日本伸銅は伸銅品の製造販売を主要事業とする。国内市場は長期的な縮小均衡と業界再編が予測される。兄弟会社サンエツ金属との生産品種棲み分けによる最適分業体制を構築し、相互OEM供給、原料共同購買、人材交流等を通じたシナジー追求により、効率的な事業運営とコスト競争力維持に寄与する競争優位性となる。主原料(銅・亜鉛)の価格変動リスクはデリバティブ取引でヘッジする。電気炉使用の製造プロセスは設備投資規模とノウハウ蓄積を要し、参入障壁の一因となる。電力供給不安、自然災害・事故等のリスクには、BCP策定、グループ内他工場での代替生産体制構築、調達先複数化で対応する。
1938年4月、大阪黄銅株式会社として設立、伸銅品の生産販売を開始する。1949年1月、日本伸銅株式会社に社名変更。同年5月大阪証券取引所、1961年10月東京証券取引所に上場する。2015年3月、株式会社CKサンエツの連結子会社となる。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場へ移行する。
伸銅品関連事業の単一セグメントで収益を構成する。直近3期の売上高は、2023年3月期272億42百万円、2024年3月期233億38百万円、2025年3月期261億22百万円。経常利益は、2023年3月期15億5百万円、2024年3月期8億1百万円、2025年3月期14億13百万円。純利益は、2023年3月期10億31百万円、2024年3月期5億55百万円、2025年3月期9億64百万円。経営目標として、2026年3月期経常利益11億70百万円を設定する。
2025年3月期の総資産は164億74百万円、純資産は119億9百万円。有利子負債は、2023年3月期0円、2024年3月期17億円、2025年3月期15億円。キャッシュ・フローは、2025年3月期の営業活動によるキャッシュ・フロー(OCF)2億99百万円、投資活動によるキャッシュ・フロー(ICF)81百万円。財務上の課題は、国際相場商品価格急騰時の運転資金やM&A資金確保のため、内部留保資金の蓄積と取引金融機関からの資金調達のバランスを図ることである。
直近3期の年間配当金は、2023年3月期10円、2024年3月期10円、2025年3月期15円。発行済株式総数は237万株で、2025年3月期には自己株式23万2900株が存在する。
成長ドライバーとして、M&A及び事業提携による事業基盤拡大、地球環境に配慮した黄銅合金の開発を推進する。財務面では、運転資金やM&A資金確保のための内部留保と外部資金調達のバランスが課題となる。2026年3月期経常利益目標達成に向けた進捗が注目される。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 6.4B | 6.0倍 | 0.5倍 | 0.0% | 2,703.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 26.1B | 23.3B | 27.2B |
| 営業利益 | 1.8B | 1.2B | 1.6B |
| 純利益 | 964M | 555M | 1.0B |
| EPS | 451.4 | 259.9 | 473.9 |
| BPS | 5,572.9 | 5,113.3 | 4,822.2 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 株式会社CKサンエツ | 0.55% |
| 根本 竜太郎 | 0.06% |
| ヨシダ トモヒロ | 0.02% |
| 上田八木短資株式会社 | 0.02% |
| INTERACTIVE BRO KERS LLC (インタラクティブ・ブローカー ズ証券株式会社) | 0.02% |
| 松井 崇 | 0.02% |
| 對馬 満春 | 0.01% |
| 高石 文夫 | 0.01% |
| 片木 寿之 | 0.01% |
| 鎌谷 俊紀 | 0.01% |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
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