Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

日本ナレッジ株式会社 (5252)

日本ナレッジは、ソフトウエアの第三者検証(売上約7割)とシステム開発を手掛ける。検証事業は、開発技術者によるテスト自動化プログラム開発力と設計力が強みで、自社ヘルパーアプリや特許も保有。エンタープライズ系業務知識も優位性を持つ。開発事業では、大手ERPカスタマイズや鋼材・建材業向け特化型パッケージで安定シェアを確保。IT投資拡大やDX推進を背景に、テスト自動化とAI活用で成長を目指す。自己資本比率50%前後で財務は健全。 [本社]東京都台東区 [創業]1985年 [上場]2023年

**日本ナレッジ株式会社 企業概要**

**1. 事業概要と競争優位性**

日本ナレッジは、ソフトウエアの第三者検証サービスを提供する「検証事業」(売上約7割)と、システム受託開発や業務系パッケージソフトウエアの開発・販売を行う「開発事業」を展開している。

検証事業は、組込みソフトウエア、エンタープライズ系システム、WEBシステムなど多岐にわたるテスト業務を提供し、品質向上とリスク低減に貢献する。IT人材不足とソフトウエアの複雑化を背景に、第三者検証市場は拡大傾向にある。当社の強みは、開発事業で培った専門的知見と技術力であり、特に販売・購買・在庫管理などの業務知識が不可欠なエンタープライズ系システム検証は、参入障壁が高く高収益が見込める得意領域である。

最大の競争優位性は「テスト自動化サービス」にある。開発技術者を有し、高品質な自動化プログラム開発力と、効果的なテスト自動化ケースを作成する「テスト自動化設計力」が特徴である。市販ツールやオープンソースツールでは対応困難な領域も、自社開発の「ヘルパーアプリ」で自動化を可能にする。このテスト自動化領域は競合が少なく、特許も保有しており、顧客の継続率も高く安定収益に貢献している。

開発事業は、大手ベンダー製ERPパッケージソフトウエア導入に伴うカスタマイズ受託開発、セキュリティ製品の開発・販売、業種テンプレートの開発・販売・保守が中心である。ERPカスタマイズ受託開発は、業務知識とシステム構造の理解、開発ライセンス契約の制約から参入障壁が高い。業種テンプレートとしては、ERPパッケージ「SMILE」をベースに鋼材業向け「PowerSteel」、建材・木材卸業向け「PowerCubic」を提供。これらの業界特有の商習慣や法令改正に対応し、多数の導入実績と継続的なバージョンアップにより、安定的なシェアを確保している。

**2. 沿革ハイライト**

1985年10月、業務系アプリケーションソフト開発を目的に日本スペースソフト株式会社を設立。1988年6月に日本ナレッジ株式会社に商号変更した。1991年2月より鋼材業向けパッケージシステムの販売を開始し、素材関係業種のシステム開発を主軸とする。2001年7月にはシステム検証事業をスタートし、注力事業とした。2023年3月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場。札幌事業所はISO9001認証および日本初のISO/IEC 17025試験所認定を取得している。

**3. 収益・成長**

当社は売上高成長率と売上高営業利益率を経営指標として重視している。

2025年3月期の売上高は4,154百万円、営業利益は99百万円、純利益は82百万円であった。前年度と比較して売上高は増加傾向にあるものの、営業利益および純利益は減少した。

成長ドライバーとして、検証事業ではIT投資の拡大、IoT・AI・RPAなどの先端技術活用、DX推進に伴う自動化・効率化へのシステム投資が挙げられる。費用対効果の高いテスト自動化推進と、AIを取り入れた高度化するシステムの検証技術への先行投資により、競合他社との差別化を図る。また、顧客企業との直接契約(一次請け)比率を上げ、サービス提供領域の拡大と高価格での受注、案件の継続性向上を目指す。

開発事業では、基幹業務システムにおけるERPパッケージソフトウエアの利用拡大や、情報セキュリティ対策の重要性増大が需要を牽引する。自社開発のセキュリティ製品は高い利益率が見込まれ、将来の収益柱として期待される。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W7KW | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
1.3B 15.2倍 1.1倍 0.0% 917.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 4.2B 4.1B 3.6B
営業利益 99M 251M 203M
純利益 83M 202M 137M
EPS 60.2 146.9 115.3
BPS 827.9 787.6 653.1

大株主

株主名持株比率
ウィステリアトラスト株式会社0.43%
株式会社大塚商会0.10%
日本ナレッジ従業員持株会0.07%
光通信株式会社0.06%
株式会社SBI証券0.02%
藤井洋一0.02%
倉田将志0.02%
長谷川貴志0.01%
吉野正一0.01%
株式会社不二三協舎0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-10-31藤井 洋一 49.20%N/A
2025-10-31藤井 洋一 45.12%(4.08%)
2025-10-31藤井 洋一 45.12%--
2025-09-29光通信株式会社 12.99%+0.57%
2025-07-22光通信株式会社 12.42%+1.01%
2025-05-12光通信株式会社 11.41%+1.22%
2025-04-23光通信株式会社 10.19%+1.75%
2025-04-21光通信株式会社 8.44%+1.19%
2025-04-15光通信株式会社 7.25%+1.20%
2025-04-03光通信株式会社 6.05%+1.02%
2025-01-10光通信株式会社 5.03%+5.03%
2023-03-31藤井 洋一 45.12%(4.08%)
2023-03-27株式会社 大塚商会 9.74%+9.74%
2023-03-24藤井 洋一 49.20%+49.20%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-02-19TDNet事業計画G-日本ナレッジ中期経営計画策定に関するお知らせ(事業計画及び成長可能性に関する事項)824+5.34%
2025-10-31EDINET大量保有藤井 洋一大量保有 49.2%494+1.01%
2025-10-31EDINET大量保有藤井 洋一大量保有 45.12%494+1.01%
2025-10-31EDINET大量保有藤井 洋一大量保有 45.12%494+1.01%
2025-10-01TDNet業績修正G-日本ナレッジ配当予想の修正(創業40周年記念配当)及び記念株主優待実施に関するお知らせ567+1.06%
2025-10-01TDNetM&AG-日本ナレッジ(開示事項の経過)株式会社アルテックスの株式取得(完全子会社化)完了のお知らせ567+1.06%
2025-09-29EDINET大量保有光通信株式会社大量保有 12.99%495-1.62%
2025-09-25TDNetM&AG-日本ナレッジ(開示事項の経過)株式会社アルテックスの株式取得(完全子会社化)に関する株式譲渡契約の締結のお知らせ1,485+0.67%
2025-09-19TDNetM&AG-日本ナレッジ株式会社アルテックスの株式取得(完全子会社化)に関するお知らせ1,480+1.35%
2025-09-10TDNet業績修正G-日本ナレッジ株式分割、株式分割に伴う定款の一部変更及び配当予想の修正(増配)に関するお知らせ1,520-2.04%
2025-08-20TDNetその他G-日本ナレッジ譲渡制限付株式報酬としての新株式の発行の払込完了に関するお知らせ1,325+0.98%
2025-07-30TDNetその他G-日本ナレッジ(取消)主要株主の異動に関するお知らせ
2025-07-22EDINET大量保有光通信株式会社大量保有 12.42%1,263+4.12%
2025-07-22TDNetその他G-日本ナレッジ譲渡制限付株式報酬としての新株式の発行に関するお知らせ1,263+4.12%
2025-06-27TDNet人事G-日本ナレッジ新役員体制に関するお知らせ1,301-0.08%
2025-05-12EDINET大量保有光通信株式会社大量保有 11.41%1,270+3.07%
2025-04-23EDINET大量保有光通信株式会社大量保有 10.19%1,300+0.62%
2025-04-21EDINET大量保有光通信株式会社大量保有 8.44%1,321-0.45%
2025-04-15EDINET大量保有光通信株式会社大量保有 7.25%1,209-6.37%
2025-04-03EDINET大量保有光通信株式会社大量保有 6.05%983-2.85%