Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

地盤ネットホールディングス株式会社 (6072)

地盤ネットホールディングスは、住宅の地盤調査データ解析、品質証明、損害賠償を核とする地盤事業と、BIM/CADを活用した建築図面作成支援、海外拠点でのBCPOを展開するBIM Solution事業を主軸とする。地盤事業では「地盤改良工事の受注を目的としない地盤調査」を特徴とし、国内大手保険会社との契約で10年または20年の損害賠償体制を構築。特許取得の「土質サンプラー」やデジタルツイン技術、BIM実装推進を成長ドライバーとする。 [本社]東京都新宿区 [創業]2008年 [上場]2012年

1. 事業概要と競争優位性

地盤ネットホールディングスは、住宅の地盤調査データ解析、品質証明、損害賠償を核とする地盤事業と、BIM/CADを活用した建築図面作成支援、海外拠点でのBCPOを展開するBIM Solution事業を主軸とする。地盤事業では「地盤改良工事の受注を目的としない地盤調査」という公正な立場が競争優位性となる。地盤品質証明書発行住宅における不同沈下等の地盤事故発生時、10年間または20年間の地盤修復工事費用及び住宅損害を国内大手保険会社との契約で賠償する体制を構築し、顧客のスイッチングコストを高める。2020年6月には「土質サンプラー」の日本国特許を取得。BIM Solution事業では、海外拠点JIBANNET ASIAを活用したBCPOサービスによりコスト競争力とリスク分散を実現する。2025年改正建築基準法の施行や国土交通省によるBIM実装に向けた環境整備は、BIM Solution事業の規制追い風となる。

2. 沿革ハイライト

2008年6月、地盤解析を主たる事業目的として設立し、「地盤セカンドオピニオン®」サービスの提供を開始する。2012年12月、東証マザーズ市場に株式を上場。2013年7月、ベトナムにJIBANNET ASIA CO., LTD.を設立し海外展開を開始。2014年10月、新設分割により地盤ネット株式会社を設立し、当社商号を地盤ネットホールディングス株式会社に変更する。2018年7月、住宅設計・販売・施工事業を譲受け、特定建設業許可を取得。同年12月、宅地建物取引業免許も取得し事業領域を拡大する。2020年6月、「土質サンプラー」の日本国特許を取得。2022年4月、東証グロース市場へ移行。2023年11月、京都市のオープンイノベーションにて「デジタルツイン技術」を採用。2025年2月、系統用蓄電池建設プロジェクトにおいて総合支援サービスの提供を開始する。

3. 収益・成長

当社グループは、国内住宅市場の緩やかな縮小が予想される中、高付加価値サービスの提供と新たな事業展開を継続的な事業発展の鍵と位置付ける。成長ドライバーとして、2025年改正建築基準法の施行による省エネルギー計算・構造計算業務ニーズの高まりや、国土交通省によるBIM実装に向けた環境整備を捉え、BIM Solution事業の拡大を図る。3次元点群データを活用したデジタルツイン技術による新サービスを中期経営計画の新ソリューションとして拡大を目指す。建築業界のIT化の遅れを課題と認識し、DX戦略を推進。最新技術を取り入れたシステム開発により、競争優位性の確保、業務効率化、収益化を目指す。自然災害の多発に対応するため、「地盤安心マップ®PRO」や「地盤カルテ®」において気象データ活用に向けた開発を進める。2025年2月には、系統用蓄電池建設プロジェクトにおいて総合支援サービスの提供を開始し、事業領域の多角化を図る。

4. 財務健全性

2025年3月期(current)の総資産は1,484,415千円、純資産は1,193,036千円で、自己資本比率は約80.37%と高い。現金及び現金同等物は821,680千円を保有し、有利子負債は45,842千円と少ない。営業キャッシュフローは67,339千円、投資キャッシュフローは25,415千円と、いずれもプラスを計上しており、強固な財務基盤と健全な経営状態を示す。

5. 株主還元

提供された情報には、株主還元に関する具体的な数値や方針の記載がない。

6. 注目ポイント

経営理念「“生活者の不利益解消”という正義を貫き、安心で豊かな暮らしの創造をめざします。」に基づき、情報格差を埋める住生活エージェントとしての役割を担う。地盤事業における「地盤改良工事の受注を目的としない地盤調査」という独自のビジネスモデルは、顧客信頼獲得に直結する競争優位性である。BIM Solution事業では、海外拠点JIBANNET ASIAを活用したBCPOサービスにより、コスト競争力とリスク分散を実現する。2025年改正建築基準法や国土交通省のBIM実装推進を成長機会と捉え、デジタルツイン技術やDX戦略を推進する。自然災害対応サービス開発や、系統用蓄電池建設プロジェクトへの参画など、新たな事業領域への積極的な展開が今後の成長を牽引する可能性を秘める。東証グロース市場の上場維持基準適合も企業価値向上への取り組みを示す。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100W64J | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
33.3B -254.1倍 22.5倍 0.0% 1,438.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 3.6B 3.2B 3.1B
営業利益 -125M 35M 30M
純利益 -127M 197M 175M
EPS -5.7 8.8 7.8
BPS 64.0

大株主

株主名持株比率
山本 強0.13%
松井証券株式会社0.04%
株式会社アートフォースジャパン0.03%
JPモルガン証券株式会社0.02%
株式会社ビクトリー0.02%
誠信GLOCAL株式会社0.01%
ナッジ株式会社0.01%
野村證券株式会社0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-03-06山本 強 1.0
2026-03-06株式会社Kaihou 1.0
2026-02-16株式会社Kaihou 9.47
2026-02-16山本 強 23.7
2024-09-09山本 強 33.17
2023-12-08山本 強 42.7
2023-12-07山本 強 42.75
2023-12-07山本 強 42.7
2023-10-13山本 強 44.11
2023-08-14山本 強 45.53
2023-06-28山本 強 46.66
2023-06-23山本 強 46.66

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-31TDNet株式会社Kaihouとの資本業務提携締結に関するお知らせ
2026-03-06TDNetHolding change by 株式会社Kaihou
2026-03-06TDNetHolding change by 山本 強
2026-02-16TDNetHolding change by 山本 強
2026-02-16TDNet株式会社Kaihouとの協議開始のお知らせ
2026-02-16TDNetHolding change by 株式会社Kaihou
2026-02-09TDNet主要株主の異動並びにその他の関係会社の異動に関するお知らせ
2026-01-06TDNet東証スタンダード市場への市場区分変更に関するお知らせ
2025-12-25TDNet(開示事項の経過)東証スタンダード市場への市場区分変更承認に関するお知らせ
2025-10-10TDNet(開示事項の経過)東証スタンダード市場への市場区分変更申請に関するお知らせ
2025-10-01TDNetテス・エンジニアリング株式会社との業務提携に関するお知らせ
2025-09-10TDNet東証スタンダード市場への市場区分変更申請に向けた準備に関するお知らせ
2025-08-26TDNetSAAFホールディングス株式会社との包括的業務提携に関するお知らせ
2025-08-01TDNet(開示事項の経過)子会社の設立に関するお知らせ
2025-07-10TDNet譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分に関するお知らせ
2025-07-10TDNetbuyback: 譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分に関するお知らせ
2025-05-14TDNet役員の異動のお知らせ
2025-05-14TDNet2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-05-14TDNet事業計画及び成長可能性に関する事項
2025-05-14TDNet特別損失(減損損失)の計上に関するお知らせ