Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

SBIリーシングサービス株式会社 (5834)

SBIリーシングサービスは、航空機・船舶等を対象としたオペレーティング・リースファンドの組成・販売を主力とする。JOL/JOLCO商品を提供し、組成・販売・管理手数料を収益源とする。地域金融機関等383社との強固なパートナーネットワークとSBIグループとの連携が競争優位性。日本型オペレーティング・リース市場は2026年度に1兆円超へ拡大予測され、多様な商品ラインナップ拡充と営業基盤強化で成長を図る。 [本社]東京都港区 [創業]2017年 [上場]2022年

1. 事業概要と競争優位性

SBIリーシングサービスは、航空機や船舶等を対象としたオペレーティング・リースファンドの組成・販売を主力事業とする。投資家からの出資金と金融機関からの借入金で大型償却資産を購入し、借り手に賃貸する日本型オペレーティング・リース(JOL/JOLCO)取引を用い、リース案件の組成・管理、物件売却、投資家への出資持分販売を通じて手数料や売却収益を得る。

競争優位性は、高度な専門知識と経験を持つプロフェッショナル人材、地域金融機関等383社との強固なパートナーネットワーク、SBIグループ各社との連携深化にある。また、金融商品取引法に基づく第二種金融商品取引業、投資運用業、貸金業の登録と、これら規制遵守体制の構築が新規参入障壁となる。航空機等の仕入れには多額の資金を要するため、金融機関との取引枠拡大や多様な資金調達手段の確保も競争力となる。日本型オペレーティング・リース市場は2026年度に1兆円を超える予測があり、当社はその主要プレイヤーとして存在感を示す。

2. 沿革ハイライト

当社は、SBIマネープラザのオペレーティング・リースファンド事業部門が独立し、2017年4月に設立された。2017年10月に第二種金融商品取引業登録、2019年1月にはゼネラルアビエーション事業を開始。2022年10月には東京証券取引所グロース市場に上場し、2023年4月には投資運用業登録を完了している。

3. 収益・成長戦略

当社の収益は、リース事業案件の組成・販売手数料、リース物件の売却収益、ファンドの運営・管理手数料が主である。オペレーティング・リース事業は、リース期間前半に減価償却費等が先行発生し、後半に黒字化する特性を持つ。

成長戦略の柱は、順調な市場拡大を背景とした商品ラインナップの拡充と営業基盤の強化である。顧客ニーズに対応し、航空機、船舶・コンテナ、円建て・ドル建て、期間の長短を組み合わせた多様なJOL/JOLCO商品を提供し、安定した商品供給体制を構築する。営業面では、有力パートナーとの提携拡大や既存パートナーとの関係深化、SBIグループとの連携強化により、大口投資家へのアプローチを強化する。

また、複数・大型案件の同時組成を可能にするため、取引金融機関との取引枠拡大や新規金融機関取引の獲得、コマーシャル・ペーパーや社債等の発行による資金調達の多様化・安定化を推進する。業務効率化と正確性向上のためDX推進にも積極的に取り組む。中期経営計画では、平均10%+αの安定・継続的な経常利益成長を目指し、2026年3月期には経常利益7,000百万円を目標としている。

4. 財務健全性

2025年3月期末の連結総資産は105,777百万円、連結純資産は25,173百万円、有利子負債は72,402百万円である。航空機等の仕入れや立替出資には多額の資金を要するため、金融機関からの借入が主要な資金調達手段となる。このため、資金調達の多様化と安定化を課題とし、コマーシャル・ペーパーや社債発行も推進する方針である。コミットメントライン契約等には財務制限条項が付されており、業績悪化等により抵触した場合には、期限の利益を喪失するリスクが存在する。

5. 株主還元

2025年3月期の年間配当は170.0円であり、2023年3月期の10.0円、2024年3月期の100.0円から増加傾向にある。

6. 注目ポイント

日本型オペレーティング・リース市場の順調な拡大予測と、その中で同社が主要プレイヤーとして成長を続ける可能性が注目される。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100W2X1 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
36.6B 6.0倍 1.3倍 5.0% 2,300.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 66.0B 64.3B 63.0B
営業利益 10.4B 9.7B 9.4B
純利益 6.1B 6.1B 5.7B
EPS 383.0 382.5 714.3
BPS 1,799.5

大株主

株主名持株比率
SBIノンバンクホールディングス株式会社0.63%
日本証券金融株式会社  0.03%
NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN(CASHPB) (常任代理人 野村證券株式会社)0.02%
株式会社オートパンサー0.02%
大田 宜明0.02%
楽天証券株式会社0.01%
東京短資株式会社0.01%
野村證券株式会社0.01%
松井証券株式会社0.01%
BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNYM GCM CLIENT ACCTS M ILM FE (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-04-08SBIノンバンクホールディングス株式会社 62.25
2024-03-19SBIホールディングス株式会社 63.45
2022-10-26SBIホールディングス株式会社 66.26

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-04-08TDNetHolding change by SBIノンバンクホールディングス株式会社
2026-04-01TDNet販売用航空機譲渡のお知らせ
2026-03-25TDNet販売用航空機購入のお知らせ
2026-03-09TDNet株主優待制度の導入に関するお知らせ
2026-02-19TDNet販売用航空機譲渡のお知らせ
2025-12-03TDNet第2回無担保普通社債の発行に関するお知らせ
2025-11-17TDNet販売用航空機譲渡のお知らせ
2025-10-29TDNetdividend: 剰余金の配当(中間配当)に関するお知らせ
2025-10-29TDNetearnings: 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-10-29TDNet2026年3月期 第2四半期(中間期)決算説明資料
2025-10-29TDNet2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-10-29TDNet剰余金の配当(中間配当)に関するお知らせ
2025-10-23TDNet財務上の特約が付された金銭消費貸借契約の締結に関するお知らせ
2025-10-23TDNetオペレーティング・リース事業ファンドへの立替出資のお知らせ
2025-10-20TDNet販売用航空機譲渡のお知らせ
2025-08-27TDNetオペレーティング・リース事業ファンドへの立替出資のお知らせ
2025-07-29TDNet2026年3月期 第1四半期決算説明資料
2025-07-29TDNet2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-07-29TDNetearnings: 2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-07-16TDNet販売用航空機譲渡のお知らせ