しである。
プロダクト面では、「CAREECON Plus」へのAI機能実装や経営管理機能の強化を進め、「All in One」の統合型ビジネスツールへと進化させる。販路拡大戦略として、全国を網羅する支店展開と、管材・住設資材総合商社等との戦略的な業務提携を引き続き模索し、更なる顧客獲得と市場シェアの拡大を図る。
当社は安定的に営業キャッシュ・フローを獲得しており、借入等による機動的な資金調達も可能であることから、財務上の特段の課題はないと認識する。2025年10月31日時点の財務状況は、現金及び現金同等物786,171千円、有利子負債454,019千円、総資産1,219,169千円、純資産414,040千円である。自己資本比率は約34.0%であり、一定の財務健全性を維持する。
株主還元に関する具体的な方針や実績については、提供された一次情報に記載がない。
建設業界は多重下請け構造、資材高騰、労働力不足、2024年問題といった構造的な問題を抱える。BRANUはこれらの課題に対し、「CAREECON Platform」を通じて多重下請け構造からの脱却支援、プロジェクト管理の最適化、コスト計算の自動化、労働生産性向上、収益性向上を支援するソリューションを提供する。
今後の事業拡大のため、サービス・プロダクトの認知度向上と販売促進による顧客基盤の増大、計画的なプロダクト開発と機能改善、事業拡大に合わせた安定的な組織体制の整備が優先的に対処すべき課題である。株式の流動性については、東京証券取引所グロース市場の上場維持基準に近接しており、公募増資やストック・オプションの行使を勘案し、流動性の向上を図る方針である。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 3.0B | 12.3倍 | 7.2倍 | — | 747.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 2.1B | 1.4B | 1.1B |
| 営業利益 | 332M | 100M | — |
| 純利益 | 242M | 65M | 48M |
| EPS | 60.5 | 16.4 | 11.9 |
| BPS | 103.5 | 43.0 | 26.6 |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2026-01-09 | 名富 達也 | 69.79% | (3.77%) |
| 2026-01-09 | 名富 達也 | 69.79% | (3.77%) |
| 2025-12-08 | 名富 達也 | 73.56% | +70.56% |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-01-09 | EDINET | 大量保有 | 名富 達也 | 大量保有 69.79% | 1,035 | +0.00% |
| 2026-01-09 | EDINET | 大量保有 | 名富 達也 | 大量保有 69.79% | 1,035 | +0.00% |
| 2025-12-08 | EDINET | 大量保有 | 名富 達也 | 大量保有 73.56% | 1,294 | -3.40% |