Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社オービック (4684)

オービックは、システムインテグレーション、システムサポート、オフィスオートメーション、業務用パッケージソフト事業を展開する。自社開発製品を直接販売し、導入から運用まで一貫する「ワンストップ・ソリューション・サービス」を提供。高い技術力とノウハウ、自社クラウドセンター、カスタマイズ性の高い「OBIC7シリーズ」が競争優位性。既存顧客のクラウド利用率向上とAI活用を成長ドライバーとする。 [本社]東京都中央区 [創業]1968年 [上場]1998年

1. 事業概要と競争優位性

当社グループは、システムインテグレーション(SI)、システムサポート、オフィスオートメーション(OA)、業務用パッケージソフト(持分法適用関連会社オービックビジネスコンサルタント)の各事業を展開する。SI事業は統合基幹業務システムの製造・販売、システムサポート事業は運用支援・保守を行う。

競争優位性は、導入コンサルティングからシステム構築、運用、情報提供までグループ一貫体制でサポートする「ワンストップ・ソリューション・サービス」による顧客ロックイン構造である。自社開発製品を直接販売し、市場ニーズに直結したソリューションを提供する。主力製品「OBIC7シリーズ」は、長年培ったノウハウとシステム技術が集約され、カスタマイズ性が高い。自社運営クラウドセンターによる安定提供と高い技術力・ノウハウ蓄積も強みである。SSAE18準拠の「SOC1 Type2報告書」及び「SOC2 Type2報告書」を受領し、情報セキュリティを強化する。クラウドセンターの拠点二重化によるBCP対策も講じる。これらが技術的優位性、ノウハウ蓄積、顧客ロックイン、スイッチングコストの高さといった参入障壁を構築する。

2. 沿革ハイライト

当社は1968年4月に株式会社大阪ビジネスとして設立され、1974年1月に株式会社オービックへ商号変更する。1980年12月には株式会社オービックビジネスコンサルタントを設立する。1998年12月に東京証券取引所市場第二部に株式を上場し、2000年3月には市場第一部に指定される。2005年1月には東京新本社ビルが竣工する。2019年3月にはオービッククラウドサービスがSSAE18準拠の「SOC1 Type2報告書」を受領し、2023年3月には「SOC2 Type2報告書」も受領する。2022年4月には東京証券取引所のプライム市場へ移行する。

3. 収益・成長

情報サービス業界では、企業の生産性向上を目的としたシステム投資需要が活性化する。当社グループは、顧客企業のデジタル変革と新たな企業利益の創造を支援し成長を図る。成長ドライバーは、既存顧客のクラウドサービス利用率向上、AIなど最新デジタル技術を用いたデータ活用促進、顧客企業との継続的な関係性構築である。「製販サービス一体体制」推進、「OBIC7シリーズ」による生産性向上、人材育成と活性化も重視する。当連結会計年度の売上高は121,240百万円、営業利益は78,378百万円、純利益は64,621百万円を計上する。

4. 財務健全性

当社は中長期的に安定した企業の発展を考え、自己資本利益率10%以上を目標とする。当連結会計年度末の総資産は500,375百万円、純資産は433,850百万円である。有利子負債は0百万円で無借金経営を維持する。現金及び現金同等物は200,065百万円である。設備投資は、製品開発に伴うコンピュータ及び関連機器の購入を中心に、社内の情報インフラ整備のために毎年安定的に実施する。当連結会計年度は、システムインテグレーション事業に888百万円、システムサポート事業に1,112百万円、オフィスオートメーション事業に26百万円、合計2,027百万円の設備投資を実施する。

5. 株主還元

株主への利益還元を経営の重要課題と認識する。当連結会計年度の年間配当金は1株当たり70.0円であり、前連結会計年度から増配する。自己株式を58,106,100株保有する。

6. 注目ポイント

当社グループは、技術革新や市場ニーズの変化に対応するため、研究開発活動に注力する。当連結会計年度の研究開発費は2,382百万円であり、「OBIC7シリーズ」の整備やクラウド・コンピューティング対応、最新技術調査、IFRS対応に取り組む。労働集約的業界において、優秀な人材の確保と育成に注力する。平均年齢35.9歳、平均勤続年数13.0年、平均年間給与11,031,000円である。情報セキュリティリスクに対し、SSAE18準拠報告書受領、規程整備、セキュリティ強化で顧客データ管理を徹底する。環境・気候変動リスクに対し、クラウドセンター集約による温室効果ガス排出削減やBCP対策を講じる。技術革新や人材流失のリスクも認識し、対応に努める。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W1Y7 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
1959.6B 26.8倍 4.0倍 0.0% 3,935.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 121.2B 111.6B 100.2B
営業利益 78.4B 70.9B 62.5B
純利益 64.6B 58.0B 50.1B
EPS 146.9 130.9 113.0
BPS 986.3 906.4 739.4

大株主

株主名持株比率
株式会社MNホールディングス0.19%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社0.15%
株式会社日本カストディ銀行0.07%
野田 順弘0.03%
野田 みづき0.03%
ステートストリートバンクアンド トラストカンパニー505103 (常任代理人 (株)みずほ銀行決済営業部)0.02%
ステートストリートバンクアンド トラストカンパニー505001 (常任代理人 (株)みずほ銀行決済営業部)0.02%
ジェーピーモルガンチェース バンク385632 (常任代理人 (株)みずほ銀行決済営業部)0.02%
ステートストリートバンクウェスト クライアントトリーティー505234 (常任代理人 (株)みずほ銀行決済営業部)0.02%
ステートストリートバンクアンド トラストカンパニー505223 (常任代理人 (株)みずほ銀行決済営業部)0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2023-10-06キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー 4.69%(1.46%)
2023-08-09野田 順弘 23.72%+0.01%
2023-07-05ブラックロック・ジャパン株式会社 5.10%+5.10%
2022-11-08キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー 6.15%+1.11%
2022-11-08キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー 5.04%+1.04%
2021-08-20キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー 5.04%+2.04%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-01-30TDNetその他オービック譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ4,297-1.77%
2026-01-26TDNet決算オービック2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)4,600+0.57%
2026-01-26TDNet業績修正オービック2026年3月期の期末配当予想の修正(増配)に関するお知らせ4,600+0.57%
2025-12-10TDNetその他オービック譲渡制限株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ4,963-1.39%
2025-11-06TDNet配当・還元オービック自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ4,796+3.11%
2025-11-06TDNet配当・還元オービック自己株式の取得及び自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の買付けに関するお知らせ4,796+3.11%
2025-10-28TDNet決算オービック2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)4,953-5.25%
2025-07-25TDNetその他オービック譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ5,406-0.83%
2025-07-23TDNet決算オービック2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)5,390+2.69%
2025-06-26TDNetその他オービック譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ5,466+1.17%
2023-10-06EDINET大量保有キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメ大量保有 4.69%
2023-08-09EDINET大量保有野田 順弘大量保有 23.72%
2023-07-05EDINET大量保有ブラックロック・ジャパン株式会社大量保有 5.1%
2022-11-08EDINET大量保有キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメ大量保有 6.15%
2022-11-08EDINET大量保有キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメ大量保有 5.04%
2021-08-20EDINET大量保有キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメ大量保有 5.04%