Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

リゾートトラスト株式会社 (4681)

リゾートトラストは、会員制ホテル「エクシブ」「ベイコート倶楽部」「サンクチュアリコート」等の開発・販売・運営を主力とする。メディカル事業も展開し、余暇と健康を融合した価値を創出する。約20万人の富裕層顧客ネットワークとハイセンス・ハイクオリティなサービス提供が競争優位性。タイムシェアリング方式や交換利用システムで顧客を囲い込み、日本初の都市型会員制リゾートホテル開業実績を持つ。富裕層のウェルビーイングニーズに対応し、No.1のフィールド拡大を目指す。 [本社]名古屋市中区 [創業]1973年 [上場]1997年

**1. 事業概要と競争優位性**

リゾートトラストグループは、会員制ホテル及びゴルフ場の建設・経営、ホテル会員権等の販売、メディカル事業を展開する。会員権事業では「宅地建物取引業法」免許に基づき、「エクシブ」「ベイコート倶楽部」「サンクチュアリコート」等の会員制リゾートホテル会員権を販売する。エクシブはタイムシェアリング方式で年間利用日を確保し、交換利用システムも提供する。ベイコート倶楽部はフロアシェア制度を導入する。サンクチュアリコートシリーズは、定期借地権とし、客室グレードごとに共同所有する方式を採用する。ホテルレストラン等事業は、リゾートホテル等の運営、ゴルフ場の運営等を行う。メディカル事業は、メディカル会員権の販売、管理、コンサルティング、居宅介護サービス等を行う。

競争優位性の原点は、社会の価値観変化を捉え、「会員制システムによるメリットを最大限に活かした商品展開」と「会員を中心とする顧客層の需要に応じたサービス」の提供にある。日本初の都市型会員制リゾートホテル「東京ベイコート倶楽部」開業実績は、高い企画開発力とブランド構築力を示す。約20万人の富裕層顧客ネットワークは、高いスイッチングコストと顧客ロックイン構造を形成する。「ハイセンス・ハイクオリティ」なサービス提供と、「リゾートトラスト」「エクシブ」「ベイコート」「サンクチュアリコート」「カハラ」「ハイメディック」といったブランド群が強みである。

参入障壁としては、「宅地建物取引業法」免許や「貸金業法」「割賦販売法」登録といった規制・許認可が挙げられる。ホテルやメディカル関連施設の建設・増強には多額の設備投資が必要であり、新規参入を困難にする。富裕層向け「ハイセンス・ハイクオリティ」なサービス提供ノウハウの蓄積も、模倣困難な参入障壁となる。

**2. 沿革ハイライト**

1973年4月、宝塚エンタープライズ株式会社として設立する。1974年12月、第1号の会員制リゾートホテル「サンメンバーズひるがの」を開業し、会員制リゾート事業を開始する。1986年4月、リゾートトラスト株式会社に商号変更する。1987年4月、高級会員制リゾートホテル「エクシブ鳥羽」を開業し、主力ブランド「エクシブ」を展開する。1992年9月、メディカル事業の基盤となる株式会社ハイメディックを設立する。1997年9月、日本証券業協会へ株式を店頭登録し、2000年11月には東証・名証市場第一部に上場する。2008年3月、日本初の都市型会員制リゾートホテル「東京ベイコート倶楽部」を開業する。2014年7月、米国ハワイ州の「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」を取得し、海外事業へ進出する。2021年6月には、「サンクチュアリコート」シリーズの販売を開始する。

**3. 収益・成長**

ビジネスモデルは、会員権販売による初期収益と、ホテル・レストラン運営、メディカルサービス提供による継続的なストック型収益を組み合わせる。会員権はタイムシェアリング方式を採用し、交換利用システム等で顧客の継続利用を促進する。連結子会社ジャストファイナンス株式会社による会員権購入資金の貸与は、顧客単価向上とロックインに寄与する。会員権事業の売上高は、新規ホテルのオープン時期によって変動する可能性がある。

成長ドライバーとして、国内富裕層の増加と「ウェルビーイングな生活重視」ニーズの高まりがTAM拡大要因となる。新市場・新製品では、「サンクチュアリコート」シリーズ販売開始や、メディカル分野における検診・予防・健康寿命長期化サポートの提供・展開を図る。海外展開では、米国ハワイ州の「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」取得により、日本国外での商品・サービス提供を推進する。中期経営計画では、ホテル・メディカル事業での積極的な新規事業投資を計画し、「海外・国内富裕層および関係顧客の拡大と新たな商品・サービスの創出による収益性向上と安定的な事業ポートフォリオの実現」を基本戦略に掲げる。「No.1のフィールドを更に拡げ、各事業をより強くし、長期安定的な成長を実現」することを目指す。

**4. 財務健全性**

2025年3月期末の総資産は492,949百万円、純資産は150,742百万円である。有利子負債は7,996百万円であり、営業活動によるキャッシュ・フローは36,691百万円を計上する。有価証券(投資有価証券を含む)を39,711百万円保有する。当連結会計年度の設備投資総額は20,980百万円であり、ホテルやメディカル関連施設の建設、既存施設の修繕等に充当する。

**5. 株主還元**

2025年3月期の年間配当金は62.0円である。中期経営計画において「還元方針」を刷新する方針を示す。

**6. 注目ポイント**

リゾートトラストは、会員制リゾートホテルとメディカル事業を両輪とする独自のビジネスモデルを構築する。約20万人の富裕層顧客ネットワークと「ハイセンス・ハイクオリティ」なサービス提供力は、強固な競争優位性となる。主要ブランド「エクシブ」「ベイコート倶楽部」「サンクチュアリコート」「ハイメディック」は高いブランド価値を持つ。国内富裕層のウェルビーイング志向を捉え、新商品・サービス開発、海外展開、新規事業投資を通じて持続的な成長を目指す。中期経営計画では「No.1のフィールドを更に拡げ」ることを目標に掲げ、グループ経営の進化と企業価値向上を図る。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W60B | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
200.2B 19.4倍 2.7倍 0.0% 1,844.5円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 249.3B 201.8B 169.8B
営業利益 26.4B 21.1B 12.3B
純利益 20.1B 15.9B 16.9B
EPS 95.2 75.0 79.5
BPS 681.3 612.7 553.7

大株主

株主名持株比率
㈱宝塚コーポレーション0.13%
日本マスタートラスト信託銀行㈱0.12%
㈱日本カストディ銀行0.05%
伊藤與朗0.03%
㈱ジーアイ0.02%
JP MORGAN CHASE BANK 385632(常任代理人 ㈱みずほ銀行)0.02%
GOVERNMENT OF NORWAY (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.01%
住友生命保険相互会社(常任代理人 ㈱日本カストディ銀行)0.01%
㈱きんでん0.01%
㈱KY0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-12-22みずほ信託銀行株式会社 0.02%+0.02%
2025-11-07野村アセットマネジメント株式会社 5.09%+5.09%
2023-07-07みずほ信託銀行株式会社 0.01%N/A
2023-04-06三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 4.76%(0.43%)
2021-12-07みずほ証券株式会社 0.00%N/A
2021-11-18野村證券株式会社 4.93%(0.77%)
2021-08-20みずほ証券株式会社 0.04%N/A

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-13TDNet人事リゾートトラ代表取締役の異動(委嘱事項の変更)に関するお知らせ1,870+0.08%
2025-12-22EDINET大量保有みずほ信託銀行株式会社大量保有 0.02%1,972+0.43%
2025-11-07EDINET大量保有野村アセットマネジメント株式会社大量保有 5.09%1,877+0.59%
2025-07-25TDNetその他リゾートトラ譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分の割当完了に関するお知らせ1,862-0.62%
2025-06-26TDNet人事リゾートトラ組織変更、取締役人事、執行役員人事、人事異動に関するお知らせ1,757-0.37%
2025-06-26TDNetその他リゾートトラ譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ1,757-0.37%
2023-07-07EDINET大量保有みずほ信託銀行株式会社大量保有 0.01%
2023-04-06EDINET大量保有三井住友トラスト・アセットマネジメント株大量保有 4.76%
2021-12-07EDINET大量保有みずほ証券株式会社変更
2021-11-18EDINET大量保有野村證券株式会社大量保有 4.93%
2021-08-20EDINET大量保有みずほ証券株式会社大量保有 0.04%