Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

アース製薬株式会社 (4985)

アース製薬は、虫ケア用品(アースレッド、モンダミン等)を中心とした家庭用品事業と、工場・病院向け総合環境衛生サービスを展開。強力なブランド力、長年の技術ノウハウ、法的規制による高い参入障壁が競争優位性です。最優先課題は海外展開で、特にタイでの虫ケア用品市場No.1獲得を目指します。バスクリンとの経営統合やM&Aでグループ力を強化し、収益構造改革を推進。 [本社]東京都千代田区 [創業]1925年 [上場]2005年

アース製薬グループは、家庭用品事業と総合環境衛生事業の二本柱で事業を展開しています。家庭用品事業では、虫ケア用品(アースレッド、アースノーマット等)、口腔衛生用品(モンダミン等)、入浴剤(バスロマン、バスクリン等)、消臭芳香剤、衣類用防虫剤、ペットケア用品など、幅広い日用品の製造販売を手掛けています。一方、総合環境衛生事業は、アース環境サービス株式会社を中心に、食品・医薬品関連工場や医療機関等を主要顧客とし、異物混入や汚染を防ぎ最適な衛生環境を維持・改善するサービスを提供しています。具体的には、工場・病院等の総合環境衛生管理、殺菌・防黴・防除管理、害虫害獣駆除、環境清浄度調査・評価、異物・微生物検定、GMP・HACCPコンサルティング等を実施し、年間契約による安定的な収益拡大を目指すビジネスモデルです。

競争優位性(Moat)として、家庭用品事業における「アース」ブランドをはじめとする多数の強力なブランド力、および長年にわたる製品開発で培われた技術的優位性とノウハウの蓄積が挙げられます。総合環境衛生事業では、専門的な知識と技術、ノウハウに基づく高品質なサービス提供が強みであり、ISO/IEC17025試験所認定を取得し、その信頼性を高めています。参入障壁は、医薬品、医薬部外品、農薬、毒物劇物等に関する「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(薬機法)や「農薬取締法」などの多岐にわたる法的規制と、それに伴う製造販売業許可、農薬登録、建築物ねずみ昆虫等防除業等の許認可取得の必要性です。これらの規制は新規参入を困難にし、既存事業者の優位性を確立しています。また、総合環境衛生事業における年間契約は、顧客ロックイン構造を構築し、安定収益に大きく寄与しています。

1925年8月に株式会社木村製薬所として創業し、1964年5月にアース製薬株式会社へ商号変更しました。1970年2月には大塚グループが資本参加。1978年5月にアース環境サービス株式会社を設立し、総合環境衛生事業を開始しました。2005年11月に東京証券取引所市場第二部に上場し、2006年12月には市場第一部銘柄に指定されました。2012年2月には株式会社バスクリンを、2014年8月には白元アース株式会社を子会社化し、事業領域を拡大。2016年1月にはアース環境サービス株式会社彩都総合研究所を新設し、研究開発機能を強化しました。2022年4月には東京証券取引所プライム市場へ移行しました。

2024年12月期の連結売上高は169,278百万円、営業利益は6,425百万円、当期純利益は3,475百万円でした。中期経営計画「Act For SMILE COMPASS 2026」では、2026年12月期に連結売上高1,700億円、営業利益70億円、当期純利益43.0億円を定量目標としています。

成長ドライバーは多岐にわたります。最優先課題として海外展開の強化を掲げ、ASEAN地域(タイ、ベトナム、マレーシア、フィリピン)での市場シェア向上と売上拡大を推進しています。特にタイでは虫ケア用品の市場シェアNo.1獲得を見据え、積極的な拡大を進めています。中国ではオンラインチャネル重視からリアル店舗展開への戦略転換を図り、世界約50カ国・地域への輸出拡大を目指しています。海外売上高比率は2024年12.9%から2026年14.7%への拡大を計画しています。

出典: 有価証券報告書 (2024-12) doc_id=S100VI8H | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
105.3B 30.0倍 1.5倍 0.0% 4,740.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 169.3B 158.3B 152.3B
営業利益 6.4B 6.4B 7.4B
純利益 3.5B 4.1B 5.3B
EPS 158.3 185.6 240.5
BPS 3,162.2 3,007.5 2,846.1

大株主

株主名持株比率
大塚製薬株式会社0.10%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.09%
株式会社大塚製薬工場0.09%
アース製薬社員持株会0.05%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.03%
大鵬薬品工業株式会社0.03%
 HSBC BANK PLC A/C M AND G(ACS)(常任代理人香港上海銀行東京支店)0.02%
大塚化学株式会社0.02%
株式会社中国銀行0.02%
大塚エステート株式会社0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2024-01-22M&Gインベストメント・マネジメント・リミテッド 3.92%(1.10%)
2023-02-22M&Gインベストメント・マネジメント・リミテッド 5.02%+1.02%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2025-12-17TDNet規制・法的アース製薬特許権侵害訴訟に関する判決(勝訴)のお知らせ5,040+1.19%
2025-11-11TDNet決算アース製薬2025年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)5,050-2.38%
2025-11-11TDNetIRアース製薬2025年12月期 第3四半期決算説明資料5,050-2.38%
2025-11-11TDNet人事アース製薬機構の変更及び役員の異動に関するお知らせ5,050-2.38%
2024-01-22EDINET大量保有M&Gインベストメント・マネジメント・リ大量保有 3.92%
2023-02-22EDINET大量保有M&Gインベストメント・マネジメント・リ大量保有 5.02%