Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社アルファシステムズ (4719)

株式会社アルファシステムズは、通信事業者向けシステム開発を主力とし、公共・流通・金融等のオープンシステム、デジタル家電・自動車向け組み込みシステム開発を手掛ける。創業以来の通信分野におけるノウハウ蓄積と大規模システム開発技術、プロパー主義による人的資本、ISO認証に基づく品質・セキュリティ管理体制が競争優位性。DX加速、次世代通信システム、AI技術活用を成長ドライバーとし、自社製品・サービス開発で収益源拡大を図る。 [本社]川崎市中原区 [創業]1972年 [上場]1999年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社アルファシステムズは、ソフトウェア開発関連事業とその他事業を展開する。ソフトウェア開発関連事業は、通信システム(通信インフラ、携帯端末、ノード、ネットワークマネジメント)、オープンシステム(公共、流通・サービス、金融、情報通信)、組み込みシステム(デジタル家電、自動車、ロボット等)のソフトウェア開発を行う。その他事業では、自社製品販売、システムインテグレーション、システム保守・運用・オペレーションを提供し、新たな収益源創出を目指す戦略事業と位置付ける。

競争優位性(Moat)は、創業以来の通信分野におけるノウハウ蓄積と大規模システム開発技術である。当社は「プロパー主義の開発体制を強み」とし、ノウハウ継承と発展を重視する人的資本の強みを持つ。ISO9001、ISO/IEC 27001、ISO14001認証を全社一斉取得・認証拡大し、品質・セキュリティ管理体制を構築する。富士通株式会社との基本契約成立と資本参加により、安定した取引基盤を確立する。これらのノウハウ蓄積、大規模システム開発能力、強固な人的資本、主要顧客との長期関係性は、新規参入者にとって高い参入障壁となる。

2. 沿革ハイライト

1972年10月、通信ソフトウェア開発を目的として設立する。1973年7月、富士通株式会社との基本契約が成立し、ソフトウェア要員派遣を開始する。1986年7月、富士通株式会社が資本参加し、取引基盤を安定させる。1987年10月以降、全国に開発拠点を拡充する。1998年8月、ISO9001認証を全社一斉取得する。1999年4月、日本証券業協会に株式を店頭登録し、2000年4月、東京証券取引所市場第一部に上場する。2003年以降、情報セキュリティに関するBS7799-2/ISMS適合性評価制度、ISO14001、ISO/IEC 27001認証を順次取得・更新・拡大する。2006年以降、自社製品・サービスを開発・発売し、ソリューションビジネスを拡大する。2022年4月、東京証券取引所の市場区分の見直しにより、プライム市場へ移行する。

3. 収益・成長

成長ドライバーは、AI技術の急速な進化とDXの加速である。次世代移動通信システムや通信・情報処理基盤の構想進展により、先端技術を活用したビジネス創出や業務改革が企業の競争力を決定づける。当社は「通信」、「流通・サービス」、「公共」を安定成長の主要分野とし、公共分野では中長期的なシステム需要拡大を見込む。「金融」、「情報通信」、「組み込み」を今後の成長分野と位置付け、事業基盤の拡大を図る。自社開発のプロダクトやサービスを主軸としたソリューションビジネスの創出・拡大に取り組む。文教分野では既存製品の販路拡大や新製品創出を推進する。AI技術を事業活動に不可欠なテクノロジーと認識し、技術習得と活用を推進する。AI技術を前提としたシステム開発プロセスへの変革やAIを活用した高付加価値ソリューション創出、業務効率化、社内DX推進、従業員のAIリテラシー向上を図る。中期的な目標値として、売上高400億円、売上高営業利益率10%以上の達成を設定する。ビジネスモデルはソフトウェア受託開発が中心であり、その他事業における自社製品・サービス販売は新たな収益源として位置付けられる。

4. 財務健全性

当社は無借金経営を維持し、有利子負債は0円である。2025年3月期末の現金及び現金同等物は21,995,685千円と潤沢な手元資金を保有する。自己資本比率は83.57%(純資産43,472,508千円/総資産52,016,544千円)と高く、極めて安定した財務基盤を構築する。

5. 株主還元

継続的な配当を実施する。2025年3月期末の年間配当は125.0円である。配当性向は54.64%(年間配当125.0円/EPS228.76円)となる。

6. 注目ポイント

人的資本マネジメントの強化を重要な経営課題と位置付け、プロパー主義を強みとしつつ、タレントマネジメントシステム導入によるスキル管理強化、従業員エンゲージメント向上、人材育成、ワークライフバランス向上に取り組む。サイバーセキュリティ対策の徹底も重視し、ISO/IEC 27001認証に基づく情報セキュリティマネジメントシステム運用に加え、専門チーム設置、外部連携、教育・訓練により高度化するサイバー攻撃に備える。サプライチェーンサステナビリティの推進、重要課題に対する適切な指標設定と情報開示の充実を図り、企業価値向上とステークホルダーからの信頼獲得を目指す。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W69R | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
47.8B 14.9倍 1.1倍 0.0% 3,400.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 38.5B 36.4B 35.5B
営業利益 4.4B 4.3B 4.2B
純利益 3.2B 3.0B 2.9B
EPS 228.8 216.9 207.9
BPS 3,096.6 2,981.8 2,833.2

大株主

株主名持株比率
石川 義昭0.34%
CGML PB CLIENT ACCOUNT / COLLATERAL (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.10%
アルファシステムズ従業員持株会0.09%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.07%
株式会社オルビック0.06%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.05%
株式会社シー・アール・シー0.04%
石川 有子0.03%
NORTHERN TRUST CO. (AVFC)RE IEDU UCITS CLIENTS NON LENDING 15 PCT TREATY ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店)0.01%
株式会社きらぼし銀行0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-01-28シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社 15.13%+1.00%
2021-10-22株式会社みずほ銀行 0.01%N/A

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-19TDNet人事アルファシステムズ執行役員の異動に関するお知らせ
2026-02-09TDNet決算アルファシステムズ2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)3,755+3.33%
2025-11-07TDNet決算アルファシステムズ2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)3,635+12.65%
2025-09-18TDNet人事アルファシステムズ執行役員の異動に関するお知らせ3,875+2.58%
2025-08-05TDNet決算アルファシステムズ2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)3,615+3.87%
2025-01-28EDINET大量保有シンプレクス・アセット・マネジメント株式大量保有 15.13%
2021-10-22EDINET大量保有株式会社みずほ銀行大量保有 0.01%