Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

東京製綱株式会社 (5981)

東京製綱は、鋼索鋼線、スチールコード、開発製品(安全施設、炭素繊維複合材ケーブル等)、産業機械、エネルギー不動産等の製造販売を行う。超高強度スチールや炭素繊維等の先端素材、ケーブル加工技術、健全性診断、エンジニアリングを融合した「トータル・ケーブル・テクノロジー」を追求し、世界的にもユニークかつ競争力あるサプライヤーとして競争優位性を持つ。長年の技術蓄積と知的財産権の保護を強みとし、浮体式洋上風力発電向け係留技術やCFCCの用途開発を成長ドライバーとする。不動産賃貸や太陽光発電による売電事業も展開する。 [本社]東京都中央区 [創業]1887年 [上場]1896年

1. 事業概要と競争優位性

当社グループは、鋼索鋼線、スチールコード、開発製品、産業機械、エネルギー不動産(不動産賃貸、太陽光発電売電)等の製造販売及び関連サービスを展開する。

競争優位性として「トータル・ケーブル・テクノロジー」の追求を掲げる。これは、超高強度スチール、高機能繊維、炭素繊維等の先端素材によるケーブル製造ラインナップ、ケーブル加工技術、健全性診断やエンジニアリングといったソリューションの融合であり、グローバル市場に画期的な商品・サービスを提供できる当社グループ固有の強みと定義する。当社は、ケーブルに関して様々な対応が可能な世界的にもユニークかつ競争力あるサプライヤーとして位置付けられる。長年の技術蓄積と知的財産権の保護を強みとし、新製造技術開発により環境対応やコスト競争力での優位性を確保する。エネルギー不動産事業はストック型収益を形成する。

2. 沿革ハイライト

1887年、東京製綱会社として創立し、本邦初のマニラ麻ロープ製造を開始する。1893年、東京製綱株式会社に改称し、1896年に東京株式取引所に上場する。1951年に研究所を設置し、1970年には土浦工場を設置する。同年、東京製綱スチールコード株式会社を設立する。1981年の米国進出を皮切りに、中国、ベトナム、香港、米国等に拠点を設立し、グローバル事業を拡大する。2016年には米国で炭素繊維複合材ケーブル(CFCC)の製造を開始する。2022年、東京証券取引所の市場区分の見直しによりプライム市場へ移行する。

3. 収益・成長

当社グループは、2025年3月期から2027年3月期を対象とする中期経営計画『TCTRX』を策定し、「重点育成事業への経営資源投入強化」「既存事業の競争力強化」「全ステークホルダーにとって魅力ある会社作り」を基本方針とする。

成長ドライバーとして、浮体式洋上風力発電に用いられる係留に係る技術開発や、炭素繊維複合材ケーブル(CFCC)の国内外市場での需要拡大に向けた研究開発を強化する。特にCFCCは、高耐食性を活かした土木分野(道路橋床版取替工事)への適用や、RC用CFCCの性能向上による用途開発に取り組む。グループ全体で1,324百万円の研究開発費を投じる。

国内経済は緩やかな上昇傾向が継続すると予想されるが、サプライチェーンの混乱や世界経済の停滞による下押しリスクが存在し、不確実性が高い状況が続く。

4. 財務健全性

2025年3月期末の総資産は87,369百万円、純資産は36,685百万円である。有利子負債は23,669百万円、現金及び現金同等物は5,962百万円である。中期経営計画『TCTRX』では、2027年3月期にD/Eレシオ0.5未満を目標とする。当連結会計年度の設備投資は2,194百万円を実施し、生産性向上や生産能力増強を図る。

事業等のリスクとして、景気動向、原材料供給リスク、海外拠点における政治・経済的混乱、取引先の信用リスク、為替変動リスクなどを認識する。

5. 株主還元

2025年3月期の年間配当金は64.0円である。中期経営計画『TCTRX』では、2027年3月期に総還元性向40.0%以上を目標とする。

6. 注目ポイント

当社グループは、「トータル・ケーブル・テクノロジー」を核とした独自の競争優位性を有し、グローバル市場での差別化要因となる。浮体式洋上風力発電向け係留技術や炭素繊維複合材ケーブル(CFCC)の土木分野への適用など、重点育成事業への経営資源投入を強化し、将来の成長を牽引する。長年の技術蓄積と継続的な研究開発により、高機能・高付加価値製品の開発を推進し、競合に対する優位性を確保する。エネルギー不動産事業によるストック型収益も安定性を支える。

一方で、景気動向、原材料供給、海外拠点、競合、知的財産権、法的規制、訴訟など、多岐にわたるリスク要因を抱える。中期経営計画『TCTRX』における財務目標(D/Eレシオ0.5未満、総還元性向40.0%以上)の達成状況が注目される。

[本社]東京都中央区 [創業]1887年 [上場]1896年

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100W5M9 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
29.7B 9.5倍 0.7倍 3.8% 1,825.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 67.0B 64.1B 64.0B
営業利益 4.3B 4.8B 4.0B
純利益 3.0B 3.5B 3.2B
EPS 192.8 223.7 202.8
BPS 2,671.2

大株主

株主名持株比率
日本製鉄株式会社0.21%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.10%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.05%
BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.05%
東京ロープ共栄会0.03%
株式会社ハイレックスコーポレーション0.03%
OKASAN INTERNATIONAL (ASIA) LIMITED A/C CLIENT(常任代理人 岡三証券株式会社)0.03%
KSD-NH(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.02%
横浜ゴム株式会社0.02%
東京製綱グループ従業員持株会0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-05-26日本製鉄株式会社 11.72
2026-04-06野村證券株式会社 7.21
2026-03-31日本製鉄株式会社 15.41
2026-03-19日本製鉄株式会社 0.21
2026-03-18日本製鉄株式会社 16.64
2026-03-17野村アセットマネジメント株式会社 5.23
2026-03-06日本製鉄株式会社 1.0
2022-11-21三井住友信託銀行株式会社 3.78
2022-10-19JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社 4.79
2022-10-06三井住友信託銀行株式会社 5.08
2022-09-21JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社 5.95
2022-04-20JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社 5.34
2022-04-05JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社 5.53
2022-03-18JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社 6.82
2022-02-03JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社 5.36
2022-01-05JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社 5.19
2021-12-20JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社 5.36
2021-11-04JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社 6.59
2021-10-05JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社 7.03
2021-04-05JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社 7.47

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-05-26TDNetHolding change by 日本製鉄株式会社
2026-04-06TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2026-03-31TDNetHolding change by 日本製鉄株式会社
2026-03-25TDNetbuyback: 自己株式の取得状況及び取得終了に関するお知らせ
2026-03-25TDNet自己株式の取得状況及び取得終了に関するお知らせ
2026-03-19TDNetHolding change by 日本製鉄株式会社
2026-03-18TDNetHolding change by 日本製鉄株式会社
2026-03-17TDNetHolding change by 野村アセットマネジメント株式会社
2026-03-06TDNetHolding change by 日本製鉄株式会社
2026-03-02TDNet自己株式取得状況に関するお知らせ
2026-03-02TDNetbuyback: 自己株式取得状況に関するお知らせ
2026-02-02TDNet自己株式取得状況に関するお知らせ
2026-02-02TDNetbuyback: 自己株式取得状況に関するお知らせ
2026-01-05TDNet自己株式取得状況に関するお知らせ
2026-01-05TDNetbuyback: 自己株式取得状況に関するお知らせ
2025-12-01TDNetbuyback: 自己株式取得状況に関するお知らせ
2025-12-01TDNet自己株式取得状況に関するお知らせ
2025-11-28TDNet自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による 自己株式の買付けに関するお知らせ
2025-11-28TDNetbuyback: 自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による 自己株式の買付けに関するお知ら
2025-11-12TDNet2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)