Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社モダリス (4883)

株式会社モダリスは、遺伝子切断を行わず遺伝子発現を制御する「切らないCRISPR技術(CRISPR-GNDM®技術)」を核とする遺伝子治療薬開発企業です。希少疾患のアンメットニーズに応え、遺伝子切断リスクを回避し、高い予見可能性と効率的な創薬を実現します。協業と自社開発のハイブリッドモデルで早期収益と将来のアップサイドを追求。2016年、エピゲノム編集技術でCRISPRを用いた治療薬開発を行う唯一の企業でした。 [本社]東京都中央区 [創業]2016年 [上場]2020年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社モダリスは、遺伝子切断を行わず遺伝子発現を制御する「切らないCRISPR技術(CRISPR-GNDM®技術)」を核とする遺伝子治療薬開発企業です。世界で4億人もの患者が存在し、95%に治療薬がない希少遺伝子疾患のアンメットニーズ解決を目指します。事業セグメントは遺伝子治療薬開発事業のみです。

当社のコア技術であるCRISPR-GNDM®技術は、ゲノム編集技術CRISPR/Cas9を基盤に独自開発された創薬プラットフォームです。遺伝子を切断せず、目的遺伝子の発現をオン・オフする「遺伝子スイッチ」として機能します。これにより、遺伝子切断に伴うガン化やオフターゲット切断のリスクを回避し、より安全な治療を可能にします。エピジェネティクスを直接制御することで、多くの遺伝子疾患に治療法を生み出す可能性を秘めています。

この技術は複数の競争優位性を持ちます。第一に、単一遺伝子疾患を対象とすることで、概念実証(PoP/PoC)の予見性が高く、医薬品開発の成功確率が高い点です。第二に、技術の移転可能性が高く、標的疾患ごとにガイド核酸をデザインするだけで効率的な開発が可能で、多くの遺伝子疾患に創薬方法論を拡張できる点です。第三に、遺伝子切断を伴わないため、遺伝子配列の改変リスクが低いという安全性への優位性です。

ビジネスモデルは、パートナー企業との共同研究開発による「協業モデル」と、自社開発を行う「自社モデル」を組み合わせた「ハイブリッドモデル」を採用しています。協業モデルでは早期収益を、自社モデルでは上市後の大きなアップサイド収益を目指し、経営基盤の安定と成長領域への投資を両立させます。

2016年の事業開始時点では、エピゲノム編集技術領域でCRISPRを用いた治療薬開発を行う唯一の企業であり、現状直接競合はありませんが、将来的な競争は認識しています。

2. 沿革ハイライト

2016年1月にエディジーン株式会社として設立され、同年4月には米国に連結子会社(現 Modalis Therapeutics Inc.)を設立し、研究開発拠点を置いています。2017年にはアステラス製薬と共同研究契約を締結し、2019年にはライセンス契約へ移行。同年8月に商号を株式会社モダリスへ変更しました。その後もエーザイ、JCRファーマなど大手製薬企業との連携を強化しています。

2020年にはEditas MedicineからCRISPR/Cas9特許の実施許諾を受け知財基盤を強化。同年8月に東証マザーズ市場へ上場し、2022年4月にはグロース市場へ移行しました。2024年には先天性筋ジストロフィー1a型治療薬候補「MDL-101」が米国で希少疾患指定を受理しています。

3. 収益・成長

当社グループは、遺伝子治療薬開発事業の単一セグメントで事業を展開しており、開発パイプラインの量と質を経営上の目標達成指標として重視しています。

成長ドライバーは、世界で4億人もの患者が存在し、95%に治療薬がない希少疾患市場の巨大なアンメットニーズです。遺伝子治療の対象領域が局所投与から全身投与へ広がりつつあることや、CRISPR-GNDM®技術の移転可能性による新市場・新製品の創出も期待されます。

規制環境も追い風です。各国当局は遺伝子治療に前向きで、承認のスピードアップが図られています。米国では遺伝子治療薬の承認が相次ぎ、2024年にはCRISPR技術を用いた治療薬Casgevyが世界で初めて承認されるなど、技術の成熟と開発の結実が見られます。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100VHQD | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
2.9B -1.2倍 1.0倍 0.0% 33.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高
営業利益 -989M -342M
純利益 -909M -323M
EPS -9.8 -3.6
BPS

大株主

株主名持株比率
株式会社ライフサイエンスイノベーションマネジメント0.04%
BNP PARIBAS LONDON BRANCH FOR PRIME BROKERAGE CLEARANCE ACC FOR THIRD PARTY (常任代理人 香港上海銀行 東京支店)0.04%
濡木 理0.02%
モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社0.02%
楽天証券株式会社0.01%
野村證券株式会社0.01%
松井証券株式会社0.01%
SBIベンチャー投資促進税制投資事業有限責任組合0.01%
大和証券株式会社0.01%
日本証券金融株式会社0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-08-18Evo Fund 15.16
2026-07-30Evo Fund 16.2
2026-07-21Evo Fund 17.46
2026-07-13Evo Fund 19.07
2026-07-10Evo Fund 20.19
2026-07-06Evo Fund 21.49
2026-06-19Evo Fund 22.69
2026-05-27森田 晴彦 5.39
2026-04-03Evo Fund 7.13
2026-03-12Evo Fund 8.26
2026-03-05Evo Fund 1.0
2026-02-24Evo Fund 10.53
2026-02-02Evo Fund 11.56
2026-01-05Evo Fund 12.45
2025-12-17Evo Fund 13.13
2025-12-05Evo Fund 13.86
2025-11-19Evo Fund 14.79
2025-11-18Evo Fund 15.09
2025-11-10Evo Fund 16.02
2025-10-22Evo Fund 16.79

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-08-18TDNetHolding change by Evo Fund
2026-08-14TDNet(再訂正)2026年12月期第2四半期決算説明資料の訂正に関するお知らせ
2026-08-14TDNet(訂正・数値データ訂正)「2026年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)」の一
2026-08-10TDNet2026年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2026-08-10TDNet2026年12月期 第2四半期決算説明資料
2026-08-10TDNet営業外収益及び特別利益の計上に関するお知らせ
2026-08-10TDNet(訂正)2026年12月期第2四半期決算説明資料の訂正に関するお知らせ
2026-08-03TDNet第三者割当により発行された第19回新株予約権(行使価額修正条項付)の月間行使状況に関するお知らせ
2026-07-30TDNetHolding change by Evo Fund
2026-07-23TDNet第三者割当により発行された第19回新株予約権(行使価額修正条項付)の大量行使に関するお知らせ
2026-07-21TDNetHolding change by Evo Fund
2026-07-14TDNet事業計画及び成長可能性に関する事項
2026-07-13TDNetHolding change by Evo Fund
2026-07-10TDNetHolding change by Evo Fund
2026-07-06TDNet第三者割当により発行された第19回新株予約権(行使価額修正条項付)の大量行使に関するお知らせ
2026-07-06TDNetHolding change by Evo Fund
2026-07-01TDNet第三者割当により発行された第19回新株予約権(行使価額修正条項付)の月間行使状況に関するお知らせ
2026-06-26TDNet第2回無担保社債(私募債)の払込完了に関するお知らせ
2026-06-19TDNetHolding change by Evo Fund
2026-06-12TDNet第三者割当による第19回新株予約権(行使価額修正条項付)の発行価額の払込完了に関するお知らせ