Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

アイサンテクノロジー株式会社 (4667)

アイサンテクノロジーは、測量用ソフトウェア開発・販売、計測機器販売、高精度三次元MMS関連サービス、自動走行関連システム受託販売、実証実験請負を行う。公共セグメントは測量・不動産市場、モビリティ・DXセグメントは自動車・MaaS・3次元DX市場を主ターゲットとする。測量技術と高精度三次元地図を融合できる国内唯一の企業であり、創業来の高精度位置計算技術を競争優位性とする。自動運転レベル4の公道走行実績を持ち、社会実装を推進する。 [本社]愛知県名古屋市中区 [創業]1970年 [上場]1997年

1. 事業概要と競争優位性

アイサンテクノロジーグループは、測量用ソフトウェア開発・販売、計測機器販売、高精度三次元モービルマッピングシステム(MMS)関連サービス、三次元計測・解析業務請負、自動走行関連システム受託販売、実証実験請負、各種測量等を行う。事業は公共セグメント(測量・不動産市場)とモビリティ・DXセグメント(自動車・MaaS・3次元DX市場)に区分する。

当社グループは、測量業務ソフトウェアから計測機器までのトータルソリューションを提供し、高精度三次元地図に測量技術を融合させる国内唯一の企業である。この技術的優位性は、創業来培った高精度位置計算技術や道路設計技術に裏打ちされる。測量用ソフトウェア及び保守サービスは顧客のスイッチングコストを高め、安定した収益基盤を構築する。自動運転レベル4の公道走行許可取得実績は、同分野における技術的リーダーシップと高い参入障壁を示す。KDDI、三菱商事、損害保険ジャパン、ティアフォー、ヤマハ発動機、JR東日本など、多様な大手企業との資本・業務提携は、事業拡大とシナジー創出の可能性を秘める。

2. 沿革ハイライト

1970年8月、株式会社アイサンとして設立する。1992年8月にアイサンテクノロジー株式会社へ商号変更する。1997年4月に日本証券業協会に株式を店頭登録し、2004年12月にジャスダック証券取引所に上場する。

2010年11月、子会社スリードを設立し三次元計測業務を開始する。2016年6月にはダイナミックマップ基盤企画を共同設立し、高精度地図分野へ本格参入する。2017年8月に岡谷鋼機、2018年8月にKDDIと資本・業務提携を締結し自動運転関連事業を強化する。2025年1月には長野県塩尻市で特定自動運行(レベル4)の許可を取得し、自動運転レベル4の公道走行を実施した。

3. 収益・成長

当社グループは、中期経営計画(2024年4月~2027年3月)において、2027年3月期に売上高8,000,000千円、営業利益850,000千円、売上高営業利益率10%を目標水準とする。2026年3月期の連結業績予想は、売上高7,200,000千円、営業利益600,000千円を見込む。

成長ドライバーとして、公共セグメントでの新規製品・サービスリリースによる安定収益確保、モビリティ・DXセグメントでの自動運転社会実装本格化と高精度三次元技術を基盤とした新たなDX事業への挑戦を掲げる。開発力強化、人財獲得と育成、科学的営業活動、チャレンジ事業への経営資源集中とグループシナジー創出、資本コストを意識した経営を基本方針とする。M&Aを活用した事業補完も常時検討する。研究開発費は当連結会計年度で75,000千円を計上する。

4. 財務健全性

当社グループは、強固な財務基盤を維持する。2025年3月期末時点の現金及び現金同等物は4,176,001千円であり、有利子負債は51,000千円と低い水準にある。総資産8,671,633千円に対し、純資産は6,349,315千円であり、自己資本比率は約73.2%と高く、財務健全性は良好である。資本コストを意識した経営を実践し、企業価値向上を図る。

5. 株主還元

株主還元については、安定的な配当と自己株式取得を実施する方針である。年間配当は、2023年3月期15.0円、2024年3月期20.0円、2025年3月期25.0円と増加傾向にある。また、2022年3月に113,900株、2024年12月に188,500株の自己株式を取得し、株主価値向上に努める。

6. 注目ポイント

当社グループは、測量技術と高精度三次元地図を融合できる国内唯一の企業としての競争優位性を有する。これは自動運転や3次元DX市場における高い参入障壁を形成する。自動運転レベル4の公道走行許可取得と実証実験の実績は、同分野での技術的リーダーシップを示す。多様な大手企業との資本・業務提携は、事業拡大と新たなシナジー創出の可能性を秘める。M&A戦略による事業補完と成長加速も期待される。

人的資本経営の推進(70歳定年制度、多様な働き方)とDX推進(生成AI活用、ペーパーレス化、電子契約導入)は、生産性向上と企業価値向上に寄与する。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100VY3B | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
10.5B 35.5倍 1.6倍 0.0% 1,884.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 6.2B 5.5B 4.5B
営業利益 449M 450M 331M
純利益 286M 340M 241M
EPS 53.1 62.5 44.3
BPS 1,181.4 1,138.8 1,089.4

大株主

株主名持株比率
加藤 清久0.11%
三菱電機株式会社0.07%
KDDI株式会社0.05%
有限会社アット0.05%
佐々木 薫0.04%
安藤 和久0.02%
各務 正人0.02%
加藤 淳0.02%
柳澤 哲二0.01%
アイサンテクノロジー従業員持株会0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2023-12-04加藤 清久 9.99%(4.06%)
2023-11-16加藤 清久 9.99%(4.06%)
2023-08-28加藤 清久 18.10%(0.98%)
2023-08-28加藤 清久 14.05%(4.05%)
2023-08-18加藤 清久 14.05%(4.05%)
2023-08-17加藤 清久 14.05%--

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2025-08-12TDNetその他アイサンテクノロ譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分の払込完了に関するお知らせ1,371-2.12%
2025-07-18TDNetその他アイサンテクノロ譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ1,365-0.73%
2023-12-04EDINET大量保有加藤 清久大量保有 9.99%
2023-11-16EDINET大量保有加藤 清久大量保有 9.99%
2023-08-28EDINET大量保有加藤 清久大量保有 18.1%
2023-08-28EDINET大量保有加藤 清久大量保有 14.05%
2023-08-18EDINET大量保有加藤 清久大量保有 14.05%
2023-08-17EDINET大量保有加藤 清久大量保有 14.05%