Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社ファンペップ (4881)

株式会社ファンペップは、大阪大学発の創薬バイオベンチャーです。機能性ペプチド、特に抗体誘導ペプチドの研究開発を主軸とし、独自の「STEP UP」プラットフォームが競争優位性です。この技術は、キャリアAJP001とエピトープ設計ノウハウにより、高額な抗体医薬品の代替となる低コストで投与頻度の少ない治療薬を創出します。製薬会社との提携を通じて開発を進め、契約一時金や開発マイルストーン、将来のロイヤリティー収入を目指すビジネスモデルを構築。 [本社]大阪府茨木市 [創業]2013年 [上場]2020年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社ファンペップは、大阪大学発の創薬バイオベンチャーとして、機能性ペプチドの研究開発を主たる事業としています。技術シーズは大阪大学で同定された新規血管新生因子AG30に起源を持ち、皮膚潰瘍治療薬候補SR-0379や抗体誘導ペプチドのキャリアAJP001などを創生しています。

抗体誘導ペプチドの創薬プラットフォーム「STEP UP」を基盤とした医薬品研究開発が主力です。これは患者体内で抗体産生を誘導し治療効果を示すペプチド治療ワクチンで、高額な抗体医薬品の代替として医療費抑制に貢献することを目指しています。

競争優位性として、技術的優位性が挙げられます。独自の機能性ペプチドAJP001を抗体誘導ペプチドのキャリアに用い、生物由来キャリアの課題を解決します。また、大阪大学との共同研究で培った、標的タンパク質特性に基づくエピトープ選択ノウハウも強みです。抗体誘導ペプチドは化学合成可能なため、製造コスト抑制と開発成功確率の高さが期待されます。知的財産権も強みで、SR-0379、FPP003、FPP004X、FPP005に関する特許権が日米欧で成立し、技術の独占性を確保しています。

参入障壁は、大阪大学との共同研究で培われた「STEP UP」プラットフォームのエピトープ設計・選定ノウハウです。また、医薬品開発に必須の厳格な薬事審査、長期臨床試験、多額の資金も高い障壁となります。

ビジネスモデルは、大学発バイオベンチャーとして技術シーズを製薬会社へ橋渡しするインキュベーション型です。早期から製薬会社等と提携し、契約一時金や開発マイルストーン収入で財務リスクを低減します。将来の上市後ロイヤリティー収入で本格的な利益拡大を目指すストック型収益モデルを構築しています。

2. 沿革ハイライト

2013年10月に設立。主要開発品として、塩野義製薬とSR-0379(皮膚潰瘍治療薬候補)のライセンス契約を締結し、日本で第Ⅲ相臨床試験を開始しました。住友ファーマ(旧大日本住友製薬)と抗体誘導ペプチドFPP003のオプション契約を締結し、オーストラリアで第Ⅰ/Ⅱa相臨床試験を開始。塩野義製薬とFPP004Xのオプション契約を締結し、日本で第Ⅰ相臨床試験を開始しました。2020年12月、東京証券取引所マザーズに上場しています。

3. 収益・成長

成長ドライバーはTAM(Total Addressable Market)拡大と新市場・新製品創出です。高齢化社会の医療財政問題と高額な抗体医薬品市場拡大を背景に、抗体誘導ペプチドは医療費抑制に貢献する代替医薬品として市場ニーズに対応します。独自の「STEP UP」プラットフォームに基づき、多様な標的タンパク質・疾患に対する抗体誘導ペプチドを順次創生し、広範な製品群・疾患への適用可能性を持ちます。先行開発品FPP003、FPP004Xは臨床試験段階にあり、化粧品分野への応用も展開しています。経営目標は研究開発パイプラインの進捗状況で把握し、製薬会社等との提携収入で財務リスクを低減、将来のロイヤリティー収入で利益拡大を目指します。

4. 財務健全性

医薬品研究開発継続のため、製薬会社等との提携や資本市場からの資金調達を行う方針です。2024年12月31日時点で現金及び現金同等物2,346,111千円、有利子負債0円と、潤沢な現預金と無借金経営により高い財務健全性を維持しています。

5. 株主還元

提供テキストに株主還元に関する具体的な記載はありません。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100VISQ | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
2.0B -1.0倍 1.4倍 0.0% 50.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 1M 0.0
営業利益 -538M -294M
純利益 -566M -291M
EPS -12.7 -7.0
BPS

大株主

株主名持株比率
塩野義製薬株式会社0.08%
楽天証券株式会社0.04%
SBI4&5投資事業有限責任組合0.04%
三好 稔美0.03%
株式会社ReBeage0.03%
New Life Science1号投資事業有限責任組合0.02%
株式会社SOLA0.02%
森下 竜一0.02%
有限会社アドバンステクノロジー0.02%
株式会社SBI証券0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-06-09グロース・キャピタル株式会社 4.66
2026-06-05グロース・キャピタル株式会社 5.87
2026-06-05グロース・キャピタル株式会社 13.84
2026-06-05グロース・キャピタル株式会社 15.26
2026-06-05グロース・キャピタル株式会社 16.53
2026-06-05グロース・キャピタル株式会社 18.29
2026-06-05グロース・キャピタル株式会社 18.35
2026-06-05グロース・キャピタル株式会社 20.72
2026-05-29グロース・キャピタル株式会社 6.87
2026-05-25グロース・キャピタル株式会社 7.93
2026-04-08グロース・キャピタル株式会社 14.54
2026-04-02グロース・キャピタル株式会社 15.96
2026-04-01グロース・キャピタル株式会社 17.23
2026-03-25グロース・キャピタル株式会社 19.12
2026-03-24グロース・キャピタル株式会社 19.18
2026-03-19グロース・キャピタル株式会社 21.1
2026-03-16グロース・キャピタル株式会社 22.07
2025-06-04SBIインベストメント株式会社 4.7
2025-05-28SBIインベストメント株式会社 6.17
2025-05-28森下 竜一 4.28

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-08-14TDNet特別損失(投資有価証券評価損)の計上に関するお知らせ
2026-08-14TDNet2026年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2026-07-27TDNet抗体誘導ペプチド「FPP004X」の第1相臨床試験の速報結果に関するお知らせ
2026-06-25TDNet営業外収益(補助金収入)の計上に関するお知らせ
2026-06-11TDNet第13回新株予約権(行使価額修正条項付)の行使完了及び月間行使状況に関するお知らせ
2026-06-09TDNet抗体誘導ペプチドの経皮吸収型製剤開発に関する共同研究契約締結のお知らせ
2026-06-09TDNetHolding change by グロース・キャピタル株式会社
2026-06-05TDNetHolding change by グロース・キャピタル株式会社
2026-06-05TDNet第13回新株予約権(行使価額修正条項付)の大量行使に関するお知らせ
2026-06-05TDNetHolding change by グロース・キャピタル株式会社
2026-06-05TDNetHolding change by グロース・キャピタル株式会社
2026-06-05TDNetHolding change by グロース・キャピタル株式会社
2026-06-05TDNetHolding change by グロース・キャピタル株式会社
2026-06-05TDNetHolding change by グロース・キャピタル株式会社
2026-06-05TDNetHolding change by グロース・キャピタル株式会社
2026-06-01TDNetCrafton Biotechnologyとの共同研究開始のお知らせ
2026-06-01TDNet第13回新株予約権(行使価額修正条項付)の月間行使状況に関するお知らせ
2026-05-29TDNetHolding change by グロース・キャピタル株式会社
2026-05-25TDNetHolding change by グロース・キャピタル株式会社
2026-04-08TDNetHolding change by グロース・キャピタル株式会社