Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社jig.jp (5244)

jig.jpは、ライブ配信サービス「ふわっち」を主力とし、収益の約99%を視聴ユーザーのアイテム販売で得る。アマチュア中心の多様な配信者層と30~50代のメインユーザー層が特徴で、ARPPUの堅調さに寄与する。24時間365日監視体制や著作権保護を含む健全性維持のノウハウは競争優位性であり参入障壁。ユーザー間のリアルタイムコミュニケーションによる「サードプレイス」価値提供で、国内ライブ配信市場の成長を取り込む。 [本社]福井県鯖江市 [創業]2003年 [上場]2022年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社jig.jpグループは、ライブ配信事業「ふわっち」を主力に、ブラウザ、VTuber、飲食店予約代行、こどもパソコン、オープンデータプラットフォーム事業を展開する。2025年3月期の収益約99%を占める「ふわっち」は、視聴ユーザーのアイテム販売を主な収益源とするリカーリング型ビジネスモデルである。

競争優位性は、アマチュア中心の多様な配信ユーザー層による配信敷居の低さ、配信ユーザーとの距離が近く応援が届きやすい風土、そして30~50代のメインユーザー層によるARPPUの堅調な推移に貢献する。参入障壁は、24時間365日監視体制、未成年保護、著作権保護を含む健全性維持の仕組みと、サービス開始以来蓄積した運営ノウハウである。これらのノウハウはプラットフォームに対する安心感や信頼感を高め、強みを構成する。

国内動画投稿・ライブ配信市場は2026年度に10,855億円へ拡大すると予測され、特に「ライブ配信型の動画共有サービス」は利用率8.2%と伸び代が大きい。30代以降の利用率向上余地と「ふわっち」の主力世代が重なるため、売上拡大の大きなポテンシャルを持つ。ユーザー間のリアルタイムコミュニケーションは、日常生活では味わうことが難しい「第三の場所(サードプレイス)」における関係性構築に価値を提供すると分析する。

2. 沿革ハイライト

2003年5月、東京都新宿区にて設立する。2004年10月、携帯電話向けフルブラウザ「jigブラウザ」の提供を開始する。2015年9月、動画・ラジオでの生配信アプリ「ふわっち」の提供を開始する。2022年12月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場する。2023年10月、VTuber事業を開始する。2024年12月、株式会社ブライトテーブル(現:株式会社C Inc.)を子会社化し、飲食店予約代行事業を開始する。

3. 収益・成長

ライブ配信市場は、テクノロジー進展による余暇時間拡大、認知度拡大、コロナ禍での新文化定着、推し活文化との高い親和性により成長が継続すると見込まれる。成長ドライバーとして、アイテム拡充、対決機能提供、イベント継続実施によるユーザー継続率維持・向上を図る。

プロ/セミプロ配信ユーザー拡充によるアマチュア配信ユーザーの更なる拡大を促し、配信ラインナップ充実を通じた多様な視聴・課金ユーザー層を獲得する。収益多角化として、バーチャル配信機能提供やデジタルコンテンツ販売を視野に入れる。収益性向上策は、デジタル広告のROAS/ROI重視の成長投資を継続し、決済チャネル多様化によるブラウザ決済比率向上で決済手数料を圧縮する方針を掲げる。配信ユニークユーザー数、課金ユニークユーザー数、ARPPUを重要な経営指標とし、これらの増大と持続可能な水準での成長に注力する。

4. 財務健全性

2025年3月期末の現金及び現金同等物は4,368,673千円、有利子負債は287,240千円である。自己資本比率は約60.6%と高く、財務基盤は強固である。優先的に対処すべき財務上の課題は存在しないと認識する。

5. 株主還元

2024年3月期の年間配当は5.78円、2025年3月期は2.59円である。財務健全性を維持しつつ、企業価値向上を図る方針である。

6. 注目ポイント

「ふわっち」は、日常生活では味わえない「第三の場所(サードプレイス)」における関係性構築に価値を提供し、ユーザーエンゲージメントを高める。サービス健全性維持の継続的な改善と運営ノウハウは、プラットフォームの安心感と信頼感を高め、長期的な競争優位性を確立する。ライブ配信市場の成長ポテンシャルと、30代以降の利用率向上余地が「ふわっち」の売上拡大に寄与する。バーチャル配信やデジタルコンテンツ販売による収益多角化の進捗は、ライブ配信事業への依存度を低減し、新たな成長機会を創出する可能性を秘める。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
9.5B 8.6倍 2.3倍 0.0% 222.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 13.8B 12.2B 10.5B
営業利益 2.0B 1.8B 990M
純利益 1.1B 1.2B 979M
EPS 25.7 28.9 23.3
BPS 98.3 77.4 50.8

大株主

株主名持株比率
福野 泰介0.25%
赤浦 徹0.13%
岸 周平0.11%
株式会社SBI証券0.05%
佐々木 嶺一0.04%
BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.03%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社0.02%
木下 圭一郎0.02%
jig.jp従業員持株会0.01%
UBS AG LONDON A/C IPB SEGREGATED CLIENT ACCOUNT                  (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-08-04岸 周平 11.16%(0.13%)
2024-12-04福野 泰介 24.50%(0.30%)
2024-07-05岸 周平 11.29%--
2024-07-05岸 周平 11.29%--
2024-07-05蜂屋 浩一 0.00%(5.32%)
2024-07-03岸 周平 11.29%--
2024-04-19福野 泰介 24.80%(0.60%)
2024-04-19福野 泰介 24.80%--
2024-04-15福野 泰介 24.79%--
2024-03-12赤浦 徹 12.87%--
2024-02-16赤浦 徹 12.87%(0.11%)
2023-09-29赤浦 徹 12.98%(2.81%)
2023-09-28赤浦 徹 12.98%(2.81%)
2023-09-07蜂屋 浩一 5.32%(1.49%)
2023-09-06赤浦 徹 15.79%(17.05%)
2023-09-06福野 泰介 24.79%(0.61%)
2023-09-06岸 周平 11.29%--
2023-09-05赤浦 徹 15.79%(17.05%)
2023-09-01WiL Fund I L.P. 0.00%(9.98%)
2023-08-31WiL Fund I L.P. 0.00%(5.00%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2025-12-22TDNet配当・還元G-jig.jp自己株式の取得状況及び取得終了に関するお知らせ217-1.38%
2025-12-09TDNetその他G-jig.jp新たな事業の開始に関するお知らせ221+2.71%
2025-12-01TDNet配当・還元G-jig.jp自己株式の取得状況に関するお知らせ246-3.25%
2025-10-03TDNet配当・還元G-jig.jp自己株式の取得状況に関するお知らせ279+2.51%
2025-09-05TDNet配当・還元G-jig.jp自己株式の取得状況に関するお知らせ304-2.63%
2025-08-15TDNetその他G-jig.jp譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ283+0.00%
2025-08-04EDINET大量保有岸 周平大量保有 11.16%270+0.74%
2025-07-17TDNetその他G-jig.jp譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ263-0.38%
2024-12-04EDINET大量保有福野 泰介大量保有 24.5%
2024-07-05EDINET大量保有岸 周平大量保有 11.29%
2024-07-05EDINET大量保有岸 周平大量保有 11.29%
2024-07-05EDINET大量保有蜂屋 浩一変更
2024-07-03EDINET大量保有岸 周平大量保有 11.29%
2024-04-19EDINET大量保有福野 泰介大量保有 24.8%
2024-04-19EDINET大量保有福野 泰介大量保有 24.8%
2024-04-15EDINET大量保有福野 泰介大量保有 24.79%
2024-03-12EDINET大量保有赤浦 徹大量保有 12.87%
2024-02-16EDINET大量保有赤浦 徹大量保有 12.87%
2023-09-29EDINET大量保有赤浦 徹大量保有 12.98%
2023-09-28EDINET大量保有赤浦 徹大量保有 12.98%