ナイル株式会社は「幸せを、後世に。」をミッションに、日本のDX課題を解決する「産業DXカンパニー」である。DX及びマーケティング知見を強みに「ホリゾンタルDX事業」と「自動車産業DX事業」を展開する。
ホリゾンタルDX事業は、顧客企業へのデジタル戦略・DX・マーケティングコンサルティング、生成AIによる業務自動化支援、メディア開発・運営、デジタル広告ソリューション提供を主軸とする。創業以来培った技術・ノウハウと2,000社超の支援実績、提供メニュー拡充による「模倣難易度の高い事業構築」が競争優位性となる。国内有数メディア「アプリブ」運営やデジタル広告ソリューション「NYLE TRIDE」で顧客の事業成長を支援する。
自動車産業DX事業は、ホリゾンタルDXの知見を活用し、自動車産業のDX化を推進する。主軸サービス「おトクにマイカー 定額カルモくん」は、日系メーカー全車種の新車・中古車を対象としたオンライン完結型マイカーサブスクリプションである。与信の弱い個人向けの安価な商品開発や、車探しから納車までをオンラインで完結させるプロセスDX化により、新たな市場創出と実店舗を持たない効率的な事業運営を実現する。車両在庫を持たないアセットライトなストック型モデルであり、新規顧客の平均契約期間9.1年、平均カスタマーチャーンレート0.22%と低水準を維持し、当連結会計年度末の契約残高は62億円に達する。長期契約と低チャーンレートにより、安定的な収益基盤を構築する。
2007年1月、VOLARE株式会社(現ナイル株式会社)を設立する。2010年6月、デジタルマーケティング事業を開始する。2012年8月、メディアテクノロジー事業を開始し、「Appliv(現アプリブ)」をリリースする。2015年8月、ナイル株式会社に商号変更する。2018年1月、自動車産業DX事業を開始し、「おトクにマイカー 定額カルモくん」をリリースする。2023年12月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場する。2024年8月、株式会社パティオを連結子会社化する。
当社グループは、国内DX市場(約4.2兆円)と国内自動車販売市場(約25兆円)という巨大市場で事業を展開し、社会的な追い風を受ける。オンラインでの車購入は市場全体に対する比率を高めることが予想される。
ホリゾンタルDX事業では、デジタル戦略コンサルティング能力向上、自社メディア強化、コンテンツ拡充、支援メニュー増強で模倣困難性を高め、顧客企業との強い取引関係を築くことを戦略とする。顧客継続率は93.16%、契約社数は184件である。
自動車産業DX事業では、個人の車購入プロセスDX化、与信力の低い個人へのマイカー提供による潜在市場拡大、関連サービスのDX推進で利便性と経済性を提供する。契約件数増加、商品ラインナップ拡充、顧客獲得効率向上、収益性向上、規模拡大を目指す。カスタマーチャーンレートは0.22%、契約残高は6,250百万円、延べ申込件数は29.2万件である。連結子会社パティオとのオンライン・オフライン販売力連携によるグループシナジー創出にも取り組む。
当連結会計年度末の総資産は2,912,635千円、純資産は591,019千円である。現金及び預金は1,234,971千円、有利子負債は1,726,992千円である。自動車産業DX事業は広告宣伝活動の先行投資を必要とし、営業損失を継続して計上する。サブスクリプションサービスはストック型モデルである一方、顧客獲得費用が先行計上される特徴がある。先行投資は資金調達により実施され、売上も伸長する。顧客獲得効率をモニタリングし、規律的な投資を行うことで、中長期的な利益及びキャッシュ・フローの最大化を図る方針である。当連結会計年度の営業キャッシュ・フローは1,091,436千円である。2024年度末の現金及び預金は1,283,072千円であり、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断する。
提供テキストに株主還元に関する具体的な記載はない。
ナイル株式会社は、DX・マーケティング知見を活かし、ホリゾンタルDX事業で多様な産業課題解決を支援しつつ、自動車産業DX事業で特定産業を深掘りする「産業DXカンパニー」としての成長戦略を推進する。
自動車産業DX事業の「おトクにマイカー 定額カルモくん」は、与信弱者層へのアプローチやオンライン完結による利便性向上、アセットライトなストック型ビジネスモデルにより、既存の自動車販売市場に変革をもたらす可能性を秘める。長期契約と低チャーンレートは、将来の安定収益を支える強固な基盤となる。
一方で、自動車産業DX事業における先行投資リスク、競合他社の参入、技術革新への対応、外部事業者への依存、提携先との関係維持、車両確保リスク、金利変動リスクなどが事業運営上のリスクとして挙げられる。先行投資の採算性確保とキャッシュ・フローの創出が中長期的な成長の鍵を握る。自動車産業DX事業の広告宣伝費は2024年度に708,675千円を計上する。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 2.7B | — | 4.4倍 | — | 313.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4.9B | 5.2B | 4.1B |
| 営業利益 | -678M | -677M | -1.3B |
| 純利益 | -675M | -743M | -1.4B |
| EPS | -79.1 | -90.5 | -175.7 |
| BPS | 71.1 | 150.0 | -600.8 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 高橋 飛翔 | 0.40% |
| JICベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合 | 0.15% |
| 特定金外信託受託者株式会社SMBC信託銀行 | 0.05% |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 0.03% |
| SBIAI&Blockchain投資事業有限責任組合 | 0.03% |
| EEI4号イノベーション&インパクト投資事業有限責任組合 | 0.03% |
| 株式会社セプテーニ・ホールディングス | 0.02% |
| DIMENSION投資事業有限責任組合 | 0.02% |
| 株式会社博報堂DYメディアパートナーズ | 0.02% |
| 株式会社アニヴェルセルHOLDINGS | 0.02% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2025-01-17 | 高橋 飛翔 | 46.04% | +3.92% |
| 2025-01-07 | 高橋 飛翔 | 42.13% | N/A |
| 2025-01-07 | 高橋 飛翔 | 42.12% | (0.01%) |
| 2024-07-03 | 高橋 飛翔 | 40.23% | -- |
| 2024-07-03 | 高橋 飛翔 | 40.23% | -- |
| 2023-12-26 | JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社 | 14.59% | +9.59% |
| 2023-12-26 | 高橋 飛翔 | 40.23% | +40.23% |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-24 | TDNet | IR | G-ナイル | 2025年 第4四半期 決算説明会 書き起こし | 307 | +3.26% |
| 2025-08-25 | TDNet | その他 | G-ナイル | 資金の借入(新規)に関するお知らせ | 466 | -1.29% |
| 2025-08-21 | TDNet | IR | G-ナイル | 2025年第2四半期 決算説明会書き起こし | 468 | +1.71% |
| 2025-01-17 | EDINET | 大量保有 | 高橋 飛翔 | 大量保有 46.04% | — | — |
| 2025-01-07 | EDINET | 大量保有 | 高橋 飛翔 | 大量保有 42.13% | — | — |
| 2025-01-07 | EDINET | 大量保有 | 高橋 飛翔 | 大量保有 42.12% | — | — |
| 2024-07-03 | EDINET | 大量保有 | 高橋 飛翔 | 大量保有 40.23% | — | — |
| 2024-07-03 | EDINET | 大量保有 | 高橋 飛翔 | 大量保有 40.23% | — | — |
| 2023-12-26 | EDINET | 大量保有 | JICベンチャー・グロース・インベストメ | 大量保有 14.59% | — | — |
| 2023-12-26 | EDINET | 大量保有 | 高橋 飛翔 | 大量保有 40.23% | — | — |