Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

日本軽金属ホールディングス株式会社 (5703)

日本軽金属ホールディングスは純粋持株会社。アルミナ・化成品、地金、板・押出製品、加工製品、箔・粉末製品の4部門でアルミニウム関連事業をグローバルに展開する。アルミニウムに関する広範な知見と多様な事業群、永年培った要素技術を競争優位性とし、素材から加工品までトータルソリューションを提供。高強度アルミニウム素材の特許取得、微細基板、粉末積層箔の量産技術確立で高付加価値化を推進。カーボンニュートラル対応、DX、M&Aを成長ドライバーとする。 [本社] [創業]1939年 [上場]2012年

1. 事業概要と競争優位性

日本軽金属ホールディングス株式会社は純粋持株会社として、子会社78社、関連会社20社(2025年3月31日現在)からなるグループを統括する。アルミニウム素材から中間製品、加工製品まで、あらゆる分野を事業領域とし、「アルミナ・化成品、地金」「板、押出製品」「加工製品、関連事業」「箔、粉末製品」の4部門でグローバルに事業を展開する。アルミニウム総合メーカーとしてトータルソリューションを提供し、高品質・高付加価値製品を生み出す。

競争優位性(Moat)は、アルミニウムに関する広範な知見の蓄積と多様な事業群、永年培った材料・表面処理・解析設計・接合加工・分析の要素技術に立脚する。「チーム日軽金」体制により、異なる事業ユニットをマーケットインの発想で横断的につなぎ、高付加価値商品・サービスを創出する。研究開発を重視し、知的資源・情報・技術を融合した新商品・新技術の創造を推進する。具体的な技術的優位性として、高強度アルミニウム素材およびアルミニウムボルトの特許取得、陸上養殖向け水槽プラットフォーム「ARK ZERO」の開発、アルミ箔を用いた微細基板の実現、粉末積層箔の量産技術確立がある。

参入障壁は、アルミニウム総合メーカーとしての広範な事業領域と長年の技術蓄積、大規模な設備投資(当連結会計年度総額21,373百万円)が新規参入を困難にする。ビジネスモデルは、コモディティビジネスからの脱却と、経済情勢に左右されにくい強固で安定した経営基盤構築を目指し、高付加価値製品への転換を図る。

2. 沿革ハイライト

日本軽金属株式会社は1939年3月設立、1949年5月に東京証券取引所等へ上場する。2012年10月、日本軽金属の株式移転により当社を設立し、東証・大証市場第一部に上場する。2022年4月、東証市場区分見直しに伴いプライム市場へ上場する。

3. 収益・成長

当社グループは中期経営計画(2023年度~2025年度)のもと、持続的成長と収益基盤確立を推進する。成長ドライバーは、カーボンニュートラルへの積極的な取り組みであり、温室効果ガス削減、再生可能エネルギー利用拡大、低炭素商品・サービスの開発、循環型経済・社会の推進を図る。具体的には、鉄道会社等とアルミニウム車体の水平リサイクル検討に着手し、リサイクル技術確立を通じた「脱炭素」価値提供を目指す。DXによる課題解決、業務効率化・生産性向上も推進。M&Aを含む周辺領域への事業拡大、高収益事業への転換、自動車・半導体関連成長分野への投資も行う。2026年3月期に連結経常利益300億円を恒常的に達成できる体制を目指す。

4. 財務健全性

2025年3月期末の連結財務状況は、総資産544,307百万円、純資産250,481百万円。現金及び現金同等物は34,690百万円、有利子負債は168,828百万円。資本効率の指標は、2025年3月期実績でROCE 6.2%、ROIC 5.1%。中期経営計画では、2026年3月期にROCE 10.3%を目標とする。

5. 株主還元

当社グループは、財務体質と経営基盤強化を図りつつ、中長期的な視点から連結業績等を総合的に勘案し、株主への配当を実施することを基本方針とする。利益還元の指標は、自己株式取得を含む総還元性向30%以上を基準とする。2025年3期年間配当は70円、2026年3月期(予想)は100円を計画する。

6. 注目ポイント

中期経営計画(2023年度~2025年度)は、「新生チーム日軽金への取組み」と「社会的な価値の創出に寄与する商品・ビジネスの提供」を基本方針とする。2024年6月25日より経営改革を実施し、取締役会監督機能強化と事業グループ制への移行を図る。これにより、戦略的意思決定強化、収益率向上、新商品・新ビジネス創出、M&Aによる事業領域拡大、高価値事業へのシフト、内部効率向上を目指す。連結経常利益300億円超の恒常的達成とPBR向上を意識した経営を推進。重要課題(マテリアリティ)として、地球環境保護、持続可能な価値提供、イノベーション、従業員の幸せ、責任ある調達・生産・供給、企業倫理・企業統治を特定し、SDGs達成に貢献。事業リスクは、経済情勢、為替・金利・商品市況変動、事故・自然災害、公的規制、製品・サービスの品質等であり、高付加価値化やコスト削減でリスク軽減を図る。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100W19M | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
196.2B 11.8倍 0.8倍 3.2% 3,165.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 690.0B 585.5B 590.0B
営業利益 27.0B 25.6B 23.0B
純利益 16.5B 15.6B 15.0B
EPS 268.0 253.2 243.7
BPS 4,037.7

大株主

株主名持株比率
日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)0.15%
㈱日本カストディ銀行(信託口)0.07%
日軽ケイユー会0.03%
第一生命保険㈱0.03%
朝日生命保険相互会社0.03%
公益財団法人軽金属奨学会0.02%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人) ㈱みずほ銀行決済営業部0.02%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人) ㈱みずほ銀行決済営業部0.02%
 ㈱みずほ銀行0.02%
STATE STREET BANK WEST CLIENT ― TREATY 505234 (常任代理人) ㈱みずほ銀行決済営業部0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-02-20株式会社みずほ銀行 0.03
2025-11-10株式会社みずほ銀行 0.03
2025-10-07株式会社みずほ銀行 0.03
2025-09-19三井住友信託銀行株式会社 5.16
2025-09-18ブラックロック・ジャパン株式会社 5.03
2025-03-06野村アセットマネジメント株式会社 4.53
2024-12-04野村證券株式会社 5.29
2024-09-05野村アセットマネジメント株式会社 6.44
2024-08-21三井住友信託銀行株式会社 5.71
2024-02-06三井住友信託銀行株式会社 6.92
2023-12-22野村證券株式会社 7.63
2023-07-07野村アセットマネジメント株式会社 6.65
2023-06-06三井住友信託銀行株式会社 5.56
2023-05-10野村證券株式会社 5.84
2023-04-21野村證券株式会社 7.62
2023-04-05野村證券株式会社 7.73
2023-03-22三井住友信託銀行株式会社 6.61
2023-03-20野村證券株式会社 7.72
2022-06-06三井住友信託銀行株式会社 6.91
2022-05-20野村證券株式会社 7.18

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-09TDNet当社グループにおける再発防止の進捗について(最終版)
2026-02-20TDNetHolding change by 株式会社みずほ銀行
2025-11-10TDNetHolding change by 株式会社みずほ銀行
2025-10-07TDNetHolding change by 株式会社みずほ銀行
2025-09-19TDNetHolding change by 三井住友信託銀行株式会社
2025-09-18TDNetHolding change by ブラックロック・ジャパン株式会社
2025-03-06TDNetHolding change by 野村アセットマネジメント株式会社
2024-12-04TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2024-09-05TDNetHolding change by 野村アセットマネジメント株式会社
2024-08-21TDNetHolding change by 三井住友信託銀行株式会社
2024-02-06TDNetHolding change by 三井住友信託銀行株式会社
2023-12-22TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2023-07-07TDNetHolding change by 野村アセットマネジメント株式会社
2023-06-06TDNetHolding change by 三井住友信託銀行株式会社
2023-05-10TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2023-04-21TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2023-04-05TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2023-03-22TDNetHolding change by 三井住友信託銀行株式会社
2023-03-20TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2022-06-06TDNetHolding change by 三井住友信託銀行株式会社