日本オーエー研究所は、独立系システム開発会社として、官公庁向け「公共系事業」と金融機関・法人向け「金融・法人系事業」を主力としています。両事業は国家インフラを支える重要システムを対象とし、スクラッチ開発から長期にわたる保守・運用まで一貫して手掛けることで、継続的な案件受注と安定収益を確保するビジネスモデルを構築しています。
同社の競争優位性は、創業以来40年近くにわたる官公庁システムの開発実績と、官公庁の入札資格を有することにあります。これにより、NTTデータグループをはじめとする主要システムインテグレーターから厚い信頼を得ており、特にNTTデータのアソシエイトパートナー認定は、強固な連携と高い顧客ロックイン構造を示します。実際、2024年12月期売上高の85.9%がNTTデータグループからの受注であり、安定した事業基盤を形成しています。
また、金融・法人系事業では、金融システム開発に不可欠な深い業務知識を持つ経験豊富な技術者集団が専門性を発揮し、高度な専門知識とノウハウの蓄積が参入障壁となっています。同社は、案件選定時にQCD(品質・コスト・納期)と自社の強みを総合的に判断し、ナレッジベースを活用したマネジメントプロセスにより、品質と生産性の安定性を確保しています。
沿革として、同社は1983年5月に設立され、官公庁システムの受託開発を開始しました。1985年には旧大蔵省(現財務省)の輸出入・港湾関連情報処理システムの開発業務を受注し、NTTデータグループとの長きにわたる関係を確立しました。その後も、2003年には国税庁の国税電子申告・納税システム(e-Tax)、2007年には株式会社かんぽ生命のかんぽ総合情報システムの開発業務を受注するなど、公共系・金融法人系事業の実績を強化しました。2008年にはNTTデータのアソシエイトパートナーに認定され、全省庁統一資格も取得。2022年12月に東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場後、2024年12月には名古屋証券取引所ネクスト市場へ上場を果たしています。
同社の成長ドライバーは、国内IT市場全体の拡大と、公共・金融・法人分野におけるIT投資の増加です。政府の「デジタル国家」推進を背景に、公共系システム投資は2024年度に過去最大規模の1兆3,000億円に達するなど、市場は拡大基調にあります。金融システムIT市場や一般法人のDX関連投資も同様に拡大が見込まれます。
この市場拡大を背景に、同社は公共システム開発人材のグルーピング化による事業領域拡大、NTTデータグループとの連携強化による新規開発領域開拓、メガバンクのインターネットバンキングや医療関連プロジェクトなどの大規模開発拡大を図る方針です。さらに、AI、アジャイル、マイクロサービス等の最先端技術を駆使したクラウドベースのアプリケーション提供型ビジネスへの適応や、「一部分受託開発」から「全部分開発受託」へのメインフレーマー化を目指し、事業規模の拡大と生産性向上を図ることで、持続的な成長を目指しています。
財務健全性については、2024年12月期末時点の自己資本比率は約51.3%と健全な財務基盤を維持しています。現金及び現金同等物は658,231千円、有利子負債は334,000千円であり、十分な手元現預金を有していることから、財務上の優先課題はありません。株主還元に関しても、同社は企業価値向上と株主価値向上を経営目標とし、2024年12月期は年間配当金18.0円を実施しました。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| — | — | — | — | — |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 3.0B | 2.7B | 2.4B |
| 営業利益 | 118M | 41M | — |
| 純利益 | 73M | 27M | 40M |
| EPS | 106.8 | 39.3 | 58.3 |
| BPS | 852.5 | 814.8 | 786.6 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 奥山 宏昭 | 0.58% |
| 奥山 伸子 | 0.12% |
| 田村 信裕 | 0.02% |
| 鈴木 茂三郎 | 0.02% |
| 日本証券金融株式会社 | 0.02% |
| auカブコム証券株式会社 | 0.01% |
| 佐野 恒男 | 0.01% |
| 古賀 靖章 | 0.01% |
| 株式会社SBI証券 | 0.00% |
| 川東 卓時 | 0.00% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2026-02-02 | 光通信株式会社 | 10.34% | +1.02% |
| 2025-12-16 | 光通信株式会社 | 9.32% | +1.01% |
| 2025-11-13 | 光通信株式会社 | 8.31% | +1.02% |
| 2025-10-27 | 光通信株式会社 | 7.29% | +1.03% |
| 2025-09-29 | 光通信株式会社 | 6.26% | +1.01% |
| 2025-09-02 | 光通信株式会社 | 5.25% | +5.25% |
| 2024-12-26 | 奥山 伸子 | 12.20% | +8.20% |
| 2024-12-26 | 奥山 宏昭 | 57.70% | +53.70% |
| 2024-12-25 | 奥山 伸子 | 12.20% | +7.20% |
| 2024-12-25 | 奥山 宏昭 | 57.70% | +52.70% |
| 2024-12-25 | 奥山 宏昭 | 57.70% | +53.70% |
| 2024-12-25 | 奥山 伸子 | 12.20% | +8.20% |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-04 | TDNet | その他 | 日本オーエー研究所 | 名古屋証券取引所メイン市場への上場市場区分変更に関するお知らせ | — | — |
| 2026-02-25 | TDNet | その他 | 日本オーエー研究所 | 名古屋証券取引所メイン市場への上場市場区分変更承認に関するお知らせ | — | — |
| 2026-02-20 | TDNet | 人事 | 日本オーエー研究所 | 代表取締役の異動に関するお知らせ | — | — |
| 2026-02-13 | TDNet | 決算 | 日本オーエー研究所 | 2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(非連結) | — | — |
| 2026-02-13 | TDNet | 配当・還元 | 日本オーエー研究所 | 剰余金の配当に関するお知らせ | — | — |
| 2026-02-02 | EDINET | 大量保有 | 光通信株式会社 | 大量保有 10.34% | — | — |
| 2025-12-16 | EDINET | 大量保有 | 光通信株式会社 | 大量保有 9.32% | — | — |
| 2025-11-13 | EDINET | 大量保有 | 光通信株式会社 | 大量保有 8.31% | — | — |
| 2025-10-27 | EDINET | 大量保有 | 光通信株式会社 | 大量保有 7.29% | — | — |
| 2025-09-29 | EDINET | 大量保有 | 光通信株式会社 | 大量保有 6.26% | — | — |
| 2025-09-02 | EDINET | 大量保有 | 光通信株式会社 | 大量保有 5.25% | — | — |
| 2025-08-14 | TDNet | 決算 | 日本オーエー研究所 | 2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結) | — | — |
| 2025-08-14 | TDNet | 業績修正 | 日本オーエー研究所 | 配当予想の修正に関するお知らせ | — | — |
| 2025-07-15 | TDNet | 人事 | 日本オーエー研究所 | 人事異動に関するお知らせ | — | — |
| 2025-06-13 | TDNet | 人事 | 日本オーエー研究所 | 組織変更および人事異動に関するお知らせ | — | — |
| 2024-12-26 | EDINET | 大量保有 | 奥山 伸子 | 大量保有 12.2% | — | — |
| 2024-12-26 | EDINET | 大量保有 | 奥山 宏昭 | 大量保有 57.7% | — | — |
| 2024-12-25 | EDINET | 大量保有 | 奥山 伸子 | 大量保有 12.2% | — | — |
| 2024-12-25 | EDINET | 大量保有 | 奥山 宏昭 | 大量保有 57.7% | — | — |
| 2024-12-25 | EDINET | 大量保有 | 奥山 宏昭 | 大量保有 57.7% | — | — |