Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社GSI (5579)

株式会社GSIは、IT人材不足企業へシステム開発・運用保守サービスを提供。ITエンジニアの派遣、準委任、請負、受託開発、プロダクト販売・導入を主力とする。幅広い業種の大手企業グループを顧客とし、全国拠点とフィリピン子会社Be UNIQUE Inc.によるグローバル人材活用で、IT人材供給力とコスト効率に競争優位性を確立する。運用保守やプロダクト販売の増加で収益多様化を図る。IT化・DX推進によるIT人材需要拡大を成長ドライバーとする。 [本社]北海道札幌市 [創業]2004年 [上場]2023年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社GSIは、IT人材不足企業へシステム開発・運用保守サービスを提供。ITエンジニアの派遣、準委任、請負、受託開発、プロダクト販売・導入を主力とする。情報通信業、金融保険業等、幅広い業種の大手企業グループを顧客とする。

競争優位性は、第一に、全国拠点展開によるIT人材確保と分業開発体制(ニアショア開発)による開発コスト削減。リモート開発経験とツール活用で、柔軟な体制構築と高い生産性を維持する。第二に、フィリピン子会社Be UNIQUE Inc.を通じたグローバル人材戦略を推進する。フィリピンでのIT人材確保は、国内IT人材不足解消と人件費効率化を図り、グループ全体の競争優位性を確立する。第三に、ISO/IEC27001、ISO9001、ISO14001認証を取得し、情報セキュリティ、品質、環境管理を徹底する。第四に、要件定義からリリースまでシステム開発の各工程に対応し、運用・保守体制も整備する。これにより、大手顧客を中心に安定的な受注を継続する。ビジネスモデルの質として、プロダクト販売・導入やシステム保守の割合が増加し、収益の多様化と安定化を図る。国内子会社株式会社Career Waysは、ITスキル特化型就労継続支援B型事業所を運営する。

2. 沿革ハイライト

2004年10月、有限会社GLUE SYSTEMSとして設立。2006年10月に株式会社GSIへ商号変更する。2012年6月、ISO/IEC27001認証を取得する。2023年6月、札幌証券取引所に株式を上場する。同年10月、国内子会社株式会社Career Waysと海外子会社Be UNIQUE Inc.を設立する。2024年8月、Career Waysが特例子会社に認定される。

3. 収益・成長

情報サービス産業では、IT化・デジタル化、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進、働き方改革対応デジタルツール導入により企業のIT投資が継続する。国内IT人材は慢性的に不足し、IT人材需要は今後も拡大すると認識する。

成長ドライバーは、第一に、国内IT人材不足を背景としたシステム開発事業の需要拡大。第二に、海外子会社Be UNIQUE Inc.によるグローバル人材戦略。フィリピンでのIT人材確保と活用は、国内IT人材不足解消と人件費効率化を図り、グループ全体の競争力強化と持続的成長の要と位置付ける。第三に、大手SIerからの受注実績を活かし、上流工程における要件定義・設計といった高付加価値業務へのシフトを強化する。第四に、プロダクト販売・導入業務の売上比率拡大や、国内子会社Career WaysによるITスキル特化型就労支援事業の開始により、事業領域の拡大と収益の多様化を図る。第五に、先端技術分野への取り組みを加速させ、従業員のAIリテラシー向上やAI活用による生産性向上にも注力する。

4. 財務健全性

2025年3月期末の現金及び現金同等物は1,402,792千円、有利子負債は270,836千円である。自己資本比率は約68.1%と高く、財務健全性は良好である。必要資金は内部留保及び営業活動によるキャッシュ・フローで賄っており、財務上の課題はないと判断する。手許資金の流動性確保や金融機関との良好な取引関係を重視する。

5. 株主還元

持続的な発展と株主への利益還元を経営上の重要課題と認識する。業績及び資金の状況、株主への利益還元策等を総合的に判断し、配当の実施について決定する。2025年3月期の年間配当は57.0円である。

6. 注目ポイント

国内の構造的なIT人材不足と人件費高騰に対し、フィリピン子会社Be UNIQUE Inc.を通じたグローバル人材戦略は、同社の競争優位性の源泉となる可能性を秘める。大手SIerを主要顧客とし、システム開発後の運用保守やプロダクト販売・導入によりストック型収益の比率を高めるビジネスモデルは、安定的な収益基盤を構築する。上流工程へのシフトや先端技術分野への取り組みによる高付加価値化戦略、ITスキル特化型就労支援事業による社会貢献と収益多様化への取り組みも注目される。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W881 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 4.2B 4.0B 3.7B
営業利益 405M 426M 431M
純利益 263M 335M 290M
EPS 131.6 173.8 170.5
BPS 1,094.3 1,061.8 889.4

大株主

株主名持株比率
株式会社Kam International0.78%
松井証券株式会社0.02%
小沢 隆徳0.02%
泉 直樹0.02%
赤津 知孝0.02%
GSI従業員持株会0.02%
桑畑 幸一0.02%
小林 美幸0.01%
重村 尚史0.01%
尾本 裕治0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2023-07-04株式会社Kam International 78.00%+73.00%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2025-11-19TDNetIRGSI2026年3月期 第2四半期(中間期)決算説明資料
2023-07-04EDINET大量保有株式会社Kam Internationa大量保有 78.0%