Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社CKサンエツ (5757)

株式会社CKサンエツは、伸銅、精密部品、配管・鍍金事業を展開する純粋持株会社である。伸銅事業では環境対応合金で多数の特許を取得し、配管・鍍金事業では脱塩ビ継手やNETIS登録の環境対応鍍金「CKeめっきスーパー」で技術的優位性を持つ。国内市場の成熟化に対し、新製品開発とM&Aによる事業拡張を成長戦略とする。原材料価格変動リスクはデリバティブ取引でヘッジし、経常利益の安定化を図る。 [本社]富山県高岡市 [創業]1937年 [上場]1993年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社CKサンエツは、伸銅、精密部品、配管・鍍金の3事業を展開する純粋持株会社である。伸銅事業では黄銅棒・線・めっき線を生産し、環境対応合金の実用化と多数の特許取得により技術的優位性を持つ。精密部品事業はカメラマウント等の鍛造・切削加工を行う。配管・鍍金事業では水道・ガス配管用継手や環境対応鍍金を生産し、脱塩ビ継手やNETIS登録の特許技術「CKeめっきスーパー」で参入障壁を構築する。国内市場の成熟化に対し、新製品開発とM&Aによる事業拡張を成長戦略とし、原材料相場変動リスクをデリバティブ取引でヘッジし経常利益の安定化を図る。

2. 沿革ハイライト

実質的な存続会社は1937年12月設立の阪根伸銅株式会社である。1945年に富山県高岡市へ本社工場を移転する。1984年、黄銅棒事業を譲り受け、商号をサンエツ金属株式会社に変更する。2000年以降、伸銅関連事業の譲受やM&Aにより事業基盤を強化する。2011年10月、商号を株式会社CKサンエツに変更し、純粋持株会社体制へ移行する。株式会社リケンとの合弁会社設立、日本伸銅株式会社、三谷伸銅株式会社の子会社化を通じてM&Aによる事業拡張を推進する。1993年12月に名古屋証券取引所市場第二部に上場し、2022年4月には東京証券取引所プライム市場へ移行する。

3. 収益・成長

国内市場の成熟化と需要漸減に対し、新製品開発とM&Aを成長ドライバーとする。伸銅事業では新素材開発と特殊材の品揃えに注力し、グループ内シナジーを追求する。配管・鍍金事業では、リケンとの拠点統合による相乗効果と、溶融亜鉛鍍金における新技術開発・実用化を通じて差別優位化を図る。研究開発活動では、銅合金の生産性・性能向上、配管時の施工性向上継手、Pbを含有する溶融亜鉛めっきとの差別化技術開発に注力し、当連結会計年度の研究開発費総額は123百万円であった。競争力強化のため、当連結会計年度で4,350百万円の設備投資を実施する。2025年3月期の連結業績は、売上高125,108百万円、営業利益10,263百万円、経常利益8,383百万円、親会社株主に帰属する当期純利益5,207百万円を計上する。2026年3月期の経常利益目標は75億円である。

4. 財務健全性

2025年3月期末時点の総資産は86,975百万円、純資産は59,038百万円である。現金及び現金同等物は3,696百万円、有利子負債は8,502百万円である。設備投資資金は主に自己資金を充当する。主要原材料の相場変動リスクはデリバティブ取引で緩和する。債権回収リスクには信用状況確認や取引信用保険付保で対応する。自然災害等に備え、事業継続計画(BCP)を策定し、代替生産体制構築や調達先の複数化によるサプライチェーン強化に取り組む。

5. 株主還元

2025年3月期の年間配当金は1株当たり90.0円を実施する。

6. 注目ポイント

環境対応合金、脱塩ビ継手、NETIS登録の環境対応鍍金「CKeめっきスーパー」といった多数の特許技術は、高い技術的競争優位性と参入障壁を構築する。国内市場の成熟化に対し、新製品開発とM&Aを両輪とする成長戦略を明確に掲げ、事業基盤の強化と拡張を図る。継続的な事業譲受や子会社化を通じたM&A実績は、その実行力と統合能力を示す。原材料価格変動リスクに対するデリバティブ取引によるヘッジ戦略は、収益の安定化に寄与する。積極的な研究開発投資と設備投資により、将来の競争力維持・強化を目指す。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W4RZ | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
37.5B 6.9倍 0.7倍 0.0% 4,230.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 125.1B 111.4B 123.8B
営業利益 10.3B 7.9B 8.3B
純利益 5.2B 3.8B 5.3B
EPS 616.1 458.2 644.4
BPS 6,137.7 5,663.6 5,240.8

大株主

株主名持株比率
CKサンエツ取引先持株会0.11%
CKサンエツ従業員持株会0.06%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.05%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.04%
株式会社北陸銀行0.04%
株式会社ツリヤ経営0.03%
株式会社北國銀行0.03%
富源商事株式会社0.02%
株式会社リケン0.02%
東泉産業株式会社0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2024-08-14釣谷 宏行 4.96%(0.44%)
2023-05-24岡部 健 10.71%+10.71%
2023-05-22松永 誠 0.00%(10.12%)
2022-12-27大房 翔 6.25%(1.34%)
2022-12-27大房 翔 5.15%(1.10%)
2022-12-27大房 翔 3.97%(1.18%)
2022-01-31釣谷 宏行 5.40%--
2021-09-30釣谷 宏行 5.40%+5.40%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2025-10-08TDNetその他CKサンエツ従業員持株会信託型ESOPの再導入に際して設定された信託が行う当社株式の終値取引(ToSTNeT-24,195+0.60%
2025-10-08TDNetその他CKサンエツ株式報酬制度のため設定した信託の受託者が行う当社株式の終値取引(ToSTNeT-2)による取得結果に4,195+0.60%
2025-10-07TDNetその他CKサンエツ従業員持株会信託型ESOPの受託者が行う当社株式の終値取引(ToSTNeT-2)による買付けに関する4,235-0.94%
2025-10-07TDNetその他CKサンエツ株式報酬制度のため設定した信託の受託者が行う当社株式の終値取引(ToSTNeT-2)による買付けに関4,235-0.94%
2025-09-16TDNetその他CKサンエツ「従業員持株会信託型ESOP」の再導入に関するお知らせ4,235+0.59%
2025-09-16TDNet資本政策CKサンエツ従業員持株会信託型ESOPの再導入に伴う第三者割当による自己株式の処分に関するお知らせ4,235+0.59%
2025-09-16TDNetM&ACKサンエツ株式報酬制度における株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ4,235+0.59%
2024-08-14EDINET大量保有釣谷 宏行大量保有 4.96%
2023-05-24EDINET大量保有岡部 健大量保有 10.71%
2023-05-22EDINET大量保有松永 誠変更
2022-12-27EDINET大量保有大房 翔大量保有 6.25%
2022-12-27EDINET大量保有大房 翔大量保有 5.15%
2022-12-27EDINET大量保有大房 翔大量保有 3.97%
2022-01-31EDINET大量保有釣谷 宏行大量保有 5.4%
2021-09-30EDINET大量保有釣谷 宏行大量保有 5.4%