Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社モンスターラボ (5255)

株式会社モンスターラボは、大企業・自治体向けデジタルコンサルティング(売上向上型DX特化)とSaaS型プロダクトを展開。アジャイル開発や先端技術を駆使し、世界12カ国に分散した拠点によるコスト競争力と、大企業品質を両立する開発体制が強み。年率26.7%成長のDX市場で、データ・エンタープライズ領域強化やAI活用で成長を図る。2024年度末に債務超過だが、MSワラントや優先株式発行で財務基盤強化を推進中。 [本社]東京都渋谷区 [創業]2006年 [上場]2023年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社モンスターラボは、世界12カ国に展開する持株会社で、大企業・自治体向けデジタルコンサルティングを主軸とする。AI/AR等の先端技術を駆使し、クライアントの「売上向上型DX」に特化。準委任契約主体で継続性の高い事業モデルを構築する。SaaS型プロダクトとして、店舗向けBGM「モンスター・チャンネル」や中小企業向けRPA「RAX」も展開する。

競争優位性(Moat): SIerが不得手な売上向上型DXに特化し、アジャイル開発、UXデザイン、先端技術に強みを持つ。スタートアップ級の技術力と、大企業が求める規模・セキュリティ・品質を両立する稀有な存在である。世界12カ国に分散配置したレベニュー/デリバリーセンターにより、コスト競争力とスケーラブルな開発体制を構築し、グローバル知見を相互展開する。大手企業案件や先端技術、グローバル環境を提供し、優秀な人材を獲得することで競争優位性を確立する。

ビジネスモデルの質: デジタルコンサルティングは継続性の高い準委任契約が主体。プロダクトはSaaS型でリカーリング収益を志向する。高い粗利率を維持した売上成長を重視し、既存顧客売上継続上昇や高単価クライアント数増加を重要指標とする。

2. 沿革ハイライト

2006年、音空株式会社として設立後、株式会社モンスター・ラボへ商号変更。2007年にソフトウェア開発、2010年に店舗向けBGM「モンスター・チャンネル」を開始した。2011年以降、M&Aを通じ世界各地へ拠点を拡大し、グローバル体制を強化。2021年に持株会社体制へ移行し、株式会社モンスターラボホールディングスに商号変更。2023年、東京証券取引所グロース市場に上場。2024年度にはEMEA拠点の構造改革を実施した。

3. 収益・成長

成長ドライバー: 世界のDX市場は2023年約132兆円から2030年約692兆円へ年率26.7%で成長見込み。日本を含む先進国でのIT人材不足がDXサービス需要を押し上げる。当社グループが得意とする新規事業創出や事業モデル・顧客体験変革領域は、デジタル活用が競争力に直結するため、専門的サービスニーズが今後一層高まる。

成長戦略: コア領域に加え、大規模かつ継続性の高いデータ・エンタープライズシステム領域のプロジェクト獲得を推進する。生成AI活用ソリューション「Code Rebuild AI」や、AIで開発スピードを1.7倍にする『MonstarX』の全拠点展開など、AIによる生産性革新と新ソリューション開発を強化。グローバル組織運営でDX知見を相互展開し、成長を加速する。M&A等の投融資も継続的に実施する。

4. 財務健全性

2024年度のEMEA拠点構造改革により、2024年度末時点で債務超過の状態にある。財務基盤強化のため、自己資本増強策を推進し、MSワラント行使で10億円増資(2025年2月末)。2025年1月には山陰合同銀行を引受先とする優先株式33億円を発行し、有利子負債の減少を図る。利益体質への転換を最優先課題とし、システム開発エンジニアの稼働率向上や、販管費の適切なモニタリングを推進する。

5. 株主還元

提供テキストに株主還元に関する具体的な記載はない。

6. 注目ポイント

DX市場の人材獲得競争に対し、グローバル展開とユニークな就業環境で競争優位性を確立し、人材確保に努める。IT技術革新に対応するため、グローバルでの情報共有とAIソリューション開発を強化する。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100T65G | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
6.4B 18.6倍 -4.6倍 0.0% 98.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 2.0B 8.5B 7.8B
営業利益 85M 500M -188M
純利益 55M -337M
EPS 0.8 -7.5
BPS -21.4

大株主

株主名持株比率
JICベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合0.17%
BNP PARIBAS LONDON BRANCH FOR PRIME BROKERAGE CLEARANCE ACC FOR THIRD PARTY (常任代理人 香港上海銀行東京支店)0.07%
イナガワ ヒロキ0.06%
日本郵政キャピタル株式会社0.04%
GLOBAL SHARES EXECUTION SERVICES LIMITED CLIENT ASSET ACCOUNT MONSTARLAB (常任代理人 大和証券株式会社)0.04%
山下 良久0.03%
株式会社山陰合同銀行 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)0.02%
利根沢 正之0.02%
鈴木 澄人0.01%
GOLDMAN,SACHS & CO.REG (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-05-28株式会社山陰合同銀行 100.0
2026-05-28株式会社山陰合同銀行 42.72
2025-07-10いな川 宏樹 8.46
2025-07-04いな川 宏樹 8.46
2025-06-30Evo Fund 4.74
2025-06-27Evo Fund 6.72
2025-06-26Evo Fund 8.79
2025-06-25Evo Fund 9.56
2025-06-23Evo Fund 14.66
2025-06-18Evo Fund 15.51
2025-06-17Evo Fund 18.63
2025-06-17Evo Fund 19.34
2025-06-17Evo Fund 20.26
2025-06-17Evo Fund 20.7
2025-06-17Evo Fund 21.48
2025-06-17Evo Fund 21.77
2025-06-17Evo Fund 22.55
2025-06-11Evo Fund 18.63
2025-05-27Evo Fund 19.34
2025-05-22Evo Fund 20.26

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-05-28TDNetHolding change by 株式会社山陰合同銀行
2026-05-28TDNetHolding change by 株式会社山陰合同銀行
2026-03-31TDNet財務報告に係る内部統制の開示すべき重要な不備に関するお知らせ
2026-03-31TDNet執行役員の異動に関するお知らせ
2026-03-31TDNet(訂正・数値データ訂正)「2025年12月期 決算短信〔IFRS〕(連結)」の一部訂正について
2026-03-31TDNet事業計画及び成長可能性に関する事項
2026-03-31TDNet上場維持基準(純資産の額)への適合に関するお知らせ
2026-03-12TDNet中東地域の情勢に関する当社グループ事業への影響に関するお知らせ
2026-03-05TDNet会計監査人の異動に関するお知らせ
2026-03-05TDNet資本金および資本準備金の額の減少並びに剰余金処分に関するお知らせ
2026-02-27TDNetforecast_revision: 2025年12月期通期業績予想値と実績値との差異に関するお知ら
2026-02-27TDNetearnings: 2025年12月期決算短信〔IFRS〕(連結)
2026-02-27TDNet2025年12月期決算短信〔IFRS〕(連結)
2026-02-27TDNet2025年12月期通期業績予想値と実績値との差異に関するお知らせ
2026-02-27TDNet「金融収益(為替差益)」計上に関するお知らせ
2026-02-27TDNet「その他の費用」計上に関するお知らせ
2026-02-27TDNet2025年12月期 決算説明資料
2026-02-27TDNet上場維持基準(純資産基準)への適合見込みに関するお知らせ
2026-02-24TDNet(開示事項の経過)「2025年12月期決算発表の延期に関するお知らせ」に関して
2026-02-24TDNetearnings: (開示事項の経過)「2025年12月期決算発表の延期に関するお知らせ」に関して