Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

山陽特殊製鋼株式会社 (5481)

山陽特殊製鋼は日本製鉄と連携し、軸受鋼、機械構造用鋼、ステンレス鋼等の特殊鋼、金属粉末、素形材を製造・販売。長年培った「高清浄度鋼製造技術」を強みに、軸受用鋼で高い品質と信頼性を確立し、「高信頼性鋼の山陽」ブランドを構築。日本、欧州、インドに一貫生産拠点を持ちグローバル展開。 [本社]兵庫県姫路市 [創業]1935年 [上場]1939年

**1. 事業概要と競争優位性**

山陽特殊製鋼は、日本製鉄と連携し、特殊鋼材、金属粉末、素形材の製造・販売を行う。主力製品は軸受鋼、機械構造用鋼、ステンレス鋼等で、自動車、鉄道、建設機械、エレクトロニクス等の基幹部品に不可欠な高い品質と信頼性が求められる。

同社の競争優位性は、長年培った「高清浄度鋼製造技術」に立脚する。特に主力製品の軸受用鋼は、ベアリング寿命を左右する鋼の清浄度において圧倒的な強みを発揮し、「高信頼性鋼の山陽」ブランドを確立している。日本国内に加え、欧州(Ovako Group)、インド(Sanyo Special Steel Manufacturing India)に一貫生産体制を構築し、グローバルな競争力を有する。粉末事業では、3Dプリンター(AM)用粉末、半導体、DX・カーボンニュートラル(CN)対応の高収益アイテムの販売拡大を目指す。特殊鋼業界は、高い品質要求、専門的な技術ノウハウ、大規模な設備投資を伴う一貫生産体制が必要であり、新規参入障壁が高い。

**2. 沿革ハイライト**

1935年1月、山陽製鋼として設立。1939年9月大阪証券取引所に上場。1959年1月、山陽特殊製鋼に商号変更。1965年に会社更生法適用、上場廃止を経験したが、1973年に更生手続を終結し、1980年大阪証券取引所、1985年東京証券取引所に再上場を果たした。

2006年日本製鉄の持分法適用関連会社となり、2019年には連結子会社化された。グローバル展開を加速するため、2018年Sanyo Special Steel Manufacturing India、2019年Ovako Groupを連結子会社化。2017年には「超高清浄度軸受鋼の高生産性プロセスの開発」で大河内記念生産賞を受賞。2022年4月、東証プライム市場へ移行した。

**3. 収益・成長**

特殊鋼ニーズは、最終製品の機能向上や環境負荷低減を背景に多様化・高度化している。同社は2025年中期経営計画に基づき、グローバル特殊鋼市場での企業価値・プレゼンス向上、国内外事業の収益力強化、ESG強化、2050年カーボンニュートラル実現、DX推進を基本方針とする。

成長ドライバーは、EV(駆動系)、風力発電(大型材)、鉄道(高速鉄道軸受)、水素社会(関連設備)といった分野での高信頼性ニーズに応える新商品(ECOMAX®、高炭素鋼「TOUGHFIT®」)の拡大と技術深化である。粉末事業では、3Dプリンター(AM)用合金粉末「NOVASHAPE®」、金型用AM粉末「S-MEC®」、半導体、DX・CN対応アイテムの販売拡大と新規開拓で利益成長を目指す。Ovako Groupはグリーン水素の製造・活用を開始し、CN分野でのリーダーシップを加速している。

設備投資は2023~2025年度に年間160億円程度をCN(省エネ)とDXを中心に実施計画。マージン・販売構成改善とコストダウンで収益力強化を図り、グローバルな企業価値・プレゼンス向上機会を探索する(M&A可能性も含む)。原燃料価格変動に対しては、一部製品でサーチャージ制を導入し、収益構造の安定化を図っている。

**4. 財務健全性**

2024年3月31日連結総資産は3,987億6百万円、純資産は2,285億97百万円。有利子負債は805億95百万円。設備投資資金は自己資金および借入金で充当されている。

出典: 有価証券報告書 (2024-03) doc_id=S100TQH1 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 353.8B 393.8B 363.3B
営業利益 11.4B 28.5B
純利益 9.1B 20.7B 15.3B
EPS 166.2 380.7 280.2
BPS 4,160.3 3,934.5 3,615.4

大株主

株主名持株比率
日本製鉄株式会社0.53%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.07%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.06%
山陽特殊製鋼共栄会0.05%
山陽特殊製鋼従業員持株会0.01%
伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社0.01%
野村信託銀行株式会社(投信口)0.01%
DFA INTL SMALL CAP VALUEPORTFOLIO(常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.01%
株式会社三井住友銀行0.01%
株式会社三菱UFJ銀行0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-12-10日本製鉄株式会社 99.95%+7.83%
2025-04-04日本製鉄株式会社 99.95%+7.83%
2025-03-26濵田 長伸 0.00%(5.01%)
2025-03-25日本製鉄株式会社 92.12%+41.87%
2025-02-19野村證券株式会社 3.27%(2.90%)
2024-03-08濵田 長伸 5.01%+3.01%
2024-01-09野村アセットマネジメント株式会社 6.17%+1.11%
2023-08-21濵田 長伸 5.01%+0.01%
2022-02-04野村證券株式会社 5.06%+5.06%
2021-04-21三井住友信託銀行株式会社 4.34%(0.83%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2025-12-10EDINET大量保有日本製鉄株式会社大量保有 99.95%
2025-04-04EDINET大量保有日本製鉄株式会社大量保有 99.95%2,738+0.04%
2025-03-26EDINET大量保有濵田 長伸変更2,742+0.00%
2025-03-25EDINET大量保有日本製鉄株式会社大量保有 92.12%2,739+0.11%
2025-02-19EDINET大量保有野村證券株式会社大量保有 3.27%
2024-03-08EDINET大量保有濵田 長伸大量保有 5.01%
2024-01-09EDINET大量保有野村アセットマネジメント株式会社大量保有 6.17%
2023-08-21EDINET大量保有濵田 長伸大量保有 5.01%
2022-02-04EDINET大量保有野村證券株式会社大量保有 5.06%
2021-04-21EDINET大量保有三井住友信託銀行株式会社大量保有 4.34%