三協立山は、建材、マテリアル、商業施設、国際の四つの事業セグメントを展開する複合企業である。国内市場の長期的な縮小を課題と認識し、事業ポートフォリオの変革とグローバル展開を推進している。
**1. 事業概要と競争優位性**
**建材事業**
ビル・住宅建材、エクステリア製品の製造・販売を手掛ける。特に「業界トップシェアを誇る手すりの商品ブランド力」が強みであり、サッシ、玄関ドア、インテリアの統合商品と特注品対応力、オリジナリティの高い商品開発力を有する。全国の代理店・販売会社による強固な流通販売体制と施工店とのパートナーシップを構築している。技術開発では、次世代高断熱サッシの開発を進め、玄関ドア「プロノーバ2」では業界最高水準の熱貫流率と業界初の浸水防止性能Ws-3等級相当を実現。ソーラーカーポート架台「エネジアース」はグッドデザイン賞を受賞し、産業用ソーラーカーポート分野に本格参入している。
**マテリアル事業**
アルミニウム・マグネシウムの鋳造・押出・加工・販売を行う。「国内最大級の生産能力を持つ合金鋳造、形材押出、加工の一貫体制」を確立し、多様なニーズに対応可能な提案力を持つ。自動車(EV)分野での先進的なアルミ形材の自動加工技術を保有。カーボンニュートラル実現に向け、リサイクル性に優れる6000系アルミニウム合金の新合金開発や、新幹線再生アルミを活用した低炭素アルミニウム合金を開発。国立大学法人富山大学との共同研究講座でアップグレードリサイクル技術の研究を推進し、新規難燃性マグネシウム合金の鉄道事業関連企業との協働による実用化開発を進めている。
**商業施設事業**
店舗用陳列什器・看板の製造・販売、店舗・関連設備のメンテナンスを提供する。「店舗用什器、サインともに業界トップクラスのシェア」を誇り、顧客要望を具現化する商品開発力、全国一律サービスネットワーク、24時間365日対応の店舗メンテナンスサービスを提供する。提案から設計、製作、施工、メンテナンスまでトータルサポートするビジネスモデルを構築。省人化・省力化に向け、重量センサー搭載の無人販売什器や収納量拡大・機能性向上を図った新型調剤什器を開発している。
**国際事業**
海外でのアルミニウムの鋳造・押出・加工・販売を担う。日本、欧州、タイ、中国にグローバル拠点を持ち、各地域で同一製品を同一品質で供給できる体制を構築し、グローバルサプライヤーとして高付加価値製品を提供する。ASEANトップクラスの技術力・品質で需要を取り込み、自動車・電機分野での新規案件獲得と生産能力増強を図る。
**2. 沿革ハイライト**
1948年10月に立山鋳造株式会社を設立。1960年6月には三協アルミニウム工業株式会社を設立し、1972年4月に東京及び大阪証券取引所第一部に上場した。2006年6月、三協アルミニウム工業と立山アルミニウム工業が合併し、三協立山アルミ株式会社となる。2012年6月には三協マテリアル及びタテヤマアドバンスを合併し、商号を三協立山株式会社に変更。2015年3月には国際事業のM&Aにより、米国Aleris International,Inc.の押出事業部門を買収し、Thai Metal Aluminium Co.,Ltd.を子会社化するなど、グローバル展開を加速した。2022年4月には東京証券取引所の市場区分の見直しにより、プライム市場へ移行している。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 20.0B | 9.9倍 | 0.2倍 | 3.9% | 633.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 355.0B | 359.4B | 353.0B |
| 営業利益 | 1.0B | 1.5B | 3.8B |
| 純利益 | 2.0B | -2.3B | -1.0B |
| EPS | 63.8 | -74.5 | -32.5 |
| BPS | — | 2,911.4 | 3,067.1 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 0.10% |
| 住友化学株式会社 | 0.05% |
| 三協立山社員持株会 | 0.05% |
| 三協立山持株会 | 0.05% |
| ST持株会 | 0.04% |
| 三井住友信託銀行株式会社 | 0.03% |
| 株式会社北陸銀行 | 0.03% |
| 住友不動産株式会社 | 0.03% |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 0.02% |
| 第一生命保険株式会社 | 0.01% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2025-09-19 | 三井住友信託銀行株式会社 | 6.19 | |
| 2025-03-03 | 住友化学株式会社 | 4.96 | |
| 2025-02-20 | 三井住友信託銀行株式会社 | 6.35 | |
| 2025-02-18 | 住友化学株式会社 | 6.08 | |
| 2023-08-21 | 三井住友信託銀行株式会社 | 7.38 | |
| 2023-07-21 | 三井住友信託銀行株式会社 | 6.1 | |
| 2023-05-24 | 住友化学株式会社 | 7.08 | |
| 2021-07-06 | 三井住友信託銀行株式会社 | 7.11 |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-07 | TDNet | 2026年5月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) | — | — | ||
| 2026-04-07 | TDNet | 業績予想の修正に関するお知らせ | — | — | ||
| 2026-04-07 | TDNet | 希望退職者募集結果及び特別損失計上に関するお知らせ | — | — | ||
| 2026-04-07 | TDNet | 2026年5月期 第3四半期 決算説明資料 | — | — | ||
| 2026-02-26 | TDNet | 固定資産の譲渡及び特別利益の計上に関するお知らせ | — | — | ||
| 2026-01-08 | TDNet | 構造改革に伴う希望退職者の募集に関するお知らせ | — | — | ||
| 2026-01-08 | TDNet | 収益構造改革と将来ビジョンの方向性 | — | — | ||
| 2026-01-08 | TDNet | (開示事項の経過)欧州子会社構造改革の進捗状況及び特別損失計上に関するお知らせ | — | — | ||
| 2026-01-08 | TDNet | 2026年5月期 第2四半期(中間期) 決算説明資料 | — | — | ||
| 2026-01-08 | TDNet | 2026年5月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結) | — | — | ||
| 2026-01-08 | TDNet | earnings: 2026年5月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結) | — | — | ||
| 2025-10-07 | TDNet | 2026年5月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) | — | — | ||
| 2025-10-07 | TDNet | 2026年5月期 第1四半期 決算説明資料 | — | — | ||
| 2025-10-07 | TDNet | earnings: 2026年5月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) | — | — | ||
| 2025-09-19 | TDNet | Holding change by 三井住友信託銀行株式会社 | — | — | ||
| 2025-07-10 | TDNet | 2025年5月期 決算短信〔日本基準〕(連結) | — | — | ||
| 2025-07-10 | TDNet | 2025年5月期 決算説明資料 | — | — | ||
| 2025-07-10 | TDNet | 業績予想と実績値との差異に関するお知らせ | — | — | ||
| 2025-07-10 | TDNet | 中期経営計画の見直しと資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について | — | — | ||
| 2025-07-10 | TDNet | (開示事項の変更)欧州子会社の構造改革に関するお知らせ | — | — |