スペースシャワーSKIYAKIホールディングスは、コンテンツ事業とソリューション事業を展開する。コンテンツ事業はイベント、ライブハウス、アーティストマネジメント、レーベル・エージェント、有料放送、オンデマンド、エンタテインメントカフェ事業を含む。ソリューション事業はプラットフォーム、ファンクラブ、EC・MD、アライアンス、ディストリビューション、映像制作事業を担う。2024年4月、株式会社SKIYAKIとの経営統合により持株会社体制へ移行し、「コンテンツ」と「テクノロジー」を融合した企業体を形成する。ミッションは「EMPOWER ARTISTS & CREATORS, ENRICH FAN EXPERIENCE」を掲げ、アーティストやクリエイターへの360°ソリューション提供と、ユーザー・ファンへのコンテンツ・感動提供を通じて文化・芸術、社会の多様性実現に貢献する。
競争優位性として、当社グループは「コンテンツ」と「テクノロジー」を有する数少ない企業体を形成し、独自のバリューチェーンを構築する。アーティストの原盤制作からマーケティング・プロモーション、流通、配信、著作権管理に至るまで一貫した総合支援機能を持つ。株式会社SKIYAKIが有するファンクラブ・EC・イベント機能を連携させ、オンライン・オフラインを問わず継続的なファン接点を創出することで、ファンロイヤルティの向上およびLTV(顧客生涯価値)の最大化を図るビジネスモデルを推進する。また、「スペースシャワーTV」ブランドの維持・浸透に努める。株式会社SPACE SHOWER FUGAとの戦略的連携深化やグローバル配信パートナー連携も強化する。
参入障壁は、ライブハウス事業における特定遊興飲食店営業許可の取得、有料放送事業における放送法上の規制、及び長年の事業活動で培われたノウハウ蓄積である。特に、ワンストップ・ソリューションプラットフォーム「Bitfan Pro」及びオールインワン型ファンプラットフォーム「Bitfan」は、アーティストとファンの直接的な関係構築を支援し、顧客ロックイン構造を形成する。市場シェアとして、「スペースシャワーTV」は2009年6月に視聴可能世帯数800万世帯を達成した。
当社は1994年10月に㈲デジタルピクチャーとして設立され、1996年12月に㈱スペースシャワーネットワークへ商号変更した。旧㈱スペースシャワーは1989年12月に音楽専門チャンネル「スペースシャワーTV」の配信を開始した。2001年4月、日本証券業協会に株式を店頭登録し、2004年12月にはジャスダック証券取引所(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に株式を上場した。2010年11月には東京・渋谷にライブハウス「WWW」をオープンし、2021年2月にはINDEPENDENT IP B.V.との合弁会社として㈱SPACE SHOWER FUGAを設立した。2024年4月、当社を株式交換完全親会社、㈱SKIYAKIを株式交換完全子会社とする株式交換により経営統合し、商号をスペースシャワーSKIYAKIホールディングス㈱に変更、吸収分割により事業の一部を承継させ、持株会社体制へ移行した。
当社グループは、2024年11月13日に中期経営計画「Ignite 2027」(2025年度から2027年度を対象とする3ヶ年計画)を策定した。定量目標として、2027年度までに連結売上高240億円、連結営業利益16億円(営業利益率7%)、連結EBITDA22億円、ROE10%超、営業キャッシュフロー(3年間の累計)44億円の実現を目指す。定性目標では、「コンテンツ」セグメントの成長が「ソリューション」セグメントの収益を増加させ、「ソリューション」セグメントの成長が「コンテンツ」の獲得機会を増加させるという相乗効果を生み出すとともに、両セグメントのシナジーにより生まれる新たなIPやサービス開発を推進する。
成長ドライバーは多岐にわたる。ライブ・イベント市場やファン参加型エンタテインメント市場が次なる成長局面へ移行する中で、グローバル配信におけるパートナー連携の強化、FUGA社との戦略的連携の深化、デジタルマーケティング体制の強化、株式会社SKIYAKIが有する技術基盤の活用を通じて、収益構造の変革と新たな付加価値創出を目指す。Z世代以降の消費者を中心に多様化するニーズに対応するため、HIPHOP、ゲーム音楽、VTuberなどのジャンルや、リアルとデジタルを融合した新たな体験価値への需要を取り込む。独立系・DIYアーティストの活動拡大に対応し、SKIYAKIプラットフォームの強化を通じて、アーティストとファンの直接的な関係構築を支援するほか、コンテンツ制作支援、ライブ・EC連携などに取り組む。生成AI、XRなど新技術の浸透により多様化するコンテンツ制作・流通・体験の形に対応し、これら新技術と当社独自のコンテンツ・アーティスト資産を融合し、新たな収益源の開拓を図る。M&Aや業務提携を通じた新規領域への投資により、ポップカルチャー領域を中心に国内外の事業拡大を進める。
2025年3月期(current)の売上高は20,637,129千円、営業利益は877,450千円、純利益は287,555千円を計上する。2024年3月期(prior1)の売上高は16,143,318千円、営業利益は618,120千円、純利益は280,166千円であった。2023年3月期(prior2)の売上高は15,176,228千円、純利益は348,260千円であった。
2025年3月期(current)の総資産は15,959,934千円、純資産は8,082,104千円である。現金及び現金同等物は6,489,456千円を保有し、有利子負債は66,400千円と低水準である。2025年3月期(current)の営業活動によるキャッシュフローは1,309,643千円である。中期経営計画では、3年間の累計で44億円の営業キャッシュフロー獲得拡大を目指す方針を示す。
2025年3月期(current)の年間配当は13.0円である。2024年3月期および2023年3月期はそれぞれ10.0円であった。中期経営計画では、営業キャッシュフローの獲得拡大を目指すとともに、株主還元の強化に努める方針を掲げる。
株式会社SKIYAKIとの経営統合により実現された「コンテンツ」と「テクノロジー」の融合は、エンタテインメント業界の変化を先取りし、新しいビジネスの地平を切り拓く可能性を秘める。アーティスト・クリエイターへの360°ソリューション提供と、ファンエンゲージメント強化を通じたLTV最大化戦略が持続的成長の鍵となる。生成AI、XRなど先端技術の進展に対応し、これらを活用した新規事業領域への展開と、M&Aを通じた国内外の事業拡大戦略の実行状況が注目される。音楽ストリーミング市場の成長鈍化や競合激化に対し、独自のバリューチェーンと技術基盤を活かした収益構造の変革と新たな付加価値創出への取り組みが重要となる。コーポレート・ガバナンスの推進とDX・グローバル化・IP開発に対応する人材育成の強化も、持続的な企業価値向上に不可欠な要素である。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 13.7B | 46.8倍 | 1.7倍 | 0.0% | 807.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 20.6B | 16.1B | 15.2B |
| 営業利益 | 877M | 618M | 153M |
| 純利益 | 288M | 280M | 348M |
| EPS | 17.3 | 33.4 | 41.7 |
| BPS | 484.8 | 468.2 | 441.5 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| カルチュア・コンビニエンス・クラブ㈱ | 0.17% |
| 伊藤忠商事㈱ | 0.10% |
| ㈱フジ・メディア・ホールディングス | 0.10% |
| KDDI㈱ | 0.09% |
| ㈱Ararik | 0.04% |
| 本多 智洋 | 0.02% |
| 宮瀬 卓也 | 0.02% |
| 清板 大亮 | 0.02% |
| 西村 裕二 | 0.01% |
| ㈱博報堂DYメディアパートナーズ | 0.01% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2025-11-07 | カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 | 16.31% | +11.31% |
| 2022-03-28 | 伊藤忠商事株式会社 | 37.00% | -- |
| 2022-03-28 | 伊藤忠商事株式会社 | 37.00% | -- |
| 2022-03-28 | 伊藤忠商事株式会社 | 36.44% | (0.56%) |
| 2022-03-28 | 伊藤忠商事株式会社 | 14.57% | (21.87%) |
| 2022-03-09 | 株式会社フジ・メディア・ホールディングス | 14.78% | (2.08%) |
| 2022-03-07 | 株式会社フジ・メディア・ホールディングス | 14.78% | (2.08%) |
| 2022-03-03 | 伊藤忠商事株式会社 | 14.57% | (21.87%) |
| 2022-01-26 | RMB Capital Management, LLC | 4.90% | (1.00%) |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-05 | TDNet | 配当・還元 | SSSK HD | 自己株式の取得状況に関するお知らせ | 831 | +2.05% |
| 2026-02-05 | TDNet | 配当・還元 | SSSK HD | 自己株式の取得状況に関するお知らせ | 815 | -1.23% |
| 2026-01-08 | TDNet | 配当・還元 | SSSK HD | 自己株式の取得状況に関するお知らせ | 766 | +0.52% |
| 2025-12-26 | TDNet | その他 | SSSK HD | 株主優待制度の変更に関するお知らせ | 798 | +0.25% |
| 2025-11-20 | TDNet | 配当・還元 | SSSK HD | 自己株式の取得状況及び取得終了に関するお知らせ | 704 | -0.71% |
| 2025-11-07 | EDINET | 大量保有 | カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会 | 大量保有 16.31% | 898 | +0.00% |
| 2025-10-09 | TDNet | 配当・還元 | SSSK HD | 自己株式の取得状況に関するお知らせ | 913 | -2.63% |
| 2025-09-04 | TDNet | 配当・還元 | SSSK HD | 自己株式の取得状況に関するお知らせ | 862 | +2.67% |
| 2025-07-03 | TDNet | 配当・還元 | SSSK HD | 自己株式取得状況に関するお知らせ | 514 | -0.19% |
| 2025-06-26 | TDNet | ガバナンス | SSSK HD | 「コーポレートガバナンス・コードに関する当社の取り組み」の 一部改定に関するお知らせ | 511 | -0.98% |
| 2025-06-26 | TDNet | その他 | SSSK HD | 譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ | 511 | -0.98% |
| 2022-03-28 | EDINET | 大量保有 | 伊藤忠商事株式会社 | 大量保有 37.0% | — | — |
| 2022-03-28 | EDINET | 大量保有 | 伊藤忠商事株式会社 | 大量保有 37.0% | — | — |
| 2022-03-28 | EDINET | 大量保有 | 伊藤忠商事株式会社 | 大量保有 36.44% | — | — |
| 2022-03-28 | EDINET | 大量保有 | 伊藤忠商事株式会社 | 大量保有 14.57% | — | — |
| 2022-03-09 | EDINET | 大量保有 | 株式会社フジ・メディア・ホールディングス | 大量保有 14.78% | — | — |
| 2022-03-07 | EDINET | 大量保有 | 株式会社フジ・メディア・ホールディングス | 大量保有 14.78% | — | — |
| 2022-03-03 | EDINET | 大量保有 | 伊藤忠商事株式会社 | 大量保有 14.57% | — | — |
| 2022-01-26 | EDINET | 大量保有 | RMB Capital Manageme | 大量保有 4.9% | — | — |