Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

日精エー・エス・ビー機械株式会社 (6284)

日精エー・エス・ビー機械は、PETボトル等プラスチック容器製造用ストレッチブロー成形機、金型、付属機器の製造販売を単一事業とする。独自の「4ステーション方式」と「ゼロ・クーリングシステム」により、複雑容器成形、生産性・軽量化を飛躍的に向上させる技術優位性を持つ。1ステップ機分野で高評価を得、国内外で1,500件近い知的財産権を保有。海外売上高比率約9割を占め、グローバル展開。 [本社]長野県小諸市 [創業]1978年 [上場]1990年

1. 事業概要と競争優位性

日精エー・エス・ビー機械グループは、PETボトル等プラスチック容器製造用ストレッチブロー成形機、専用金型、付属機器、部品の製造販売を単一事業として展開する。海外売上高比率約9割を占め、グローバルに事業を展開。製品製造は日本とインドの連結子会社が担う。

主力は、プリフォーム成形とブロー成形を1台で行う「1ステップ方式」の成形機である。これは省エネ・省スペース・省人化に優れ、複雑で多種多様な容器の成形に適しており、主に食品、日用品、化粧品といった非飲料容器の中小ロット生産で活用される。

競争優位性は、独自の「4ステーション方式」と新技術「ゼロ・クーリングシステム」にある。4ステーション方式の温度調整機能が成形難度の高い複雑な容器成形を可能にし、ゼロ・クーリングシステムは容器の生産性、物性強度、外観品質、軽量化を同時に飛躍的に向上させる。この軽量化技術は、プラスチック材料使用量削減に貢献し、廃プラスチック問題への対策としても有効である。

同社は機械メーカーでありながら、機械・金型・成形技術の「三位一体の技術力」で顧客の容器品質を支援し、高度な要素技術を蓄積。国内外で1,500件近い知的財産権を保有し、技術的参入障壁を構築する業界のリーディングカンパニーである。

2. 沿革ハイライト

1978年11月設立。翌1979年1月には二軸延伸ブロー成形機の基本特許を取得し、技術的基盤を確立した。1980年に米国で初の海外販売現地法人を設立以降、グローバル展開を加速。1997年2月にはインドに生産現地法人を設立し、生産体制の国際化を進めた。一貫生産ストレッチブロー成形機PFシリーズなどを商品化し、2007年には世界初の全電動タイプ成形機を、2018年には新技術「ゼロ・クーリングシステム」搭載機を開発。2020年にはIoT対応の制御・モニタリングシステム「Vision1」を導入した。1990年5月に店頭登録、2013年9月に東証一部指定、2022年4月にはプライム市場へ移行した。

3. 収益・成長

同社グループは、売上総利益、営業利益、経常利益の絶対額増加と対売上高比率の均衡・良化を重要な経営指標とする。世界経済の緩やかな回復と、安全で衛生的なプラスチック容器の底堅い需要を予測。気候変動やプラスチック環境問題への関心の高まりは、環境対応技術に強みを持つ同社製品の需要を押し上げる成長ドライバーとなる。

中長期的な経営戦略として、技術面では、得意領域である非飲料容器分野において「ゼロ・クーリングシステム」の更なる深化、リサイクル樹脂や生分解性樹脂に対応した環境容器対応の強化、HDPE成形技術の確立を図る。戦略領域である飲料容器分野では、PFシリーズ(1.5ステップ機)のラインナップ強化や、PETボトルリユースを可能とする耐熱技術の進化を図り、飲料容器市場への浸透を目指す。

営業面では、ASBシリーズやPFシリーズ等の製品競争力を武器に、中南米やアジア・アフリカ等の新興国市場での顧客開拓を進め、市場シェア拡大に取り組む。また、DX戦略である成形機の制御・モニタリングシステム「Vision1」の普及促進に加え、世界各地のテクニカルサポートセンター(TSC)でアフターサービスを強化し、既存顧客の満足度向上を図る。生産面では、中長期的な事業規模拡大に備え、新工場建設の本格検討及びグループ生産体制の再構築により生産能力の増強を図り、原価低減と納期短縮を推進する。

出典: 有価証券報告書 (2025-09) doc_id=S100XB87 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
125.0B 16.2倍 2.1倍 0.0% 8,340.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 43.7B 36.8B 34.8B
営業利益 10.6B 7.9B 7.2B
純利益 7.7B 5.8B 5.1B
EPS 516.4 385.5 339.2
BPS 3,928.3 3,522.3 3,358.2

大株主

株主名持株比率
エー・エス・ビー インコーポレーテッド株式会社0.44%
日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口)0.10%
株式会社日本カストディ銀行 (信託口)0.05%
THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044 (常任代理人 株式会社みずほ銀行  決済営業部)0.03%
GOVERNMENT OF NORWAY (常任代理人 シティバンク、エヌ・  エイ東京支店)0.02%
株式会社八十二銀行0.02%
株式会社三菱UFJ銀行0.01%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505019 (常任代理人 株式会社みずほ銀行  決済営業部)0.01%
青木 高太0.01%
青木 佐知0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-09-19テンプルトン・インベストメント・カウンセル・エルエルシー 3.95%(1.17%)
2025-04-14ノルウェー銀行 3.95%(1.05%)
2024-05-17テンプルトン・インベストメント・カウンセル・エルエルシー 5.12%+1.12%
2024-04-19三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 4.17%(1.13%)
2024-03-07ノルウェー銀行 5.00%--
2024-03-04青木 大一 42.75%--
2023-08-04三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 5.30%(0.94%)
2023-04-04テンプルトン・インベストメント・カウンセル・エルエルシー 3.45%(1.79%)
2023-02-02スパークス・アセット・マネジメント株式会社 5.14%+1.14%
2022-10-04テンプルトン・インベストメント・カウンセル・エルエルシー 5.24%(1.18%)
2022-03-04三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 6.24%+1.17%
2021-09-21テンプルトン・インベストメント・カウンセル・エルエルシー 6.42%+1.39%
2021-06-21三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 5.07%+5.07%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2025-11-25TDNetIRASB機械2025年9月期 決算説明会資料6,250+0.80%
2025-11-12TDNet決算ASB機械2025年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)6,950-7.63%
2025-11-12TDNetその他ASB機械2025年9月期 決算補足資料6,950-7.63%
2025-11-12TDNetその他ASB機械投資単位の引下げに関する考え方及び方針等について6,950-7.63%
2025-09-19EDINET大量保有テンプルトン・インベストメント・カウンセ大量保有 3.95%7,210+0.28%
2025-08-07TDNet決算ASB機械2025年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)6,550+2.44%
2025-08-07TDNetその他ASB機械2025年9月期 第3四半期決算補足資料6,550+2.44%
2025-08-07TDNet業績修正ASB機械業績予想及び配当予想の修正(増配)に関するお知らせ6,550+2.44%
2025-08-07TDNetその他ASB機械自己株式の消却に関するお知らせ6,550+2.44%
2025-04-14EDINET大量保有ノルウェー銀行大量保有 3.95%4,385-0.68%
2024-05-17EDINET大量保有テンプルトン・インベストメント・カウンセ大量保有 5.12%
2024-04-19EDINET大量保有三井住友トラスト・アセットマネジメント株大量保有 4.17%
2024-03-07EDINET大量保有ノルウェー銀行大量保有 5.0%
2024-03-04EDINET大量保有青木 大一大量保有 42.75%
2023-08-04EDINET大量保有三井住友トラスト・アセットマネジメント株大量保有 5.3%
2023-04-04EDINET大量保有テンプルトン・インベストメント・カウンセ大量保有 3.45%
2023-02-02EDINET大量保有スパークス・アセット・マネジメント株式会大量保有 5.14%
2022-10-04EDINET大量保有テンプルトン・インベストメント・カウンセ大量保有 5.24%
2022-03-04EDINET大量保有三井住友トラスト・アセットマネジメント株大量保有 6.24%
2021-09-21EDINET大量保有テンプルトン・インベストメント・カウンセ大量保有 6.42%