Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

ネクストウェア株式会社 (4814)

ネクストウェアは、AI・顔認証、IoTソリューションを中核とするソリューション事業と、OSK日本歌劇団による歌劇興行・デジタルコンテンツ開発のエンターテインメント事業を展開する。従来の受託型からクラウド活用サブスクリプション型へのビジネスモデル転換を推進し、ストック型収益の獲得を目指す。AI・顔認証、ブロックチェーン等の先端技術開発、NTTデータ等との提携、特許共同出願により競争優位性を構築する。DX加速を成長ドライバーとし、新規顧客開拓、グローバル展開を推進する。 [本社]大阪市中央区 [創業]1990年 [上場]2000年

1. 事業概要と競争優位性

ネクストウェアは、ソリューション事業とエンターテインメント事業を展開する。ソリューション事業は、コンピュータシステムのコンサルティング、設計、開発、運用・保守、IoTソリューション、AI・顔認証技術等のスマートビジネスを提供する。エンターテインメント事業は、OSK日本歌劇団による歌劇企画・興行、デジタルコンテンツ開発・配信を行う。

ビジネスモデルの質として、従来の受託型システム開発からクラウド技術を活用したサブスクリプション型サービス提供への転換を推進し、ストック型キャッシュフロー経営への移行を目指す。これにより、継続的かつ安定的な収益獲得を図る。ソリューション事業の一括請負契約による大規模案件では、売上高および利益が第4四半期に集中する傾向がある。

競争優位性(Moat)は、AI・顔認証、IoT、ブロックチェーン、ビッグデータ分析等の先端デジタル技術を活用した独自のDXサービス開発力にある。顔認識ソフトウェア「SAFR™」販売代理店契約、顔認証システム「FACEma」開発・提供、ZenmuTech社のブロックチェーンソリューション開発権・販売権取得、鍵管理システムUI上での特許共同出願が技術的優位性を示す。NTTデータ、BBIX、KDAN Japan等とのパートナーシップもソリューション提供力を強化する。エンターテインメント事業では、伝統芸能とテクノロジー融合、データサイエンスに基づくファンサービス向上のノウハウが独自性を生み出す。高度な専門スキルを有する技術者の育成と確保がノウハウ蓄積と競争力の源泉となる。市場シェアに関する具体的な記述はない。

2. 沿革ハイライト

1990年6月に関西日本エス・イー株式会社として設立、1997年8月にネクストウェア株式会社へ商号変更する。2000年12月、大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場に上場。2006年4月、システムシンクを子会社化。2017年6月、NTTデータとRPA製品「WinActor」販売代理店契約を締結、シビラと資本業務提携を結ぶ。2018年8月、OSK日本歌劇団を子会社化し、エンターテインメント事業を開始。2019年4月、RealNetworks,Inc.と顔認識ソフトウェア「SAFR™」販売代理店契約を締結。2021年11月、顔認証システム「FACEma」を開発・提供開始。2022年2月、ZenmuTech社のブロックチェーンソリューション開発権・販売権を取得。2024年11月、鍵管理システムUI上での特許を共同出願する。

3. 収益・成長

DX加速と顧客ニーズの高度化・多様化が経営環境を変化させる。IoT、AI、ビッグデータ分析等の先端デジタル技術を活用した新製品・サービス、ビジネスモデル創出を中長期的な成長ドライバーとする。

ソリューション事業では、AI・顔認証技術などのスマートビジネス関連事業を中核に、既存顧客の継続受注確保と新規顧客開拓に努める。エンターテインメント事業では、伝統芸能とテクノロジー融合、データサイエンスに基づくファンサービス向上ノウハウでファンの拡大を図る。グローバルな地域への進出も成長戦略の一つである。

従来の受託型からサブスクリプション型サービスへのビジネスモデル転換は、継続的かつ安定的な収益獲得を目指す重要な成長戦略である。技術投資、調査研究、パートナー企業との共同開発を通じて、高い技術力とスピーディーなサービス提供に努める。

収益性の改善は重要な課題であり、不採算プロジェクト発生回避のため、機能要件ヒアリング、高精度見積書提示、段階的契約締結、効率的開発手法を講じ、収益性改善を図る。

4. 財務健全性

当社は継続的な営業損失を計上しており、事業継続に重要な疑義を生じさせる事象が存在する。しかし、収益構造改革として従来の受託型からクラウド活用サブスクリプション型サービスへのビジネスモデル転換を進め、状況の解消・改善を図る。事業資金の調達に支障はなく、資金面で一定の余裕を有するため、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断する。直近会計年度の現金及び現金同等物は443,298千円、有利子負債は1,950千円であり、有利子負債は低水準である。

5. 株主還元

企業価値向上と経営資本効率化を追求し、売上高営業利益率と株主資本利益率の向上を経営指標とする。2024年8月には株主優待制度を新設し、株主還元策を強化する。

6. 注目ポイント

ネクストウェアは、DX加速に対応するAI・顔認証、IoT、ブロックチェーン等の先端デジタル技術への投資とソリューション開発力を有する。従来の受託型からサブスクリプション型へのビジネスモデル転換は、収益構造の安定化と持続的成長に向けた重要な戦略である。エンターテインメント事業における伝統とテクノロジーの融合は、独自の価値創造とファン層拡大の可能性を秘める。継続企業の前提に関する重要事象解消に向けたビジネスモデル転換の進捗、人材確保・育成、技術投資の成果が今後の企業価値向上を左右する。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W94E | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
2.5B 2.0倍 192.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 3.0B 2.8B 2.9B
営業利益 -76M -133M -26M
純利益 -106M -162M 12M
EPS -8.3 -12.7 0.9
BPS 96.2 104.6 119.3

大株主

株主名持株比率
豊田 崇克0.08%
有限会社ティ・エヌ・ヴィ0.07%
ネクストウェア従業員持株会0.04%
株式会社サンテック0.04%
株式会社太田興産0.03%
一般社団法人大阪歌劇振興協会0.02%
太田 晃太郎0.02%
アセットシステム株式会社0.02%
田 英樹0.02%
株式会社SBI証券0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-02-09田辺 啓輔 5.38%+0.38%
2026-02-06田辺 啓輔 2.49%(4.34%)
2026-02-05田辺 啓輔 6.83%+1.45%
2026-02-04田辺 啓輔 5.38%+3.38%
2026-02-03田辺 啓輔 2.49%(4.34%)
2026-01-28田辺 啓輔 6.83%+1.45%
2026-01-27田辺 啓輔 5.38%+3.38%
2026-01-19田辺 啓輔 5.37%+0.37%
2021-12-10豊田 崇克 16.50%(0.73%)
2021-12-10豊田 崇克 16.50%--
2021-10-11豊田 崇克 16.50%(0.73%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-12TDNetその他ネクストウェア株主優待に関するお知らせ210-2.86%
2026-02-09EDINET大量保有田辺 啓輔大量保有 5.38%196+2.04%
2026-02-06EDINET大量保有田辺 啓輔大量保有 2.49%192+2.08%
2026-02-05EDINET大量保有田辺 啓輔大量保有 6.83%199-3.52%
2026-02-04EDINET大量保有田辺 啓輔大量保有 5.38%194+2.58%
2026-02-03EDINET大量保有田辺 啓輔大量保有 2.49%203-4.43%
2026-01-28EDINET大量保有田辺 啓輔大量保有 6.83%229+9.61%
2026-01-27EDINET大量保有田辺 啓輔大量保有 5.38%224+2.23%
2026-01-19EDINET大量保有田辺 啓輔大量保有 5.37%222-0.90%
2025-08-25TDNetその他ネクストウェア株主優待に関するお知らせ169+1.18%
2025-07-04TDNetその他ネクストウェア定款一部変更に関するお知らせ160+3.75%
2021-12-10EDINET大量保有豊田 崇克大量保有 16.5%
2021-12-10EDINET大量保有豊田 崇克大量保有 16.5%
2021-10-11EDINET大量保有豊田 崇克大量保有 16.5%