ジオスター株式会社は、土木コンクリート製品及び金属製品の製造販売、工事請負を行う。主力はトンネル構造部材(セグメント)やRC土木製品であり、大半が公共工事に使用される。親会社である日本製鉄株式会社からの受託製造も手掛ける。社会ニーズに即応した土木建材製品を供給し、社会資本整備と国民生活向上に貢献することを基本方針とする。高品質で廉価な製品供給と新技術・新製品創出を追求する。
競争優位性として、コンクリートと鉄のハイブリッド建材を中心とした差別化製品の開発、大型・特殊製品の技術提案力を有する。各種セグメントの総合メーカーとして、大断面・大深度化トンネルに対応する継手の耐荷力、耐震性、耐水性、耐火性向上開発を継続する。中小規模トンネル向け継手開発にも取り組む。
建設現場の生産性・品質向上を目指し、仮設支保工・型枠を不要化するハーフプレキャストコンクリート製品の適用範囲を拡大する。ハーフプレキャストとフルプレキャストの組み合わせ技術により、工期・省力化・建設コスト等、多様なニーズに合わせた最適なソリューションを提供し、VFM(Value for Money)評価に貢献する。
防災・減災分野では、耐震・耐津波構造や異常気象対応技術を展開する。インフラ老朽問題に対応するため、高止水性・耐久性を発揮するカルバート継手構造や製造合理化を進めた床版・舗装版継手構造等の更新事業への実装、新型壁体構造の適用拡大に注力する。
環境配慮型製品として、CO2排出量削減に貢献する「環境配慮型コンクリート「G-SaveWhite ®」」の開発に取り組む。EV普及に向け、高耐久・高効率な「EVワイヤレス給電に対応したプレキャストコンクリート版」の実証実験を共同で開始する。
参入障壁としては、特定建設業許可や建設コンサルタント登録を有することに加え、多数の工場稼働・継承の歴史から示唆される大規模な設備投資とノウハウ蓄積が必要な事業構造を持つ。親会社である日本製鉄株式会社との関係性も強みとなる。
1970年3月、八幡製鐵(現・日本製鉄)と株式会社熊谷組の折半出資により設立する。1994年6月、「ジオスター株式会社」に商号変更する。1995年4月、東京証券取引所市場第二部に株式を上場する。2011年10月、「東京エコン建鉄株式会社」を吸収合併し、日本製鉄の子会社となる。2022年4月、東京証券取引所の市場区分の見直しによりスタンダード市場へ移行する。
直近3期の売上高はprior2期25,236百万円からcurrent期28,527百万円へ増加傾向にある。営業利益はprior1期1,831百万円、current期1,551百万円を計上する。
成長ドライバーとして、総合競争力の強化を図る。大型・中小セグメントや土木製品の受注拡大、原価低減等の施策を進める。新規商品の開発・技術提案力の強化として、新商品投入、市場ニーズに基づくブラッシュアップ、差別化製品やカーボンニュートラル推進製品の開発を通じて、土木製品の市場開拓強化を図る。国土強靱化やインフラ老朽問題への対応、環境配慮型コンクリートやEVワイヤレス給電対応プレキャスト版などの新技術開発も成長を牽引する。2040年度カーボンニュートラル実現に向けたロードマップに沿った取り組みを推進し、DX技術や先端技術を製造現場へ導入することで品質向上と製造効率化を図る。公共工事投資の動向が業績に影響を与えるため、政府及び地方自治体の政策が成長の追い風となる可能性がある。
総資産はprior2期34,545百万円からcurrent期36,719百万円へ、純資産はprior2期21,884百万円からcurrent期23,740百万円へと増加傾向にある。有利子負債はprior2期0円、prior1期380百万円、current期300百万円と低水準を維持する。当連結会計年度における設備投資は1,553百万円を実施する。研究開発費は当連結会計年度に281百万円を支出する。
年間配当金はprior2期6.0円、prior1期11.0円、current期11.0円と推移する。EPSはprior2期20.65円、prior1期35.26円、current期26.71円、BPSはprior2期699.51円、prior1期745.35円、current期758.85円となる。収益性向上と財務体質強化を最も重要な経営目標とする。
公共工事投資動向への依存度が高く、原材料価格変動リスクや人手不足リスクへの対応が課題となる。環境配慮型製品やEVワイヤレス給電対応プレキャスト版などの新技術開発への投資、2040年度カーボンニュートラル実現目標、女性管理職比率7%目標を含むSDGsへの取り組み強化が今後の企業価値向上に寄与する可能性がある。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 14.2B | 16.8倍 | 0.6倍 | 0.0% | 449.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 28.5B | 26.9B | 25.2B |
| 営業利益 | 1.6B | 1.8B | 1.5B |
| 純利益 | 835M | 1.1B | 646M |
| EPS | 26.7 | 35.3 | 20.6 |
| BPS | 758.9 | 745.4 | 699.5 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 日本製鉄株式会社 | 0.41% |
| 阪和興業株式会社 | 0.05% |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 0.04% |
| 日鉄物産株式会社 | 0.03% |
| エムエム建材株式会社 | 0.02% |
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 0.02% |
| KIA FUND 136(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)  | 0.02% |
| 伊藤忠丸紅住商テクノスチール株式会社 | 0.01% |
| 入子 晃一 | 0.01% |
| 株式会社三井住友銀行 | 0.01% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2025-06-30 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ | 3.54% | (1.71%) |
| 2023-10-16 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ | 5.25% | (0.78%) |
| 2023-04-20 | 日本製鉄株式会社 | 44.53% | +2.66% |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-27 | TDNet | 人事 | ジオスター | 役員等の異動に関するお知らせ | 508 | -2.95% |
| 2026-02-06 | TDNet | 決算 | ジオスター | 2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) | 430 | +6.74% |
| 2026-02-06 | TDNet | 業績修正 | ジオスター | 業績予想の修正に関するお知らせ | 430 | +6.74% |
| 2026-02-06 | TDNet | 業績修正 | ジオスター | 2026年3月期(第57期)配当予想の修正に関するお知らせ | 430 | +6.74% |
| 2026-02-06 | TDNet | その他 | ジオスター | 投資有価証券売却に伴う特別利益の計上見込みに関するお知らせ | 430 | +6.74% |
| 2026-02-06 | TDNet | 配当・還元 | ジオスター | 配当方針の変更に関するお知らせ | 430 | +6.74% |
| 2026-02-06 | TDNet | 事業計画 | ジオスター | 中期経営計画の策定に関するお知らせ | 430 | +6.74% |
| 2026-02-06 | TDNet | 配当・還元 | ジオスター | 自己株式の取得および自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の買付けに関するお知ら | 430 | +6.74% |
| 2025-12-23 | TDNet | 人事 | ジオスター | 取締役の逝去および異動に関するお知らせ | — | — |
| 2025-11-28 | TDNet | 業績修正 | ジオスター | 業績予想の修正に関するお知らせ | 348 | +2.59% |
| 2025-11-28 | TDNet | 業績修正 | ジオスター | 2026年3月期(第57期)配当予想の修正に関するお知らせ | 348 | +2.59% |
| 2025-06-30 | EDINET | 大量保有 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グルー | 大量保有 3.54% | 290 | +0.00% |
| 2023-10-16 | EDINET | 大量保有 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グルー | 大量保有 5.25% | — | — |
| 2023-04-20 | EDINET | 大量保有 | 日本製鉄株式会社 | 大量保有 44.53% | — | — |