note株式会社は、メディアプラットフォーム事業とIP・コンテンツクリエーション事業を展開する。主力はCtoCメディアプラットフォーム「note」であり、個人クリエイターが文章、マンガ、写真、音声、動画等のコンテンツを自由に投稿・販売し、読者が購読・応援する「CtoC×課金」ビジネスモデルを構築する。これは他のメディアと比べユニークなポジショニングを形成する。
「note」の競争優位性(Moat)は、ランキングや広告がない独自のプラットフォーム設計にある。これにより、PV獲得目的の炎上行為を抑制し、クリエイターが安心して良質なコンテンツを創作できる環境を醸成する。多様なオールカテゴリーのコンテンツが集まり、収益化を促進する。
著名人、法人(2025年11月末時点で6万件超)、教育機関、行政機関など幅広いクリエイターが集まることでネットワーク効果が働き、クリエイターが増えるとコンテンツが増え、読者が集まり、さらにクリエイターが集まる「グロースモデル」に沿って自律的に拡大する。これにより「note」は現時点において唯一無二のメディアプラットフォームである。2025年11月末時点のMAUは8,660万(2025年6月〜11月平均)、累計ユニーククリエイター数は2,027千人である。
生成AIの急速な普及に対応し、AIアシスタント機能の提供やクリエイターの権利保護、対価還元の仕組みづくりを通じて、「生成AIに強いプラットフォーム」としての優位性を確立する。GoogleやNAVERをはじめとするパートナー、及びメディアパートナーとの強固なネットワークを構築し、「クリエイター支援プログラム」を通じて累計320作品以上が書籍化・映像化され、クリエイターの活動機会を拡大する。
企業向けメディアSaaS「note pro」は、「note」の基盤を活用し、企業が初期費用なしで最短即日にオウンドメディアを構築・運用できるサービスである。noteプラットフォーム上の読者にアクセス可能で、効率的なマーケティング活動や集客を支援する。2025年11月末時点で有料契約数は991社である。
IP・コンテンツクリエーション事業では、連結子会社Tales & Co.株式会社を中心に、note内外の優れたクリエイターを発掘・育成し、作品創出からメディア展開までを一貫して支援する。
当社は「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションに、2011年12月に株式会社ピースオブケイクとして設立された。2014年4月にCtoCメディアプラットフォーム「note」を開始し、2019年3月には企業向けメディアSaaS「note pro」をリリースした。2020年4月にnote株式会社へ社名変更。2022年12月には東京証券取引所グロース市場に株式を上場した。2023年12月にはnote AI creative株式会社、2024年5月にはTales & Co.株式会社を設立し、事業領域を拡大する。2025年1月にはGoogle International LLC、2025年11月にはNAVER Corporationと資本業務提携を締結し、エコシステムの拡張を図る。
収益モデルは、「note」の有料コンテンツ購読・利用に対するサービス利用料と、「note pro」の月額利用料が主となる。有料コンテンツの比率は24.3%(2025年11月末時点)である。
成長ドライバーとして、国内市場規模2兆円超、年平均約15%成長を続ける「クリエイターエコノミー」の拡大が挙げられる。生成AIの急速な普及は創作活動の参入障壁低下と生産性向上を促し、日本発コンテンツの世界的人気や政府のコンテンツ産業振興策も事業拡大を後押しする。
今後の成長戦略として、「note」のグローバル展開(多言語対応、他社サービスとの連携強化)、「note pro」・法人向けサービスの強化、AI関連事業の拡大(経済産業省/NEDOの生成AI開発プロジェクト「GENIAC」に採択されたRAGデータベース開発実証事業推進)、IP関連事業の拡大(自社IP発掘・推進、グローバル展開)を掲げる。noteエコシステムを広げるM&Aも積極的に検討し、非連続な成長の実現を目指す。
中長期的な財務ターゲットとして、2028年11月期から2030年11月期頃に連結売上高100億円、EBITDAマージン30〜40%の達成を掲げる。事業上の重要KPIは、「note」の流通総額(GMV)と「note pro」のARRであり、プラットフォーム拡大のため累計ユニーククリエイター数、会員登録者数、公開コンテンツ数も注視する。
2025年11月30日時点の総資産は6,145,256千円、純資産は2,878,649千円である。現金及び現金同等物は3,056,361千円、有利子負債は682,500千円である。当連結会計年度において営業利益256,142千円及び営業キャッシュ・フロー393,294千円がプラスに転換した。税務上の繰越欠損金が存在するが、業績が順調に推移すれば解消し、通常の税率に基づく法人税等が計上される見込みである。
提供された情報には、年間の配当金に関する記載はない。
当社グループは「AI時代のコンテンツ流通のハブ」となることを目指し、コンテンツホルダーとAI事業者、ユーザーをつなぐ役割を担う。Google International LLCやNAVER Corporationとの資本業務提携は、エコシステム拡張を加速する要素である。生成AI開発プロジェクト「GENIAC」への参画は、クリエイターの権利保護と対価還元を実現するデータベース構築に貢献し、AI時代の新たな収益機会創出に繋がる。M&Aの積極的な検討は、プラットフォーム事業、AI関連事業、IP事業の3つの成長柱を拡大し、非連続な成長を実現する可能性を秘める。ネットワーク効果と「CtoC×課金」モデルによる競争優位性は、持続的な成長の基盤を形成する。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 36.6B | 81.6倍 | 13.0倍 | — | 2,188.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4.1B | 3.3B | 2.8B |
| 営業利益 | 256M | 53M | -380M |
| 純利益 | 441M | 99M | -415M |
| EPS | 26.8 | 6.4 | -27.5 |
| BPS | 168.5 | 110.6 | 102.5 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 加藤 貞顕 | 0.34% |
| Google International LLC(常任代理人 みずほ証券株式会社) | 0.06% |
| GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社) | 0.06% |
| 株式会社日本経済新聞社 | 0.04% |
| NOMURA INTERNATIONAL PLC A/C JAPAN FLOW(常任代理人 野村證券株式会社) | 0.02% |
| 株式会社マイナビ | 0.02% |
| 株式会社イード | 0.02% |
| 株式会社テレビ東京ホールディングス | 0.02% |
| 楽天証券株式会社共有口 | 0.01% |
| JP JPMSE LUX RE UBSAG LONDON BRANCH EQCO(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 0.01% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2025-12-02 | NAVER株式会社 | 7.91% | +7.91% |
| 2025-11-06 | 株式会社日本経済新聞社 | 3.97% | (2.71%) |
| 2025-02-03 | グーグル・インターナショナル・エルエルシー | 6.01% | +1.01% |
| 2024-06-17 | 加藤 貞顕 | 36.68% | (0.36%) |
| 2024-06-14 | 加藤 貞顕 | 36.68% | (0.36%) |
| 2024-06-14 | 加藤 貞顕 | 36.68% | -- |
| 2023-08-30 | 加藤 貞顕 | 37.53% | +32.53% |
| 2023-08-30 | 加藤 貞顕 | 37.04% | (0.49%) |
| 2023-08-30 | 加藤 貞顕 | 37.04% | -- |
| 2023-08-25 | 加藤 貞顕 | 37.04% | (0.49%) |
| 2023-08-25 | 加藤 貞顕 | 37.04% | -- |
| 2023-02-15 | フェムトパートナーズ株式会社 | 5.47% | (5.15%) |
| 2023-02-15 | フェムトパートナーズ株式会社 | 4.40% | (1.07%) |
| 2023-01-24 | フェムトパートナーズ株式会社 | 10.62% | (1.14%) |
| 2022-12-27 | 株式会社日本経済新聞社 | 6.68% | +6.68% |
| 2022-12-26 | フェムトパートナーズ株式会社 | 11.76% | +11.76% |
| 2022-12-22 | 加藤 貞顕 | 37.53% | +32.53% |
| 2022-12-22 | イメージ・フレイム・インベストメントリミテッド | 6.54% | +1.54% |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-01-22 | TDNet | 資本政策 | G-note | 資本金の額の減少に関するお知らせ | 2,889 | +2.84% |
| 2026-01-22 | TDNet | 人事 | G-note | 取締役候補者の選任に関するお知らせ | 2,889 | +2.84% |
| 2026-01-13 | TDNet | 決算 | G-note | 2025年11月期 決算短信〔日本基準〕(連結) | 1,875 | +21.33% |
| 2026-01-13 | TDNet | その他 | G-note | 繰延税金資産の計上に関するお知らせ | 1,875 | +21.33% |
| 2026-01-13 | TDNet | 業績修正 | G-note | 連結業績予想と実績値との差異に関するお知らせ | 1,875 | +21.33% |
| 2026-01-13 | TDNet | その他 | G-note | 個別業績実績値と前期実績値との差異に関するお知らせ | 1,875 | +21.33% |
| 2026-01-13 | TDNet | 特損・減損 | G-note | 個別決算における子会社株式の減損処理による特別損失計上に関するお知らせ | 1,875 | +21.33% |
| 2026-01-13 | TDNet | IR | G-note | 2025年11月期 決算説明資料 | 1,875 | +21.33% |
| 2026-01-13 | TDNet | その他 | G-note | (開示事項の経過)GENIAC に採択された実証事業に係る収益計上区分の確定に関するお知らせ | 1,875 | +21.33% |
| 2026-01-07 | TDNet | その他 | G-note | メディアプラットフォーム「note」における有料コンテンツの売買動向に関する分析結果公表のお知らせ | 1,712 | +5.02% |
| 2026-01-05 | TDNet | 資本政策 | G-note | ストックオプション(新株予約権)の発行内容確定に関するお知らせ | 1,663 | +0.84% |
| 2026-01-05 | TDNet | 資本政策 | G-note | 有償ストック・オプション(新株予約権)の発行内容確定に関するお知らせ | 1,663 | +0.84% |
| 2025-12-19 | TDNet | その他 | G-note | 経済産業省およびNEDOが実施する生成AI開発推進プロジェクト「GENIAC」に採択 出版社やクリエ | 1,581 | -1.58% |
| 2025-12-17 | TDNet | 資本政策 | G-note | ストックオプション(新株予約権)の発行に関するお知らせ | 1,480 | +0.00% |
| 2025-12-17 | TDNet | 資本政策 | G-note | 有償ストック・オプション(新株予約権)の発行に関するお知らせ | 1,480 | +0.00% |
| 2025-12-02 | EDINET | 大量保有 | NAVER株式会社 | 大量保有 7.91% | 1,590 | -0.88% |
| 2025-12-01 | TDNet | 資本政策 | G-note | 第三者割当による新株式発行の払込完了に関するお知らせ | 1,566 | +1.53% |
| 2025-11-06 | EDINET | 大量保有 | 株式会社日本経済新聞社 | 大量保有 3.97% | 1,600 | -4.56% |
| 2025-11-05 | TDNet | 資本政策 | G-note | NAVER Corporationとの資本業務提携及び第三者割当による新株式発行に関するお知らせ | 1,300 | +23.08% |
| 2025-11-05 | TDNet | 資本政策 | G-note | NAVER Corporationとの資本業務提携及び第三者割当による新株式発行に関する補足説明資料 | 1,300 | +23.08% |