株式会社Laboro.AIは、「カスタムAIソリューション事業」と「システム開発事業」を展開する。ミッションは「すべての産業の新たな姿をつくる。」「テクノロジーとビジネスを、つなぐ。」である。
主力事業のカスタムAIソリューション事業は、顧客企業の成長と構造転換に直結する「バリューアップ型AIテーマ」に特化する。オーダーメイドのAI開発と事業変革コンサルティングを一気通貫で提供し、フルカスタムの「AI-ソリューションデザイン」と生成AIを活用したセミカスタムの「エージェントトランスフォーメーション」を展開する。システム開発事業は、2025年9月期より子会社株式会社CAGLAが担い、自動車等の製造業向けシステム開発やUI/UXデザインを行う。
競争優位性(Moat)として、専門人材の集積を構築する。戦略コンサルティングファーム、SIer、データサイエンティスト、事業会社での事業企画・開発経験者など、テクノロジーとビジネスに関連する複数の領域で専門経験を持つ人材を厳選して採用・育成し、「ソリューションデザイナ」「エージェントトランスフォーメーションプロデューサー」として組織化する。最先端AI技術(深層強化学習、確率モデリング、最適化、生成AI)の実用化知見を持つ機械学習エンジニアの育成も進む。
また、通算400を超えるAI導入プロジェクトで培ったAI技術設計・プロジェクトマネジメントノウハウを「ソリューションデザイン」として体系化し、組織内で共有・拡張する。このノウハウ・技術を「ソリューション開発ノウハウ」、ハードウェア一体型基盤、AI開発フレームワークとして蓄積し、カスタムAI開発の効率・効果・スピード向上に応用することで、カスタムでの価値提供を維持しつつ事業規模拡大を図る「カスタムとスケールの両立」を実現する。2024年12月には、大林組との共同開発による建設物の揺れを制御する「構造体の制振システム」が特許を取得し、技術的優位性を示す。
参入障壁の高い「バリューアップ型AIテーマ」市場において、希少なポジショニングを確立する。国内デジタルトランスフォーメーションの遅れと市場の空白余地に着目し、AI技術と事業特性を深く理解し企業変革を推進するプロフェッショナル人材と、複雑なAIソフトウェア開発運用を支えるノウハウ・技術基盤を持つ企業が希少であると認識する。特に、機密性が高く外部委託が少ない研究開発型産業分野で、AI技術開発力と導入ノウハウが評価され、グローバルトップ企業とのパートナーシップを築き、全社的・中核的なビジネステーマに関わる共同プロジェクトを推進する実績を持つ。
2016年4月、株式会社Laboro.AIを設立し、「カスタムAI」サービスと「ソリューションデザイン」手法体系の整備を開始する。2019年12月、大林組へ深層強化学習を用いたカスタムAIを提供し、振動制御システムを開発する。2020年4月、オリジナル日本語版BERTモデル『Laboro.AI日本語版BERTモデル(LaboroBERT)』を公開する。2021年以降、SCREENアドバンストシステムソリューションズ、博報堂、THK、三井化学、ゼンリン、日本ガイシ、SCREENホールディングスといった大手企業との資本業務提携を相次いで締結する。2023年7月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場する。2024年12月、大林組との共同開発による建設物の揺れを制御する「構造体の制振システム」が特許を取得する。2025年4月、株式会社CAGLAの株式を取得し子会社化する。
国内のAI全体市場は2023年の1兆1,414億円から2026年には2兆1,726億円へ、AIサービス・アプリケーション市場は2023年の7,738億円から2026年には1兆1,585億円へ拡大すると予測される。
特に、国内企業におけるデジタルトランスフォーメーションの遅れを背景とした「バリューアップ型AIテーマ」市場は、AI構築サービス市場の25%(2023年1,500億円程度)から25%~33%(2026年2,200億円~3,000億円程度)へ拡大すると予測され、高い潜在成長力を持つ。
成長ドライバーとして、生成AIを活用した「エージェントトランスフォーメーション」による新サービス展開や、株式会社CAGLAの子会社化によるシステム開発事業領域の拡大を図る。研究開発活動では、最適化、大規模言語モデル(LLM)、知識グラフの各領域で実用化に向けた取り組みを進める。当連結会計年度の設備投資では、AI開発環境整備のためのGPUサーバー増強を実施する。
売上高成長率、売上高総利益率を主な経営指標とし、カスタムAIソリューション事業では継続顧客からの売上高成長率、新規顧客の獲得件数を重視する。
2025年9月期(current)の現金及び現金同等物は2,048,825千円、有利子負債は1,336千円である。純資産は2,547,947千円、総資産は2,813,321千円であり、純資産比率は約90.6%である。
株主に対する利益還元を重要な経営課題と認識する。しかし、設立後間もなく成長過程にあるため、内部留保の充実を図り、将来の事業展開及び経営体質の強化のための投資に充当することが最大の利益還元につながると考える。現時点において配当実施の可能性及びその実施時期は未定である。
Laboro.AIは、国内の「バリューアップ型AIテーマ」市場で希少なポジショニングを確立する。戦略コンサル経験者等からなる多様な専門人材と、400超のプロジェクトで培った独自手法「ソリューションデザイン」によるノウハウ・技術蓄積が競争優位性を構築する。研究開発型産業分野でのグローバルトップ企業との実績や特許取得は、高い参入障壁を突破する能力を示す。国内AI市場の拡大と「バリューアップ型AIテーマ」市場の高い潜在成長力を背景に、生成AI活用やM&Aを通じて成長を図る。2025年9月期は現金及び現金同等物2,048,825千円、有利子負債1,336千円、純資産比率約90.6%と健全な財務体質を維持する。事業リスクとして、AI技術の急速な革新、競合の動向、人材確保・育成、法的規制の導入などが挙げられる。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 12.7B | 86.2倍 | 5.0倍 | — | 796.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1.9B | 1.5B | 1.4B |
| 営業利益 | 191M | 183M | 206M |
| 純利益 | 147M | 134M | 140M |
| EPS | 9.2 | 8.4 | 9.7 |
| BPS | 160.0 | 150.5 | 142.0 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 椎橋 徹夫 | 0.24% |
| 藤原 弘将 | 0.24% |
| 株式会社博報堂 | 0.07% |
| 松藤 洋介 | 0.05% |
| 株式会社SCREENホールディングス | 0.02% |
| 株式会社SCREENアドバンストシステムソリューションズ | 0.01% |
| 山口 浩司 | 0.01% |
| 福田 朋秋 | 0.01% |
| 日本碍子株式会社 | 0.01% |
| 楽天証券株式会社 | 0.01% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2023-11-16 | 椎橋 徹夫 | 24.07% | -- |
| 2023-11-15 | 松藤 洋介 | 5.35% | -- |
| 2023-11-15 | 椎橋 徹夫 | 24.07% | (1.97%) |
| 2023-09-01 | 椎橋 徹夫 | 24.07% | (1.97%) |
| 2023-08-30 | 藤原 弘将 | 24.07% | (1.97%) |
| 2023-08-07 | 株式会社博報堂 | 7.41% | +2.41% |
| 2023-08-04 | 椎橋 徹夫 | 26.04% | +21.04% |
| 2023-08-03 | 松藤 洋介 | 5.35% | +0.35% |
| 2023-08-03 | 藤原 弘将 | 26.04% | +21.04% |
| 2023-07-31 | 松藤 洋介 | 5.35% | +0.35% |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-10 | TDNet | 決算 | G-LaboroAI | 2026年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) | 920 | -5.87% |
| 2026-02-10 | TDNet | IR | G-LaboroAI | 2026年9月期 第1四半期 決算説明資料 | 920 | -5.87% |
| 2025-12-19 | TDNet | 事業計画 | G-LaboroAI | 事業計画及び成長可能性に関する説明資料 | 820 | -0.85% |
| 2025-11-21 | TDNet | 人事 | G-LaboroAI | 役員候補者の選任に関するお知らせ | 928 | -2.05% |
| 2025-11-12 | TDNet | 決算 | G-LaboroAI | 2025年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結) | 944 | +8.58% |
| 2025-11-12 | TDNet | IR | G-LaboroAI | 2025年9月期 通期 決算説明資料 | 944 | +8.58% |
| 2025-11-12 | TDNet | その他 | G-LaboroAI | 個別業績の前期実績との差異に関するお知らせ | 944 | +8.58% |
| 2025-10-27 | TDNet | 業績修正 | G-LaboroAI | 通期業績予想の修正に関するお知らせ | 926 | -2.70% |
| 2025-10-27 | TDNet | その他 | G-LaboroAI | 関係会社株式売却益(特別利益)に関するお知らせ | 926 | -2.70% |
| 2025-09-25 | TDNet | 新規事業 | G-LaboroAI | グロービング株式会社との合弁契約解消及び新たな業務提携契約締結に関するお知らせ | 1,000 | -0.80% |
| 2025-08-13 | TDNet | 決算 | G-LaboroAI | 2025年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) | 1,236 | -13.83% |
| 2025-08-13 | TDNet | IR | G-LaboroAI | 2025年9月期 第3四半期 決算説明資料 | 1,236 | -13.83% |
| 2025-08-13 | TDNet | 業績修正 | G-LaboroAI | 連結決算開始に伴う連結業績予想に関するお知らせ | 1,236 | -13.83% |
| 2023-11-16 | EDINET | 大量保有 | 椎橋 徹夫 | 大量保有 24.07% | — | — |
| 2023-11-15 | EDINET | 大量保有 | 松藤 洋介 | 大量保有 5.35% | — | — |
| 2023-11-15 | EDINET | 大量保有 | 椎橋 徹夫 | 大量保有 24.07% | — | — |
| 2023-09-01 | EDINET | 大量保有 | 椎橋 徹夫 | 大量保有 24.07% | — | — |
| 2023-08-30 | EDINET | 大量保有 | 藤原 弘将 | 大量保有 24.07% | — | — |
| 2023-08-07 | EDINET | 大量保有 | 株式会社博報堂 | 大量保有 7.41% | — | — |
| 2023-08-04 | EDINET | 大量保有 | 椎橋 徹夫 | 大量保有 26.04% | — | — |