Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

横浜ゴム株式会社 (5101)

横浜ゴムはタイヤ事業とMB事業を展開。高成長のOHT(オフハイウェイタイヤ)市場では農業・林業用でトップシェアを誇り、Trelleborg買収やGoodyear社OTR事業買収でM&A戦略を推進し、「Hockey Stick Growth」を目指す。AI活用技術開発「HAICoLab」で競争力を高め、MB事業ではコンベヤベルトで国内確固たる地位を確立。サステナビリティ目標も掲げ、環境と成長を両立させる。 [本社]神奈川県平塚市 [創業]1917年 [上場]1950年

1. 事業概要と競争優位性

横浜ゴムは、タイヤ事業、MB(マルチプル・ビジネス)事業、その他事業を展開する。タイヤ事業は乗用車用から建設車両用まで多岐にわたるタイヤを、MB事業はコンベヤベルトや各種ホースなどを製造販売する。

競争優位性として、OHT(オフハイウェイタイヤ)市場の農業・林業用機械向けタイヤでトップシェアを誇る。産業・港湾用車両向けタイヤでも市場2位のシェアを持ち、メンテナンスサービス「Interfit」で顧客との関係を強化。MB事業ではコンベヤベルトで国内確固たる市場地位を確立している。

技術面では、AI利活用フレームワーク「HAICoLab」やXAIを活用したタイヤ設計支援システムを独自開発し、開発スピードと高性能化を追求。また、「1年工場」への挑戦、プレミアムカーへの新車装着推進、モータースポーツ参戦も競争力強化に貢献している。

2. 沿革ハイライト

横浜ゴムは1917年、横濱電線製造とBFグッドリッチ社の折半出資により「横濱護謨製造株式会社」として設立された。1950年に東京証券取引所および大阪証券取引所市場第一部に上場し、1963年には「横浜ゴム株式会社」に商号を変更。1969年には米国にタイヤ販売会社を設立し、海外展開を本格化させた。

OHT事業強化として、2016年にAlliance Tire Group、2017年に愛知タイヤ工業を買収。さらに2023年には農機・産業用タイヤのTrelleborg Wheel Systems Holding ABを、2025年にはGoodyear社のOTR事業を買収し、OHT事業のさらなる強化を図っている。

3. 収益・成長

中期経営計画「Yokohama Transformation 2026(YX2026)」では、「Hockey Stick Growth」(うなぎ昇りの成長)を目標に掲げる。成長ドライバーはOHT市場の拡大で、市場規模約4兆円、年6%の高成長が予測されている。

この高成長市場で、2023年のTrelleborg買収(現Yokohama-TWS)と2025年のGoodyear社OTR事業買収を「Programmatic M&A」戦略に基づき実行。これにより、建設・鉱山用車両向けタイヤの販路拡大、生産能力増強、Goodyear社の技術融合でOHT事業全体の成長を目指す。

MB事業ではホース配管事業を成長ドライバーとし、バリューチェーン再構築や北米生産構造改革を推進。新市場対応として、レベル4自動運転トラック幹線輸送の公道実証実験に参画し、自動運転トラック向けタイヤソリューションサービスの実用化を進める。

サステナビリティでは、再生可能・リサイクル原料の使用比率を2026年に28%、2030年に40%へ引き上げる目標を設定し、環境貢献と事業成長の両立を目指す。

4. 財務健全性

中期経営計画「YX2026」では、自己資本比率50%を目安とする最適な資本バランス実現を目指す。有利子負債の割合は約25.2%(2024年12月31日現在)。資産効率化のため、政策保有株式売却を推進し、3年間累計のキャッシュイン約4,500億円のうち、約3,200億円を戦略・経常投資に充てる計画である。

5. 株主還元

株主還元は、「将来の事業展開と経営体質強化に必要な内部留保を図りつつ、安定した配当を継続する」ことを基本方針とする。持続的な利益成長に向けた投資を積極的に実施する中でも、安定的・継続的な増配を目指している。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100VGWO | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
1194.6B 10.4倍 1.9倍 2.4% 7,179.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 303.8B 1300.0B 1235.0B
営業利益 26.0B 191.5B 152.9B
純利益 14.7B 109.0B 105.4B
EPS 93.6 693.4 668.5
BPS 6,616.7 3,810.7

大株主

株主名持株比率
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.17%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.14%
朝日生命保険相互会社0.07%
株式会社みずほ銀行0.04%
日本ゼオン株式会社0.02%
野村信託銀行株式会社(投信口)0.02%
株式会社横浜銀行0.02%
横浜ゴム取引先持株会0.01%
SMBC日興証券株式会社0.01%
第一生命保険株式会社0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-03-30野村アセットマネジメント株式会社 9.96
2025-10-17野村證券株式会社 10.97
2025-09-25野村アセットマネジメント株式会社 11.2
2025-09-19三井住友信託銀行株式会社 6.03
2025-09-12株式会社みずほ銀行 0.05
2025-09-05野村アセットマネジメント株式会社 11.4
2025-07-28野村アセットマネジメント株式会社 11.21
2025-04-28野村アセットマネジメント株式会社 11.03
2025-04-16野村證券株式会社 11.0
2025-03-25野村證券株式会社 10.96
2025-03-18野村證券株式会社 10.81
2025-03-06三井住友信託銀行株式会社 5.95
2025-01-29野村アセットマネジメント株式会社 11.04
2025-01-21三井住友信託銀行株式会社 5.8
2025-01-10株式会社みずほ銀行 0.05
2024-12-11野村アセットマネジメント株式会社 10.99
2024-10-21三井住友信託銀行株式会社 5.51
2024-07-19三井住友信託銀行株式会社 5.49
2024-06-05株式会社みずほ銀行 0.05
2024-05-08三井住友信託銀行株式会社 5.17

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-30TDNetHolding change by 野村アセットマネジメント株式会社
2026-02-19TDNet2025年12月期決算短信〔IFRS〕(連結)
2026-02-19TDNet「YX2026」の進捗と今後の取り組み
2026-02-19TDNet2025年12月期 決算説明会資料
2026-02-19TDNet剰余金の配当(増配)に関するお知らせ
2026-02-19TDNet中期経営計画「Yokohama Transformation 2026」(2024~2026年)にお
2026-02-19TDNetearnings: 2025年12月期決算短信〔IFRS〕(連結)
2026-02-19TDNetdividend: 剰余金の配当(増配)に関するお知らせ
2025-12-19TDNet退職給付信託返還益(特別利益)の計上に関するお知らせ
2025-10-17TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2025-09-25TDNetHolding change by 野村アセットマネジメント株式会社
2025-09-19TDNetHolding change by 三井住友信託銀行株式会社
2025-09-12TDNetHolding change by 株式会社みずほ銀行
2025-09-05TDNetHolding change by 野村アセットマネジメント株式会社
2025-07-28TDNetHolding change by 野村アセットマネジメント株式会社
2025-05-23TDNetbuyback: 譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ
2025-05-23TDNet譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ
2025-04-28TDNetbuyback: 譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ
2025-04-28TDNetbuyback: 自己株式の消却(変更)に関するお知らせ
2025-04-28TDNet自己株式の消却(変更)に関するお知らせ