Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

ヤスハラケミカル株式会社 (4957)

ヤスハラケミカルは、植物由来の再生可能テルペンを主原料とするテルペン化学製品、ホットメルト接着剤、ラミネート品の製造・販売を行う。環境に優しいテルペン製品の基盤技術と高付加価値化に注力し、粘着・接着剤、電子材料、医薬原料等幅広い分野へ応用する。ISO認証取得による品質・環境管理体制を構築する。環境・エネルギー、情報技術、ライフサイエンス分野への応用拡大とグローバル市場開拓を成長ドライバーとする。 [本社]広島県府中市高木町 [創業]1959年 [上場]1995年

ヤスハラケミカルは、テルペン化学製品、ホットメルト接着剤、ラミネート品の製造・販売を主たる事業とする。主要事業はテルペン化学製品(粘着・接着用樹脂、化成品)、ホットメルト接着剤(食品用等)、ラミネート品(光沢化工紙用等)の製造・販売を行う。

1. 事業概要と競争優位性

競争優位性として、植物由来で再生可能なテルペンを主原料とする製品供給体制を構築する。これは石油系製品と比べ環境に優しく、経営戦略上最重要アイテムと位置付ける。長年培ったテルペン化学の基盤技術と高品質・高付加価値製品の安定供給に強みを持つ。研究開発では、天然物由来テルペンを活かせる高付加価値分野を創造し、ニッチ分野のトップを目指す戦略を掲げる。新居浜、福山、鵜飼の各工場でISO9001及びISO14001の認証を取得し、品質管理と環境対応を徹底する。

参入障壁は、全量を輸入に頼るテルペン類の特殊な原材料調達構造、安定供給のための備蓄体制、国際市況・為替変動リスク対応ノウハウとする。粘着・接着業界でのノウハウ蓄積と高付加価値製品開発への継続的な研究開発投資も参入障壁となる。

2. 沿革ハイライト

1959年2月安原油脂工業株式会社として設立、1989年10月ヤスハラケミカル株式会社へ社名変更する。1995年2月広島証券取引所に上場、その後大阪証券取引所市場第二部、東京証券取引所市場第二部へ上場する。2022年4月東京証券取引所スタンダード市場へ移行する。新居浜工場で生産体制を強化し(1981年用地取得、テルペン樹脂製造装置等完成)、1999年鵜飼工場を新設移転、2010年福山工場内に研究棟を完成させるなど、研究開発体制を拡充する。

3. 収益・成長

成長ドライバーは、環境意識の高まりを背景とした植物由来テルペン製品の需要拡大とする。テルペンは環境・エネルギー、情報技術、ライフサイエンス分野への応用が期待され、同社は新分野への応用を推進する。自動車、電子材料などの高付加価値分野、環境対応・再生可能資源分野の開拓に注力する。ホットメルト接着剤では、食品容器規制適応製品や環境配慮型接着剤の開発を進める。グローバル化も成長戦略とし、主力製品を欧米及び東南アジア市場へ拡販する。

ビジネスモデルの質は、粘着・接着剤、ゴム・プラスチック改質材、香料原料、洗浄剤、電子材料、医薬原料など、幅広い分野への製品供給による安定した需要基盤を持つ。高付加価値製品の売上増進と生産効率化で収益性改善を図る。ROAを重視し、長期目標値を4%に設定する。

4. 財務健全性

主要原材料テルペン類の全量輸入依存により、国際市況や為替相場の変動が財政状態・経営成績に影響を及ぼすリスクがある。海外売上高比率は当事業年度33.4%であり、輸出外貨を輸入に使用し為替リスク軽減を図る。原材料・エネルギー価格高騰や円安進行による棚卸資産評価減のリスクも認識する。

直近の財務状況は、総資産25,395,872千円、純資産18,801,455千円、現金及び現金同等物3,675,647千円、有利子負債4,079,975千円を示す。有利子負債は過去にゼロの時期もあり変動が見られる。

5. 株主還元

年間配当金は12.0円で安定的に推移する。

6. 注目ポイント

植物由来テルペンを核とした事業展開により、環境意識の高まりを追い風とするサステナブルなビジネスモデルを構築する。電子材料、環境・ヘルスケア、モビリティ関連分野の高付加価値市場への研究開発投資と、欧米・東南アジア市場へのグローバル展開が今後の成長を牽引する。ISO認証に裏打ちされた品質・環境管理体制は顧客からの信頼獲得に寄与する。主要原材料の輸入依存による国際市況や為替変動リスクへの対応が経営上の重要課題となる。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 14.7B 13.2B 11.9B
営業利益 1.8B 681M 207M
純利益 1.4B 583M 669M
EPS 150.8 61.5 65.8
BPS 2,321.3 2,157.2 2,052.8

大株主

株主名持株比率
ワイエス興産有限会社0.12%
安原 禎二0.12%
ヤスハラケミカル取引先 持株会0.08%
敷田 憲治0.07%
沖津妙子0.05%
株式会社中国銀行0.05%
有限会社マキ0.04%
有限会社宗江0.04%
槇本 キヨコ0.03%
後藤 一紀0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-02-02株式会社中国銀行 0.00%(5.01%)
2026-01-28株式会社中国銀行 0.00%(5.01%)
2026-01-20株式会社中国銀行 0.00%(5.01%)
2026-01-13YAHO株式会社 77.35%--
2025-12-23田中 正治 0.00%(8.34%)
2025-12-23株式会社中国銀行 0.00%(5.01%)
2025-12-18YAHO株式会社 77.35%--
2025-12-17YAHO株式会社 77.35%+76.07%
2025-11-27沖津 弘之 7.30%+0.30%
2025-11-06ワイエス興産有限会社 11.41%(0.15%)
2025-11-06安原 禎二 10.95%(0.04%)
2025-11-06沖津 弘之 7.30%+0.30%
2025-11-06有限会社マキ 5.37%--
2024-02-15有限会社マキ 5.37%(2.76%)
2023-09-15有限会社マキ 8.13%+2.76%
2023-09-15有限会社マキ 5.37%--
2023-08-08有限会社マキ 8.13%+2.76%
2023-02-15敷田 憲治 3.45%(6.41%)
2022-11-11ヤスハラケミカル株式会社 0.00%(5.20%)
2022-10-25株式会社中国銀行 5.01%+1.01%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-05TDNetMBO・上場廃止ヤスハラケミ当社株式の上場廃止のお知らせ1,374
2026-02-10TDNetその他ヤスハラケミ株式併合並びに単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更に関する承認決議に関するお知らせ1,369-0.07%
2026-02-02EDINET大量保有株式会社中国銀行訂正1,368+0.07%
2026-01-30TDNet決算ヤスハラケミ2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)1,368+0.00%
2026-01-28EDINET大量保有株式会社中国銀行訂正1,368-0.07%
2026-01-20EDINET大量保有株式会社中国銀行訂正1,368+0.00%
2026-01-13EDINET大量保有YAHO株式会社大量保有 77.35%1,367+0.00%
2026-01-09TDNetその他ヤスハラケミ自己株式の消却に関するお知らせ1,366+0.07%
2026-01-09TDNet株主総会ヤスハラケミ株式併合並びに単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更に関する臨時株主総会開催のお知らせ1,366+0.07%
2025-12-23EDINET大量保有田中 正治変更
2025-12-23EDINET大量保有株式会社中国銀行変更
2025-12-18EDINET大量保有YAHO株式会社大量保有 77.35%1,367-0.07%
2025-12-17EDINET大量保有YAHO株式会社大量保有 77.35%1,367+0.00%
2025-12-17TDNetM&AヤスハラケミYAHO株式会社による当社株式に対する公開買付けの結果並びに親会社、主要株主である筆頭株主及び主要株1,367+0.00%
2025-12-05TDNet株主総会ヤスハラケミ臨時株主総会招集のための基準日設定に関するお知らせ1,377+0.00%
2025-11-27EDINET大量保有沖津 弘之大量保有 7.3%1,377+0.00%
2025-11-21TDNet決算ヤスハラケミ過年度の有価証券報告書等の訂正報告書の提出及び過年度の決算短信等の訂正に関するお知らせ1,376+0.07%
2025-11-21TDNet決算ヤスハラケミ(訂正・数値データ訂正)「2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)」の一部訂正 に1,376+0.07%
2025-11-21TDNet決算ヤスハラケミ(訂正・数値データ訂正)「2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)」の一部訂正について1,376+0.07%
2025-11-21TDNet決算ヤスハラケミ(訂正・数値データ訂正)「2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)」の一部訂正につ1,376+0.07%