Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社早稲田学習研究会 (5869)

株式会社早稲田学習研究会は、小中高生向け集団指導塾「W早稲田ゼミ」と個別指導塾「ファースト個別」を運営。正社員教師による質の高い指導と手厚いサポート体制、業界平均を大きく上回る1校舎平均519名の生徒が在籍する大型郊外型校舎展開が強み。これにより高い指導効率と収益性を実現し、地域で確固たるブランド力を確立。無借金経営で財務基盤も極めて健全。今後は埼玉県中心の新規出店と都内での個別指導塾展開により、持続的な成長を目指す。 [本社]東京都中央区 [創業]1993年 [上場]2023年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社早稲田学習研究会は、小中高校生を対象とした学習塾事業を単一セグメントで展開する。主要部門は、小学生・中学生向けの集団指導塾「W早稲田ゼミ」、高校生向けの集団指導塾「W早稲田ゼミハイスクール」、および小学生・中学生・高校生向けの個別指導塾「ファースト個別」の3部門。事業展開地域は群馬県、栃木県、埼玉県、東京都の関東4都県に及ぶ。

当社の競争優位性(Moat)は、主に以下の点にある。

第一に、「教師力」と「人材育成システム」。正社員を中心とした優秀な教師陣による質の高い授業と、きめ細やかなサポート体制を徹底する。全国からの厳選採用、2ヶ月~1年の研修、講義収録カメラによる本部指導、定期的な授業動画提出、若手コンテスト、教科部会を通じた情報共有など、多層的な品質管理と指導力向上策を継続。これにより、全社的に授業の質を均一に保ち、受験に直結する的確な指導を可能にする。ファースト個別では、生徒1人に対し講師・教室長・受験指導教師・アシスタント教師の4名体制で手厚くサポートし、他社との差別化を図る。

第二に、「大型の郊外型校舎」戦略とそれに伴うビジネスモデルの質。ゼミ部門では、1校舎当たりの平均在籍生徒数が519名と、業界平均(113名)を大きく上回る。150~200坪規模の自社・賃貸ビルによる大型校舎を中心に展開。正社員教師の車通勤推奨や地元アルバイト採用により、駅前などの競争激しいエリアを避け、居住エリア近くに広い敷地を確保した出店を可能にする。駐車場確保で中長距離の生徒通塾を可能にし、1拠点当たりの収容人数を増やし集客効率を高める。指導効率向上と学力別クラス編成を可能にし、地価・賃料の固定費抑制で利益率向上に寄与。設備投資規模とノウハウ蓄積による参入障壁としても機能する。

第三に、「地域における確固たるブランド力」。特にゼミ部門では、営業展開エリア内の高校合格実績を着実に積み重ねることで、地域でのブランド力を確立。ハイ部門でも難関大学合格者を輩出し、ブランド力を形成。W早稲田ゼミ卒塾生がハイスクールへ継続できるようサービスを展開し、顧客ロックイン構造を構築する。

第四に、「オリジナル教材」と「オンライン学習システム」。ゼミ部門では「生徒の成績を上げる」ことに特化し、県別・単元別・レベル別・時期別で細分化されたオリジナル教材を導入。独自のオンライン学習システム「Wovie」を運用し、通塾生はいつでもベテラン教師によるオンライン授業を視聴でき、欠席時のフォローアップも可能にする。

2. 沿革ハイライト

当社は1987年、群馬県太田市で早稲田家庭教師センターを個人事業として開業。翌1988年、学習塾「W早稲田ゼミ」を開業し、太田校を1号校とした。1993年1月に株式会社早稲田学習研究会を設立。1995年4月に栃木県、2003年2月に埼玉県、2019年3月には東京都へと事業展開エリアを拡大。2023年12月、東京証券取引所スタンダード市場に上場した。

3. 収益・成長

売上高は直近3年間で右肩上がりの成長を続け、2025年3月期は6,986百万円を計上。営業利益も堅調に推移し、同1,492百万円、営業利益率21.36%を達成し、経営目標18.0%を上回る。

成長ドライバーは、教育市場における子供一人当たりの教育投資額増加。少子化下でも学習塾売上高は増加傾向にあり、市場は当面拡大が想定される。当社は、この市場環境で埼玉県中心の大型校舎新規出店により事業拡大を図る。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W3RQ | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
13.2B 12.6倍 1.9倍 0.0% 1,292.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 7.0B 6.5B 6.1B
営業利益 1.5B 1.5B 1.2B
純利益 1.0B 1.1B 838M
EPS 102.4 106.2 83.3
BPS 692.8 667.1 582.1

大株主

株主名持株比率
株式会社YMM(注)0.45%
吉 原 俊 夫0.17%
三 木 正 浩0.01%
岩 渕 拓0.01%
株式会社DMM.com証券0.01%
BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNYM GCM CLIENT ACCTS M ILM FE (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.01%
上田八木短資株式会社0.01%
ワセダ従業員持株会0.01%
吉 田 幸 次 郎0.00%
協和青果株式会社0.00%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-11-07吉原 俊夫 61.59%--
2025-11-04吉原 俊夫 61.59%(5.01%)
2024-01-25吉原 俊夫 61.59%(5.01%)
2023-12-27吉原 俊夫 66.60%+63.60%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2025-12-22TDNet配当・還元早稲田学習研究会剰余金の配当に関するお知らせ1,205+0.66%
2025-11-07EDINET大量保有吉原 俊夫大量保有 61.59%1,214+0.82%
2025-11-04EDINET大量保有吉原 俊夫大量保有 61.59%1,210+0.00%
2024-01-25EDINET大量保有吉原 俊夫大量保有 61.59%
2023-12-27EDINET大量保有吉原 俊夫大量保有 66.6%